aniMate2 その3:マルチトラック編集

Category : aniMate
DAZ Studio(以下DS)用のノンリニア・アニメーション・ツール『aniMate2』の連載第3回は、お待たせしましたマルチトラック編集についてです。
『aniMate2』でのマルチトラック編集とは、1つのフィギュアまたはオブジェクトに対して複数のアニブロックを重ねてモーションをミックスすることです。動画やDTMなどのマルチトラック編集のように、モーションの塊であるアニブロックを多層で編集するわけです。
例えば、歩くモーション+前かがみのポーズ=前かがみで歩く、とか、歩くモーション+手を振るモーション=手を振りながら歩く、というようなことができます。

さらにマルチトラック編集をすることによって、アニブロックの汎用性、利便性はさらに高くなります。
まばたきや口パクなどの局所的な動き、髪や衣服のすそがなびくなどの2次的な動き、何度も発生する動きをアニブロック化し、必要なだけそれをサブトラックのタイムライン上に並べてやればよいのです。

今回はマルチトラックの扱い方と、それを使った合成モーションの例をご紹介します。さらに、連載第1回で不完全だったV4用アニブロックのGenesisへの流用に再挑戦します。

aniMate2 SS

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テーマ : 3DCG
ジャンル : コンピュータ

aniMate2 その1:キャラクターを歩かせる

Category : aniMate
DAZ Studio(以下DS)でアニメーションを作成するツールとして、通常のタイムライン(Timelineタブ)の他に『aniMate2』があります。
『aniMate2(アニメート2)』はデータをaniBlock(アニブロック)と呼ばれる単位で持ち、それをタイムライン上に並べることでアニメーションを作成する、ノンリニア・アニメーション・ツールです。すでに用意されているアニブロックや、DAZストアで販売されているそれを使うことで、キャラクターに簡単にアニメーションをさせることができます。

この『aniMate2』はDS本体にaniMate2タブとして最初から付属しているのですが、有料プラグインの体験版として1ヶ月間無料で使えるようになっています。しかし、それは初めてDSを起動した日から始まってしまうので、なかなか無料期間のうちにそれを使えるようになるユーザーはいないのではないでしょうか。
無料期間の終了したaniMate2はaniMate Lite(aniMate Liteタブ)として機能制限付きで動作します。


aniMate2

aniMateについては過去にキャラクターアニメーションの作成の流れでご紹介したこともありますが、あれからバージョンやメインストリームのフィギュアも変わっていますので、aniMate2の連載として改めて最初から使い方をご紹介したいと思います。
今回の内容はaniMate Liteにも対応します。

※Smart ContentタブおよびContent Libraryタブに表示されないアニブロックについて追記しました。(2013.10.31)

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テーマ : 3DCG
ジャンル : コンピュータ

Light Dome PRO - R その3:フォトレタッチソフトでの調整

Category : Light Dome
DAZ Studio 4.6用の野外ライトセット『Light Dome PRO - R』は、今月のバージョンアップでめでたくフリーのフォトレタッチソフト『GIMP2』に対応しました。
これまで『Light Dome PRO - R』でレンダリングした画像は『Photoshop』のアクション機能を使って合成する必要がありました。この工程を代わりに『GIMP2』でできるスクリプトが、バージョンアップにより付属したわけです。

そこで今回は、『GIMP2』でのレンダリング画像合成の手順をご紹介するとともに、『Photoshop』または『GIMP2』でできるライトの調整について調べました。

※メインファイルとPhotoshop用ファイルも更新されていますので、そちらも再度インストールが必要です。
※バージョンアップ後に過去のバージョンで保存したシーンを読み込むと、スカイドームが読み込まれないエラーが出てしまいますので、一度LDP-R関連のオブジェクトを削除したのち再び「Add LDP-R」して下さい。

