プッシュ・モディファイアにウェイトマップを適用する

Category : DAZ Studio 4
DAZ Studio 4.5で搭載された機能にプッシュ・モディファイア(Push Modifier)があります。オブジェクトを膨らませる(頂点を法線方向へ移動する)機能で、ジオメトリシェルと組み合わせて使われたりしました。
この機能、オフセットプロパティ(Offset Distance)を調節することで膨らませる度合いを調整できるのですが、適用したオブジェクト全体に均一にかかってしまうという点で用途の限られるものでした。

ところが先日のバージョンアップ(4.6.3.50)で、このプッシュ・モディファイアの効果をウェイトマップで調節できるようになったのです。つまり、全体を均一に膨らませるのではなく、ウェイトマップを使って膨らませる場所を限定できるようになったということです。

そこで今回は、このウェイトマップド・プッシュ・モディファイアの使用例として、フィギュアに衣服を着せたときの肌の突き破り(Poke through:ポークスルー)を修正する方法をご紹介したいと思います。

Pushモディファイア SS

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テーマ : 3DCG
ジャンル : コンピュータ

Poserで使うGenesisフィギュア <衣服編>

Category : Poser
PoserでGenesisフィギュアを使えるようにしようという記事の第2回は、衣服(コンフォームフィギュア)編です。ベースフィギュアと比べ、こちらはなかなかお見せできる段階までたどり着けませんでした。実を言うと、DAZ Studio(以下DS)で使っているそのままに完全な形で衣服をPoser用に出力することはまだできません。しかし何とかPoser上でGenesisに服を着せることができるようにはなりましたので、記事の形にしました。

使用したアプリケーションとそのバージョンは以下の通りです。
 DAZ Studio 4.0.3.47 Pro
 Poser Pro2012 SR2 (9.0.2.21214)

※エクスポートしたGenesisフィギュアは、ウェイトマップの扱えるPoser 9/Pro2012以降のバージョンで読み込むことができます。
※この記事では人体と服(髪など着用できるもの全て)を分ける意味でそれぞれベースフィギュア、コンフォームフィギュアと呼んでいます。

PoserでGenesis2 SS

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Content Creator Toolkit その5:Transfer Utility

Category : Content Creator Toolkit
DAZストアではV5の登場をきっかけに、Genesis用のアイテムが増えてきました。そして、これからも増え続けるのではないかと思います(Poserでもっと楽に使えるようになれば良いのですが)。
その理由としてTransfer Utilityの存在があります。Genesis用の衣服製作を強力にサポートしてくれるツールがContent Creator Toolkit(CCT)に含まれるTransfer Utilityです。

このツールは、TriAxウェイトマップを使ったフィギュアをソースとしてスケルトンやウェイトマップ、モーフなどを抽出し、他のオブジェクトへ移植することができます。例えばGenesisフィギュアの衣服の場合、モーフを適用しない初期状態のベースフィギュアに合わせて作成した衣服モデルを用意しておけば、Transfer Utilityを通すだけで次の瞬間にはGenesisに着用が済んでいます。さらにDAZ Studio 4(DS4)にはAuto Morph Generationという機能があるので、ベースフィギュアのモーフに自動でフィットしてくれます。
今回は、Transfer Utilityを使って単純な衣服を作成してみます。

※今回の記事を書くにあたって、DAZ 3D DOCSのこのページを参考にさせていただきました。

CCT Transfer SS

※DAZ 3D DOCSサイトのURLを修正しました。(2012.2.24)

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GenesisをPoserへエクスポートする

Category : DAZ Studio 4
とうとうDAZ3Dの新フィギュアVictoria5(V5)の販売が開始されました(現在はプラチナクラブ会員限定販売です)。
このフィギュアはどういう形で登場するのかさんざん関心を引いてきましたが、やはりDAZ第5世代フィギュアGenesisのモーフの一つと捉えていいようです(ただしV5向けのチューニングは当然されているでしょう)。そのため製品はDAZ Studio 4(DS4)専用となっており、これまでのベースフィギュアのように、そのままPoserで使えるようにはなっていません。
PoserでV5などのGenesisフィギュアを使えるようにするためには、一度DS4でそのフィギュアをPoserのフォーマットで出力しなければいけません。そのためのツール『CR2 Exporter』がDS4の全てのエディションに付属するようになりました。このツールはV5の発売開始と同時にアップデートされたDS4.0.3.9から使用可能になっています。それより前のバージョンのものはウェイトマップを使ったフィギュアが出力できませんので、忘れずアップデートを行って下さい。

DS4Standardの無料期間が今月の31日までになっていますので、まだの方はこちらの入手をお忘れなく!
※2012年6月30日までに延長されました。

今回は、『CR2 Exporter』でGenesisを出力する方法を解説します。
この記事を書くにあたって、DAZフォーラムのこのトピックから見ることができるビデオと英語でのチュートリアルを参考にさせていただきました。
また、この記事の内容に関連する公式ドキュメントはコチラになります。

※『CR2 Exporter』を使って出力したGenesisフィギュアが読み込めるのはPoser9またはPoser2012となり、それ以前のバージョンでは正常に読み込めません。
※上のトピックには

* Published Artists should NOT use the exported CR2 version of the Genesis figure for creating add-ons.


