ファーをIrayでレンダリングするLAMH 2 Iray Catalyzer

Category : LAMH 2 Iray Catalyzer
 DAZ StudioにIrayレンダラーが実装されて以来、飛躍的にリアリティのある画像をレンダリングすることができるようになりました。特に人物の肌の質感はバージョンアップのたびに進化しています。その一方でなかなか実装以前の状態から抜け出せないのが、髪や毛といったものの質感で、他に見合ったものにするのには一苦労するところです。

 DAZ Studioで髪や毛といったいわゆるファーを扱えるようにするプラグインとしてLook At My Hair(LAMH)があり、つやつやで繊細な髪やふわふわもふもふな毛玉をレンダリングすることができました。ただし3Delightレンダラーまでの対応で、Irayレンダラーでレンダリングするにはポリゴンデータに変換する必要があり、速度的にも容量的にもかなり重く、手軽に使えるものではありませんでした。

 そんな状況の中、今回登場したのが、この『LAMH 2 Iray Catalyzer』です。
このプラグインをインストールすることで、Catalyzer対応されたLAMHモデルのファーをIrayレンダリングできます。事前変換したものに比べて取り回しが良く、正式にIrayレンダラーに対応しています。
ただし、まだ発展途上のプラグインのようで、現状LAMHで作成したファーをレンダリングできるようにはなっておらず、Catalyzer対応されたLAMHモデル商品のみの対応(Alessandro_AM氏のLAMHモデル商品はすでにアップデート済)となっています。

LAMH2Iray SS

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テーマ : 3DCG
ジャンル : コンピュータ

Look At My Hairが1.5にバージョンアップ

Category : Look At My Hair
DAZ Studio 4.5用の「ファー」プラグイン『Look At My Hair(LAMH)』が1.5にバージョンアップしました。
フリー版のLAMH『LAMH Player』が登場して、その同等機能を含んだLAMHが近々リリースされるかもと書いたのが1年近く前ですから、本当に待たされたバージョンアップでした。

今回のバージョンアップは購入者には無償で提供されており、Install Managerにも対応しました。
バージョンアップする方は、前バージョンのアンインストールと、フリー版のアンインストールをしたあとに、Install Managerにてインストールするのが良いかと思います。
念のため、自分で保存したプリセットのバックアップはお忘れなく。


Look At My Hair

バージョン1.5での新機能は次のようなものです。
フリー版ですでに取り込まれた機能も含みます。

・ファイバーヘア
外部ツールでレンダリングしたい場合や、外部形式で出力したい場合にファイバーヘアとして出力。
従来のobj出力に比べると、ファイルの容量を減らすためのモデルの簡略化(compression)オプションが追加されている。
 →FIBERHAIRボタン

・フリー版と同じ機能を持ったLook at my Hairタブを実装
DAZ Studio上でプリセットの適用、ファーの調整、ファーのプレビュー等ができる。
 →Look at my Hairタブ

・マルチフィギュア対応
シーンにあるそれぞれのフィギュアにファーを生やせられる。

・LAMHウィンドウ上でのフィギュアの切り替え
それぞれのフィギュアについてビューポートの状態などを記憶しているので、複数のフィギュアを切り替えながらの編集作業がスムーズにできる。

・インタラクティブ同期
DAZ Studioのビューポート上で、ファーオブジェクトがフィギュアのシェイプやポーズの変化に追従する。
また、LAMHウィンドウのビューポートでもDAZ Studio上でのフィギュアの状態が反映される。

・Human Hair Shader
人の髪に適したマテリアル・シェーダ「Human Hair Shader」の追加。

・GeoGraftingのサポート
フィギュアの一部を別のフィギュアとシームレスに入れ替えるGeoGrafting機能の大部分をサポート。

・制御点の固定
ファーのヘアポイントを固定する?詳細不明。

・テクスチャ・コントロールの強化
体表のテクスチャの色を反映するの設定とは別に、テクスチャによるファーの色の制御が可能に。

・LAMHビューポートに床面を追加
地面に着いた長髪を想定したスタイリングができるように床面を表示。
 →設定ウィンドウのEnable Viewport Grid

・SubSurfaceシェーダの直接サポート
詳細不明。

・.DUF形式のサポート
DAZ Studioでのシーン保存ができるようになった。

・カスタム密度マップの保存・読み込み
好きなペイントツールで描いたものと、LAMHのPAINTモードとの連携。

・作成ツールバー
キーボードショートカットで操作していた機能のツールアイコン化。

・マルチ・ヘアポイント設定
Shaveグループ毎にヘアポイント(ガイドヘアの制御点)の数を10~100の範囲で設定できるように。
 →STYLINGモード、ファーの長さの設定の隣

・スポットレンダのフルサポート
スポットレンダツールでのレンダリングができるようになった。

・ファーの本数のプリセット
専門の解剖学あるいは生物学の参考文献から設定した、人間の髪の本数のプリセットを用意。

・ファーの色のプリセット
人間の髪に合った、毛の根元と毛先の色の20種類以上のプリセットを用意。

・新ツール
投げ縄毛包選択、投げ縄カット、ブラシサイズ/強度調節のスライダー、アンドゥ/リドゥボタン、ガイドヘアの全選択/選択の反転、ガイドヘアの表示色と太さの変更

               ***

このバージョンアップにより、フリー版のプラグインと入れ替えながら使うということをしなくて良くなったのはうれしいですね。ただ、PC環境の問題かも知れませんが、LAMHウィンドウがDAZ Studioを巻き込みながらよく落ちます。
プリセットを読み込む場合は、タブで読み込んでおいて、そこから「Show LAMH Editor」でLAMHウィンドウを立ち上げて編集というのが安定しているようです。