LDPR SS3


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テーマ : 3DCG
ジャンル : コンピュータ

CarraraでGenesisフィギュアを使う

Category : Carrara
Carrara 8.5での主要なバージョンアップ項目として、GenesisおよびGenesis 2フィギュアの読み込みに対応した点があります。
DAZのGenesis以降のフィギュアはそれまでのものと違い、ジョイント・パラメータの変更を伴うモーフや、TriAxウェイトマップ(3軸別+αのウェイトマップ)、UVセットの切り替えなど、アプリケーション側の対応が必要なものを多く含みます。そのため8.5へのバージョンアップは、それらへの対応のためのものだったと言えます。

そしてもう一つ、コンテンツブラウザとしてDAZ Studioと同じくSmart Contentに対応しました。
これはDAZストアで販売している製品に付属している情報(メタデータ)を取り込み管理するCMSとアイテムの情報をやり取りし、個々のアイテムをカテゴリ別に表示してくれるものです。

今回は、Carrara8.5でのGenesisフィギュアの扱い方について調べました。同時にSmart Contentの実装についても調べています。

carrara8.5Gen SS


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テーマ : 3DCG
ジャンル : コンピュータ

キャラクターセットを読み込みやすくする

Category : Tips
GensisフィギュアやGenesis2Femaleフィギュアをベースとするキャラクターセットは、いろいろなベンダーから多数出ています。同じGenesisをベースとしていても、キャラクターセットによってそれが全く違ったキャラクターに変化するのがデジタルフィギュアの魅力です。

そのキャラクターセットを使うためには、基本的には次の手順になります。すなわち、ベースフィギュアを読み込み、キャラクターセットに含まれるモーフ(シェイププリセット)とマテリアル(マテリアルプリセット)を適用します。
ところが、Genesis用、Genesis2F用に販売されているキャラクターセットの中には、アイテムを1つ読み込むだけでそのキャラクターセットを適用したフィギュアが出現するものがあります。これは、DAZ Studio 4.5から導入されたDSON形式のキャラクタープリセットを使っています。

DS4.5以降のキャラクタープリセットは、ベースフィギュアの読み込みとシェイププリセット、マテリアルプリセットの適用まで済ましてくれるスグレモノです。
今回は、キャラクタープリセットが付属していないキャラクターセットについて、それを作って読み込みやすいようにしようという、ちょっとしたTipsをご紹介します。
同時にSmart Contentタブでのカテゴリの追加の手順もご紹介します。

※Poser Companionファイルの作成手順を追記しました。(2013.9.4)

キャラクタープリセット作成 SS


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テーマ : 3DCG
ジャンル : コンピュータ

Subsurface Shader Base その1:使い方

Category : Subsurface Shader
DAZ Studio 4.6 Proの正式リリースと同時に公開になったシェーダが『Subsurface Shader Base』です。
その名の通り、Sub-Surface Scattering(SSS:表面下散乱)を得意とするシェーダで、ロウや牛乳、人の肌など質感を描写することができます。
『Human Surface Shader』、『UberSurface』、『pwSurface』など他にもSSSが表現できるシェーダはありますが、『Subsurface Shader Base』は多彩なプロパティを用意することで、SSS効果の強度調整がしやすいという特長があります。

『Subsurface Shader Base』はDS4.6に含まれるプロダクトという位置づけのようで、無料でダウンロードすることができます。

今回は『Subsurface Shader Base』の基本的な使い方と、そのプリセット集である『Subsurface Gummy & Plastic Shaders』(こちらは有料です)について説明したいと思います。

SSShader SS

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テーマ : 3DCG
ジャンル : コンピュータ

エリアライトを使った環境ライトセット『Ring of Light』 (DAZ Studio編)

Category : その他ライト
『Ring of Light - Environment Lighting』は、シーンを周囲360度から照らしてくれる環境ライトセットです。
DAZ Studio(以下DS)とPoserのどちらでも使えます。

シーン全体を大きなリング(ふたのない円柱)で囲み、そのリングが発光することでリング内のオブジェクトを照らすようになっています。この効果を出すために、PoserではIDLを、DAZ Studioではエリアライト(UberAreaLight)が使われています。

