Carrara8.5ベータ版でのSoftBody

Category : Carrara
Carrara8Proが登場した時に、新機能として搭載されたBullet物理エンジンについてご紹介(→記事)したことがありました。特にソフトボディは、衣服などが重力によって垂れ下がり「ひだ」を作る、クロスシミュレーションができると期待されていました。しかし、その時点では手軽に使えるとは言えない完成度だったのです。

近いうちにCarrara8.5が登場する予定のようで、Carrara8ユーザーにはベータ版がダウンロードできるようになっていることは、ご存知のことと思います。Carrara8.5で搭載される新機能は次のようなものです。
(DAZフォーラムのCarrara Discussionより。ベータ版のシリアルナンバーもここに書いてあります。)
※バージョンアップとシリアルナンバーの更新が行われましたので、リンク先を変更しました。

 ・Genesisフィギュアのサポート
 ・Content Management System(CMS)のサポート(DS4のSmart Content)
 ・Auto-FitツールによるV4用衣服などのGenesisへのコンバート
 ・Genesis用衣服のモーフを補うAuto Morph Generation
 ・新しいパラメータタブ
 ・フィギュアのリストア・メモライズ・ゼロ
 ・新しいサブディビジョン/スムーシングツール
 ・ソフトボディシミュレーションのための進化したBullet物理エンジン

主にGenesisフィギュアへの対応のためのバージョンアップのようですが、私が注目したいのは最後の項目です。もしやクロスシミュレーションがまともになったのでは!
そこで今回はCarrara8.5.0.21Betaを使ってクロスシミュレーションを試してみました。

Carrara8.5 SS

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Genesisにダイナミッククロスを着せる

Category : Dynamic Clothing
先日のDAZ Studio 4 Advanced(DS4A)およびProのオフィシャルリリース(バージョン4.0.2.55)によって、DS4でもDynamic Clothing(DC)が使えるようになりました(Standardでも)。しかもこれまでDS3では32bitWindows版しか無かったのが、64bitWindowsとMac32bit64bit(Macは未確認ですが)版のDS4でも使用可能になっています。
今回は早速ダイナミッククロスをGenesisに着せて、DS4のDynamic Clothingタブの使用感を確かめてみようと思います。
Mac版などで初めてDSのダイナミッククロスに触れる方のために書いておきますが、DS用のダイナミッククロスはDAZ3DまたはOptitexのサイトで販売されているDS専用のものしか使用することができません。まだ自作ができない状態ですが、Optitexのサイトにある無料アイテム(Freebies)だけでもかなり遊べるはずです。

DS4.0.2.55について補足しておきますと、これは購入エディション関係なく同じインストーラです。シリアルナンバーによって使える機能が制限されるようになっています。しかしStandardまたはAdvancedのシリアルの場合はProの機能が30日の体験版として動作しますので、この機会を逃さず試してみて下さいね。

DConDS4 SS

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Dynamic Clothing Control その6:Dynamic Hair

Category : Dynamic Clothing
昨年末あたりからDAZ Studio(以下DS)用のダイナミッククロス(DC)についての状況が変わってきました。プラグイン開発元と他ベンダーとのコラボレーション製品や、枕やバックパックなどの服以外のDCの登場など。そしてとうとうDCで作成された髪、ダイナミックヘアが登場しました。
今回はそのダイナミックヘアを調べるとともに、それが購入できるOptiTex社のオンラインストアについても見てみます。

ダイナミックヘア SS

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pwSketch その2:シェーダー設定

Category : pwSketch
DAZ Studio(以下DS)用のスケッチスタイルシェーダー『pwSketch』の解説第2回の今回は、このシェーダーの仕組みと設定について見ていきたいと思います。

作者によるドキュメントをこの製品をインストールしたDSランタイムの Docs\Poseworks\pwSketch\index.html から読むことができます。プロパティの変化が画像で解りやすく載っていますので、英語が読めなくても参考になると思います。

pwsketch2 SS

※この製品はDAZ Studio 4以降では動作しません。

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pwSketch その1:プリセットを使う

Category : pwSketch
今回ご紹介するDAZ Studio(以下DS)用のシェーダープラグインは『pwSketch』です。
これは、サーフェースをデッサン風にレンダリングさせるシェーダーで、レンダリング結果をあたかも木炭鉛筆やクレヨンなどの画材を使って描いたかのようにすることができます。Poserにもスケッチスタイルレンダラーが付属していますが、『pwSketch』はサーフェース毎に設定できるという長所があります。
今回は基本的な使い方と、いろんな画材をシミュレートするプリセットのご紹介です。

pwsketch1 SS

※この製品はDAZ Studio 4以降では動作しません。

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Dynamic Clothing Control その5:Ultimate Pattern Design Kit

