DAZ Studio 4(以下DS4)の
Smart Contentタブでは、マシンにインストールされたコンテンツをサイドメニューや検索ワード、選択オブジェクトによってフィルタリングし、条件に合ったアイテムのみをリストアップすることができます。例えば、
ビューポートのGenesisフィギュアをクリックして選択すると、それに適用できるマテリアルや衣服やポーズ、髪などに表示が絞られます。Genesisに着せた衣服を選択すると、その衣服に適用できるマテリアルなどに表示が絞られます。
膨大な量のコンテンツを
Content Libraryタブから探し出すのに比べれば、この機能はとても便利なものです。しかし現在これが正常に動作するのはDS4インストール時に一緒に入るコンテンツのみで、過去に購入したV4アイテムなどでは動作しません。その原因は各アイテムに設定することのできる「メタデータ」という情報が不足しているためです。
DS4が正式公開されてから1ヶ月以上経ちますが、過去のDAZ製品のメタデータが配布されたという話は聞こえてきません。無ければ作ろうということで、今回は「メタデータ」を設定する方法をご紹介します。
コンテンツの整理と言えば、DS3には
Contentタブにコンテンツビューがありました。このブログでも
記事にしたことがあります。これもDS4になってそのカテゴリ分けが全般的に変わってしまってしまったために、DS3のものを移行していいものかどうか迷っている方もいらっしゃると思います。
今回はとっかかりとして、DS3でカテゴリ分けをしていた方が、DS4にそのデータを移行して
Smart Contentタブでそれらのアイテムからフィルタリング表示できるようにします。
ちなみにContent Management Service(CMS)とは、インストールされたコンテンツのデータベースを管理する常駐サービスです。これが動いていないと
Smart Contentタブは使用できませんのでご注意下さい。
今回の記事を書くに当たって、DAZフォーラムのトピック
「DS4 Tutorial: Adding meta-data to existing files」を参考にさせていただきました。

※ベースフィギュアの場合の設定項目を追加しました。
※Smart Contentタブにアイテムが表示される条件を見直し、タイプの設定の項目を追記しました。
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