このライトセットの特長として、以下のようなものがあります。

 ・オブジェクトを周囲360度から照らす
 ・同時にやわらかな影を作り出す
 ・背景テクスチャとそれに合わせた12種類のライトプリセット
 ・ライトパラメータの調整には、色・強度・主光源の方角・影の品質・リングのサイズなどのプリセットを適用するだけ

PoserのIDL照明と似た効果を出すためにDSではエリアライトを使っている、という点が非常に興味深いところです。
今回は、このライトセットがどのようなものか、どんなシーンに適しているかを調べてみました。
※今回はDS用の内容です

ROR SS

※各アイテムのパスを修正しました。(2014.11.11)

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テーマ : 3DCG
ジャンル : コンピュータ

Look At My Hair その4:ファープラグインのフリー版『LAMH Player』

Category : Look At My Hair
このブログで以前ご紹介したDAZ Studio 4.5用のファープラグイン『Look At My Hair』(LAMH)の無料版が開発されています。その名も『LAMH Player』で、LAMHからファーの作成機能を取り除いたものになっています。

『LAMH Player』を使えば、LAMHを買わなくてもLAMHで作成されたプリセットをフィギュアに適用しファーをレンダリングすることができます。さらにDSのタブとしてファーのパラメータ編集機能が用意されており、LAMHよりもレスポンス良くファーを扱うことができるようになっています。

また、人の髪に適したシェーダーとして「Human Hair Shader」が追加されており、髪の質感を誰でもレンダリングすることができるようになっています。

今回は、『LAMH Player』の使い方の簡単なご紹介と、「Human Hair Shader」でのレンダリングがどのようになるかを見ていきます。

※正式版がDAZストアにてリリースされました。(2013.4.28)

LAMHPlayer SS

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キャラクターに使われているモーフを確認する小技

Category : Tips
今回はちょっとしたTipsです。
Genesisのキャラクターセットあるいはキャラクターシェイプを購入した時に、どのモーフが使われているのかなと気になることがあります。

DAZ Studio 4.5のShapingタブParametersタブといった、パラメータを編集するためのタブにはサイドメニューに「Currently Used(使用中)」という項目があり、変更したパラメータをリストアップしてくれます。
そこで、Shapingタブの「Currently Used」を見ればいいのでは、と言いたい所ですが、キャラクタープリセットまたはシェイププリセットを適用した後にここを見ても何も表示されません。

今回のTipsは「キャラクタープリセットに含まれるモーフを確認する方法」です。

Default SS

※対処法の最後を少し変えました。(2013.2.4)

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ジオメトリシェルで簡単ボディスーツを作る

Category : DAZ Studio 4
DAZ Studio 4.5の新機能として、インスタンス(Instance)と並んでジオメトリシェル(Geometry Shell)が追加されました。
簡単に言うとマテリアルの変更できるインスタンスなのですが、他にも結構面白そうな特長を持っています。

今回は、ジオメトリシェルを使ってGenesisにピッタリフィットするボディスーツを作ります。また、他にもどんなことに使える機能なのかを考えていきます。

※インスタンスについてはコチラの記事をご参照下さい。

ジオメトリシェル SS

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Poser Companionファイルを作る

Category : Tips
『Poserで使うGenesisフィギュア <DSON Importer編>』でご紹介したDAZ StudioとPoser両対応のGenesis関連製品にはPoser Companionファイルというものが付属しています。
詳しくはその記事をご覧いただきたいのですが、そういう製品はDAZストアにはまだ219個(11.22現在)しかありません。これはつまりDAZ Studio 4.5以降のDSONフォーマットバージョン0.6.0.0のファイルで保存されており、Poserの『DSON Importer』でも動作確認がとれたものがその数だということです。ということはそれ以外のGenesis用コンテンツはDAZ Studio 4対応のDSONフォーマットバージョン0.5.0.0またはDAZスクリプト(いわゆるLegasyフォーマット)の製品になります。