Category : Dynamic Clothing
DAZ Studio(以下DS)のダイナミッククロス(DC:物理シミュレーションでリアルなひだを作れる衣服)は、それ専用に作られた製品群(ほとんどはプラグイン製作元のOptiTex社製)でしか動作しないものです。ユーザーからは以前から自分でモデリングしたメッシュをダイナミッククロスとして使いたいという要望がありました。しかしながら、同じく要望の多いWindows64bit版やMac版のプラグインさえもできていない状況です。そのため、DSのダイナミッククロスについて絶望的な気分になっていた方もいらっしゃると思います。

ところが最近になってOptiTex社の製品リリースが頻繁にあり、これは何か動きがあるのかなと気になっていました。そんな折に発売されたのが『Ultimate Pattern Design Kit』(UPDK)です。
この製品は、丈の調整できるドレス、ジャケット、シャツ、スカート、パンツ、ベルト、ブラ、ショーツと、いろいろな形と大きさの47種類の布がセットになっています。これが自由な形のダイナミッククロスが使いたいというユーザーへの回答の一つなのかどうかはわかりませんが、ある程度の自由度が生まれたのは確かです。
今回は特に47種類の布にターゲットを絞り、カタログ形式でご紹介していきたいと思います。

YoutubeのOptiTexDynamicClothチャンネルでは、UPDKを組み合わせてV4フィギュアに着せアニメーションさせたビデオが公開されています。どんな使い方ができるかの参考になると思いますので、一度ご覧下さい。
※この製品はDS本体に付属しているDynamic Clothingプラグインでも問題なく使用することができます。

UPDK SS

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DAZ Studioでアナグリフ立体画像を作ってみる

Category : Tips
お正月に映画『アバター』を見て来ました。そこのシネコンでは3D上映設備が整っていたので、迫力のある3D映像で見ることが出来ました。映画館では大きな3Dメガネを渡され、それをかけてスクリーンを見ると立体的に飛び出して見えるという仕組みです。どうやら上映館によって3D化の方式が違うらしいのですが、私が見たのはXpanD方式という、液晶シャッターのついたメガネで見るタイプだったようです。
家庭でも手軽に飛び出す画像が作れないかと調べた結果、今回は昔ながらの赤青メガネを使うアナグリフ方式の画像をDAZ Studio(以下DS)で作ってみることにしました(原理さえ分かれば他の3DCGソフトでも製作可能です)。

アナグリフ静止画 SS

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Dynamic Clothing Control その4:Fabric Presets

Category : Dynamic Clothing
DAZ Studio(以下DS)の『Dynamic Clothing Control』プラグインのPanelタブについては、「Dynamic Clothing Control その2:生地のプロパティ」の記事でご紹介しましたが、なかなか思い通りのひだが作れるようにならないと思います。そんな時のためにDSにはこのタブのプロパティを保存することができる機能がついており、DAZ3Dのフォーラムで主な生地の数値がプリセットとして配布されています。これらを適用することで、簡単に布の素材を変更し、実際にあるそのもののような振る舞いをさせることが出来ます。
今回は、そのプリセットの説明と、プリセットの保存と読み込みの方法の解説です。

ダイナミッククロス プリセット SS

今年の更新はこれが最後になります。年末の忙しい中、私のブログを見に来ていただいてありがとうございます。よいお年をお過ごしください。
ではまた来年~

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Dynamic Clothing Control その3:プラグインの設定

Category : Dynamic Clothing
本日はずーっとひっぱってきましたDAZ Studio(以下DS)の『Dynamic Clothing Control』プラグインについて、その設定をコントロールするPreferencesタブの内容を解説していきます。これはDSに付いてくる無料版Dynamic Clothing(以下DC)プラグインでは操作できない部分で、物理シミュレートの条件の変更や効率化ができるようになっています。

ダイナミッククロス 設定タブ SS

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V4以外にダイナミッククロスを着せる

Category : Dynamic Clothing
最近よくMiki2を使っているのですが、いろんなストアを巡ってみても、フリー素材を探してみても、V4に比べれば服などのアイテム数はすごく少ないです。そこで、今回はDAZ3Dで販売していて、DAZ Studio(以下DS)の『Dynamic Clothing』プラグインで使えるV4用のダイナミッククロス(以下DC)をMiki2に着せてみる実験です。

ダイナミッククロス Miki2 SS

※フィギュアとDCのスケール調整について追記しました。また、その方法で最後の画像もレンダリングしなおしてみました。

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ダイナミッククロスをFreezeする

Category : Dynamic Clothing
ちょっと間が空いてしまいましたが、今回は環境も新たにDAZ Studio(以下DS)のダイナミッククロスプラグイン『Dynamic Clothing』についての記事です。
DS3にバージョンアップした際に、このプラグインには新機能が追加されました(無料版有料版どちらにも)。それはDS3登場時にちょっと紹介した「Freeze Simulation」という機能です。これは、物理シミュレーションの済んだダイナミッククロス(以下DC)を小道具(Prop:階層を持たない単一オブジェクト)に変換するものです。今回はこの機能を紹介したいと思います。