詳細不明な項目については、今週中?にリリース予定のバージョン1.5用のドキュメントで判明するでしょう。


テーマ : 3DCG
ジャンル : コンピュータ

『Look at my Hair FREE Player』が正式リリース

Category : 製品ニュース
以前ご紹介したDAZ Studio 4.5用のファープラグイン『Look At My Hair』(LAMH)のフリー版が『Look at my Hair FREE Player』(LAMH Player)として正式にDAZストアにてリリースされました。

Look at my Hair FREE Player

Sasquatch

使い方などは前の記事をご参照下さい。
バージョンは1.0.5となっており、前の記事のバージョン1.0.2で気になった点をチェックしてみると、以下のような点が修正・変更されていることがわかりました。

 ・プラグインファイル(dll)がLAMHフル版と同じ名称になった
 ・Thickness(毛の太さ)が正常に反映されるようになった
 ・アニメーションレンダリングが可能になった
 ・シーン保存ができるようになった

まずThicknessについてですが、数値を入力したらEnterキーを押して確定させるようにしておいたほうが良さそうです。LAMHの時もそうでしたけどね。
また、アニメーションレンダリングと言っても、風になびいたりするわけではありません。アニメーションレンダリング中に、適用先のフィギュアの動きにちゃんと追従するようになりました。
シーン保存を試してみたところ、読み込んでみるとダメだったり、LAMHオブジェクトの階層構造がおかしくなってしまう場合がありました(DS4.5.1.56)。もしかしたら、現在ベータ版として出ているDS4.5.2.40なら大丈夫なのかもしれません。

LAMH PlayerはLAMHを上書きする形でインストールされますので、LAMHをインストールしていて、先にLAMH Playerを試したいという方は、LAMHをアンインストールしてからLAMH Playerをインストールするようにして下さい。
おそらく近いうちにLAMH Playerの機能を含んだフル版としてLAMH1.1がリリースされるでしょう。
ベータ版のLAMH Playerをインストールしている方も、そのファイルを削除してからインストールするようにして下さい。

同時にリリースされた『Sasquatch』という雪男キャラクター(Genesisのキャラセット)は、DAZ Studioの場合はLAMHまたはLAMH Playerで体毛を生やすようになっています。無料で使えるLAMH Playerの存在により、こういう展開も可能ということですね。

テーマ : 3DCG
ジャンル : コンピュータ

Look At My Hair その4:ファープラグインのフリー版『LAMH Player』

Category : Look At My Hair
このブログで以前ご紹介したDAZ Studio 4.5用のファープラグイン『Look At My Hair』(LAMH)の無料版が開発されています。その名も『LAMH Player』で、LAMHからファーの作成機能を取り除いたものになっています。

『LAMH Player』を使えば、LAMHを買わなくてもLAMHで作成されたプリセットをフィギュアに適用しファーをレンダリングすることができます。さらにDSのタブとしてファーのパラメータ編集機能が用意されており、LAMHよりもレスポンス良くファーを扱うことができるようになっています。

また、人の髪に適したシェーダーとして「Human Hair Shader」が追加されており、髪の質感を誰でもレンダリングすることができるようになっています。

今回は、『LAMH Player』の使い方の簡単なご紹介と、「Human Hair Shader」でのレンダリングがどのようになるかを見ていきます。

※正式版がDAZストアにてリリースされました。(2013.4.28)

LAMHPlayer SS

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Look At My Hair その3:毛玉を作る

Category : Look At My Hair
DAZ Studio 4.5用のファープラグイン『Look At My Hair(LAMH)』の解説第3回です。
前回が機能の説明だけだったので、今回は実際にそれらの機能を使ってみるチュートリアルの形で書きたいと思います。まずは簡単なものからということで、球体に毛を生やしただけの毛玉を作ります。

LAMH3 SS

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Look At My Hair その2:各モードの機能

Category : Look At My Hair
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
DAZ Studio 4もやっと仕様が安定して、さらにSDKの公開によりさまざまなプラグインも登場するようになりました。それに負けないように今年も、もっとブログを充実させていきたいと思っている次第です。ごひいきにお願いいたします。

さて、前回に引き続きDAZ Studio 4.5用の「ファー」プラグイン『Look At My Hair(LAMH)』の使い方を見ていきましょう。今回はLAMHの各モードの機能説明です。

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Look At My Hair その1:プリセットで動物をふさふさにする

Category : Look At My Hair
人の髪の毛や動物の毛皮など、毛を3DCGで表現するのは困難です。毛を一本一本モデリングするのは大変な作業なので、テクスチャマッピングを透明度に使ってエッジをギザギザにしたり、ディスプレイスメントに使って凹凸を作ったりするテクニックが使われます。それらの方法に対して、3Dモデルに毛を一本一本生やしレンダリングしようというのが「ファー(fur)」と呼ばれるものです。

『Look At My Hair』(LAMH)はDAZ Studio 4.5で使用できる「ファー」プラグインです。
LAMHでは次のようなことができます。

 ・フィギュアや小道具にファーを生やす
 ・ポリゴン指定または密度マップによる生やす場所(follicle:毛包)の指定
 ・ガイドヘアを使ったファーの調髪
 ・専用シェーダー(3種類)の適用
 ・Renderman curve(ライン)またはポリゴンメッシュでのファー出力
 ・プリセットデータの保存・読込
 ・毛の代わりに指定したオブジェクトのインスタンスを生やす

プラグイン製作者による公式サイトには、チュートリアルビデオやサンプル画像、市販フィギュアに対応したプリセットデータなどが充実しています。
今回はそのプリセットデータを使って、DS4.5でファーをレンダリングしてみます。

LAMH SS

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