今回はそれらのLegasyフォーマットのままのコンテンツをDS4.5で保存し直し、さらにPoserのライブラリパレットから読み込めるようにPoser Companionファイルを作る方法の解説をします。

この記事に関連したDAZのドキュメント・センターのページはコチラになります。

PoserCompanion SS

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Poserで使うGenesisフィギュア <DSON Importer編>

Category : Poser
DAZの『DSON Importer』の登場により、Poser上で簡単にGenesisフィギュアを読み込めるようになりました。これまでご紹介してきたCR2エクスポーターによる方法とは違い、こちらはDAZ Studio 4.5以降の標準(フォーマット自体は4.0から採用)であり、Genesisフィギュアに使われているDSONフォーマットのファイルをPoserで直接読んでしまおうという方法です。

今回は、『DSON Importer』を使ってPoser上でGenesisフィギュアを扱う方法、そしてこれまでのCR2エクスポーターで変換したものとの違いを見ていきたいと思います。

DSONImporter SS

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Poser用のDSONインポーターが登場

Category : 製品ニュース
大変喜ばしいことに、とうとうPoserでストレスなくGenesisフィギュアを扱えるようになる日がやってきました。
DAZ Studio 4.5で標準フォーマットとなったDSONフォーマット(.duf、.dsf)を直接Poserで読み込むためのインポーターがDAZストアにて販売開始になったのです。しかも期間限定で無料となっています。

DSON Importer for Poser

ただしGenesisフィギュアはウェイトマップを使っていますので、Poser 9またはPro 2012への対応となっています。オフィシャルのユーザーガイドはコチラで見ることができます。

製品を構成するのは次のファイルです。
DSON_Importer_for_PoserDSONインポーター本体
14812_GenesisStarterEssentials_x.x_trxGenesisを含むコンテンツ。DS4.5をインストール済みの場合はインストールの必要はありません。
14812_GenesisStarterEssentialsPoserCF_x.x_dpcPoserからGenesisを含むコンテンツを読み込むためのファイル。Poser9以降のSSSに対応したマテリアルファイルなんかも入っています。

GenesisStarterEssentialsGenesisStarterEssentialsPoserCFは同じ場所にインストールして構わないと思います。DS4.5をインストールしなくても大丈夫です。これまでにDS4以降をインストールしている方はDS4.5.1.6以降にバージョンアップした上で、同じコンテンツディレクトリにGenesisStarterEssentialsPoserCFの方をインストールすると良いでしょう。
DSONインポーターとは言ってもユーザーがPythonスクリプトを実行する必要はなく、ライブラリパネルからGenesisフィギュアなどを直接読み込むことができます(ランタイムの登録をお忘れなく)。

また、PoserでGenesisを扱う上での懸念事項だった、以下の問題もクリアしています。

 ・サブディビジョンサーフェイスへの対応
  (BodyにあるMesh Resolution>SubDivision Level
 ・服に無いモーフの生成
  (Scripts>DSON Support>Transfer Active Morphs

Genesisが登場してから私はPoserでの運用状況を追ってきましたので分かりますが、PoserとDSの数回のバージョンアップを経てやっと今回DSONインポーターを出せるようになったと思われます。特に最後の大きなステップはDS4.5の登場でした。
DSONインポーターを意識することなく直接フィギュアなどを読み込めるような仕組みになっていますので、これからはコンテンツクリエーターからも両対応の製品が出しやすくなったのではないでしょうか。
DAZストアのこのカテゴリの製品は両対応済みです。

DS4.5、Poser両対応の製品(Genesis世代以降)について、一つのコンテンツについて6つのファイルがダウンロードできます。ダウンロードすべきファイルはまずWin用かMac用かで半分になり、あとはダウンロードリストの名前についている単語で次のように分かれます。

 DSON Core - DS4.5、Poser
 Poser Companion - Poser
 Legasy - DS4


DS4.5のみで使う場合はDSON Coreを、Poserで使う場合はDSON CoreとPoser Companionをダウンロードすれば良いということですね。