Freeze DC SS

※FreezeしたDCのあるシーンを保存する時の問題点を追記・修正しました。
※カテゴリを変更しました。

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DAZ Studio 3 Advanced その4:UberAreaLightでいろんなものを光源に

Category : Advanced Tools
このブログでも紹介したことがあるのですが、同じ作者の製品で『omAreaLight light shader』というライトプラグインがありました。それと比べると、DAZ Studio 3 Advanced(DS3Adv)に搭載された『UberAreaLight』は同じエリアライトとはいえ、まったく違ったものになっています。
まず種類からして違います。『omAreaLight』はあくまでライトでしたが、『UberAreaLight』はシェーダに分類され、サーフェイスに対して適用し、それを光源に変えてしまうものです。また、『UberAreaLight』はちゃんと光源の形状がライトの範囲に影響を与えます。

エリアライトとは面光源と訳され、スポットライトやポイントライトが一つの点から光が出ているのに対し、面積を持った物体全面から光が発せられる光源です。その原理から影が必ずソフトになるという特性があります。

『UberAreaLight』の製作者によるWikiマニュアルはコチラにあります。

UberAreaLight SS

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Dynamic Clothing Control その2:生地のプロパティ

Category : Dynamic Clothing
DAZ Studio(以下DS)のダイナミッククロスプラグイン『Dynamic Clothing Control』について今回は、生地のプロパティについて解説します。Dynamic Clothingタブ内のPanelタブで表示されるプロパティについて、検証画像とともに解る限り書いていきます。

ダイナミッククロスタブ Panelタブ

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Dynamic Clothing Control その1:風になびく旗

Category : Dynamic Clothing
今回からはDAZ Studio(以下DS)の『Dynamic Clothing Control』プラグインに本格的に取り組んで行きたいと思います。これを導入することで、D|SのDynamic Clothingタブの機能が以下のように拡張されます(ここで言うタブDynamic Clothingタブ内下部にあるタブです)。

 ・Panelタブ(布素材の設定)のプロパティを編集出来るようになります。
 ・Garmentプリセット、Fabric Dynamicsプリセットが保存出来るようになります。
 ・Physicsタブ、Preferencesタブが追加されます。
 ・Physicsタブで重力の調節と風ノードの追加が出来るようになります。
 ・PreferencesタブではDrapeシミュレーション時の詳細設定ができます。

まずは風を使ったチュートリアルとして、旗をなびかせてみたいと思います。
内容の一部に、Draping With Pins (PDF)(移転先不明)を参考にさせていただいています。
基本的な使い方はDS標準ツールのDynamic Clothingタブと変わりませんので、そちらについてはこの記事を参考にしてください。

dcloth_wind_SS

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DAZ Studio Basics:タブ解説 Dynamic Clothing

Category : Basics
ご無沙汰しておりました。久しぶりのエントリーは、簡単な紹介にとどまっていたDAZ Studio(以下DS)のダイナミッククロス(DC)プラグインの解説から始めて行きたいと思います。まずはDSに標準で付いている無料版『Dynamic Clothing』タブの解説と、その機能のみを使ってDAZで売られているDC服を実際にフィギュアに着用させます。

dcloth_free SS

※DAZのアフィリエイトの仕組みの変更と共に、今回より記事最後のDAZ製品リンクのみCommission Junction社のアフィリエイトを組み込んだものにしました。随時過去記事のものも差し替えていく予定です。
※オプションメニューの項目を更新しました。

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ダイナミッククロスを操作するDynamic Clothing Controlがついに発売

Category : 製品ニュース
いつ完成するのかとDAZ Studio(以下DS)ユーザーをやきもきさせていた『Dynamic Clothing Control』プラグインがついに発売になりました。ダイナミッククロスとは、本物の布のように風にそよいだり、物にかぶさって形を浮き上がらせたりするオブジェクトです。Poserではすでにあり、DSにも実装が待たれていた機能です。

ところで、プラグイン『Dynamic Clothing』は無料で、DS(検証バージョンは2.3.3.161です)にすでに搭載されています。では今回発売された『Dynamic Clothing Control』は何なのか?これは風や重力の設定をしたり、オブジェクトにダイナミッククロスの設定をしたりするもののようです。『Dynamic Clothing』だけでは、物にかぶせてだらーんとさせることしかできません。

じゃあ、無料版プラグインでなぜ今までダイナミッククロスが使えなかったのか?それはダイナミッククロスとして設定されたオブジェクトが存在しなかったから!ということのようです。同時に発売された製品に、ダイナミッククロス設定済みの服などがありますが、これらは有料プラグインなしでも使うことが出来ます。風でなびかせたいなどという場合には必要ですが。また、衣服によっては無料版の機能だけでは満足な結果が得られない場合もあります。
今回は現在無料になっている『Dynamic Tablecloth』を使ってダイナミッククロスを体験してみましょう。


Dynamic Clothing Control

Dynamic Tablecloth


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