と書かれてあり、CR2形式にしたGenesisの取り扱いには気をつける必要がありそうです。
※現状はなんとかPoserへ持っていけるのはベースフィギュアのみに限られます(もしかしたら現在のバージョンでも衣服もPoser上で使えるかも)。


Victoria 5

Victoria 5 Starter Bundle

Victoria 5 Pro Bundle

DAZ Studio 4.5 Pro

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Content Creator Toolkit その4:Node Weight Map Brushツール

Category : Content Creator Toolkit
DAZ Studio 4(DS4)用のフィギュア・セットアップツール『Content Creator Toolkit(CCT)』解説の第4回は、ウェイトマップを作成・編集することができるNode Weight Map Brushツールです。

DS4とともに登場したDAZ第5世代フィギュアがGenesisで、その特長としてウェイトマップが使われているという点があるのは、このブログを読んで下さっている方にはご存知のことと思います。
ウェイトマップとは、フィギュアの骨格(スケルトン)に皮膚(サーフェイス)をバインドするためのスキニング方法の一つです。マップと言ってもテクスチャのような画像ではなく、フィギュアの一つ一つの頂点が、あるボーンの動きにどのくらい影響を受けるかというパラメータを色で表現したものです。テクスチャマッピングの基準となるUVマップと同様に頂点の持つ情報の一つというわけですね。

Node Weight Map Brushツールでは、TriAxウェイトマップまたはGeneralウェイトマップの2種類のウェイトマップを扱うことができ、ビューポート上のフィギュアに直接3Dペイントを行うことができます。では、その使い方と特徴を見ていきましょう。

CCT weightmap SS

※バージョンアップにより名称が「Weight Map Brush」ツールから「Node Weight Map Brush」ツールに変更になりました。
※ツールの名称変更につき、メニューなどの変更内容を記事に反映しました。(2014.8.21)

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Content Creator Toolkit その1:ツールの役割

Category : Content Creator Toolkit
Content Creator Toolkit(CCT)はDAZ Studio 4(DS4)上でフィギュアをセットアップするためのツールです(DS4Proにも含まれています)。セットアップとは、モデリングしたキャラクターやそれに着せる服などに関節を作ることで、ポーズを取らせたり、アニメーションをさせたりできるようにするための作業です。
CCTを使えば、DSやPoser上で操作のできる従来のPoserフィギュアだけでなく、Genesis世代以降のウェイトマップ・フィギュアも作成することができます。また、既存フィギュアのDS向けの調整や、Auto-Fitツールで変換した衣服の修正にも役立ってくれるはずです。
ただし、CCTはフィギュアのセットアップを行うツールですので、すでにあるモデルに対して作業を行うという形になります。モデルの製作はobj形式での保存が可能な他のモデラーで行って下さい。

今回はまず、CCTに含まれる8つのツールそれぞれがどんなことをできるのかを、ざっくりとご紹介したいと思います。また、それぞれのツールの呼び出し方も併せて説明していきます。
もしも<使い方>の通りにメニューが無い場合は、この記事の最後をご参考にメニューの更新をやってみて下さい。レイアウトにこだわらない方は、改めて「Hollywood Blvd」や「City Limits」などのレイアウトに変更するだけでも大丈夫です。

CCT SS

※バージョンアップによるProperty Editorの変更内容を記事に反映しました。(2014.4.5)
※バージョンアップによるGeometry EditorとNode Weight Map Brushの変更内容を記事に反映しました。(2014.8.10)

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Genesisフィギュアで使われているテクノロジー

Category : DAZ Studio 4
最近になってやっとDAZの第5世代フィギュアGenesisシリーズがどんなものなのかがはっきりしてきました。DAZ Studio 4 Advanced(DS4A)の発売とともに、関連製品のリリースや他3Dアプリケーションでの扱いなど、どんどんと展開していくものだと思います。

DAZ3Dはこの下のGenesis紹介ビデオの中で、「NEW TECHNOLOGOES」として以下の7項目を挙げています。

 1) Subdivision Surfaces
 2) Versatile Mesh Design
 3) Tri-Ax Weight Map System
 4) Adaptable Joint System
 5) UV Swappable Presets
 6) Auto Morph Generation
 7) Auto-Fit Plugin


以前はそれに対応したDAZフォーラムのトピックもあったのですが、新たなトピックに上書きされてしまったようですので、こちらのDS4の新機能のトピックをご紹介しておきます。
今回は、Genesisフィギュアに使われているこれらの技術が具体的にどんなものなのか、今までのPoserフィギュアとどう違うのかを見ていきたいと思います。そしてGenesisのバーサタイルでリミットレスな凄さを見極めましょう。



※PoserでのGenesisサポートについて追記しました。
※Tri-Axウェイトマップについて追記しました。

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