ところでGenesisStarterEssentialsに含まれるファイル以外のフィギュアなどはPoserで読み込めるようにできないのでしょうか?これも対応方法が示されています。
DS4.5.1.6ではContent Libraryタブのオプションメニューに「Create Poser Companion Files」というのが追加されており、DSフォーマットのファイルをPoserで読み込めるようにCR2ファイル等を生成することができます。ただし、DS4.5で追加されたdufファイルにしか対応していないようです。

まだ出たばかりなので私もあまり試せていないのですが、Poserでサブディビジョンサーフェイスで細分割されたV5をレンダリングしたり、DS4.5用のフルウェイトマップドフィギュアをCreate Poser Companion FilesでCR2ファイルを生成して読み込ませたりできました。これまでの変換方法に比べ実にスムーズです。細かい使用法などについては改めて記事にしたいと思います。



DS4.5でのLIE

Category : Layered Image Editor
DAZ Studioでレイヤー付き画像ファイルを扱うためのツールLayered Image Editor(LIE。面倒なのでMultiを抜いた呼称で統一していきます)は、DS4.5から少し仕様が変わりました。これは標準ファイル形式がこれまでのDAZ ScriptからDSON(.duf)に変更になったことの影響です。さらにLIEではこれまで使っていた.dsiファイルを使わなくなり、テクスチャファイル指定部分に直接レイヤー構造を記述するようになりました。

今回は、DS4.5でLIEの使い方がどう変わったかについて調べていきたいと思います。

LIE2 SS

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Map TransferでテクスチャのUVを変換する

Category : Advanced Tools
Genesisフィギュアは複数のUVセット(UV座標:テクスチャを貼り付ける基準となる座標系)を持つという特長があります。例えばマテリアルプリセット「Sample Lana - No Gen」はVictoria 4UVセットが使われますし、「V5 Bree All」はVictoria 5UVセットが使われます。この設定はマテリアルプリセット自体に含まれますので、普段ユーザーがそれを気にすることはありません。

ところでDAZ Studio 3 Advancedで搭載されたMap Transferという機能があります。過去の記事でもご紹介していますが、これはUVセットを変換する機能です。記事の時点ではユーザーにはあまり必要の無いものでしたが、Genesis世代になり、その有用性が出てきました。例えばフィギュアのテクスチャに描かれた下着などのVictoria 4用のセカンドスキンをVictoria 5用のマテリアルで使いたいという場合、そのままではずれてしまいます。そこでMap Transferを使ってセカンドスキンのテクスチャを変換してやれば、Victoria 5用のマテリアルにずれずに重ねることができます。

今回はDS4でのMap Transferの使用法を改めてまとめてみたいと思います。
少し前にこの記事を書こうと思っていたのですが、DS4.0では変換品質の設定がなぜか反映されなかったので保留していました。今回再びDS4.5で試したところ、直っていましたので記事にしました。

maptransfer2 SS

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インスタンスを使ってオブジェクトを複製する

Category : DAZ Studio 4
DAZ Studio 4.5の新機能として、インスタンスというものがあります。これはオリジナルとなるオブジェクトと全く同じジオメトリとマテリアルを持ったコピーを作成する機能です。同じオブジェクトをもう一つ配置する(区別するためにデュプリケートと呼びます)のと違い、インスタンスはこれらのデータについてオリジナルを参照します。そのため、インスタンスをたくさん配置しても、PCのメモリを圧迫することはないという利点があります。

この特性から、インスタンスは地面に木をいっぱい生やしたり、町並みを組み立てたり、群集を並べたりといったことに使われることが多いです。
今回はインスタンス活用のとっかかりとしてインスタンスの作り方をご紹介し、そしてデュプリケートとの違いを検証してみたいと思います。

インスタンス SS

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Atmospheric Cameras その1:Volume Camera

Category : Atmospheric Cameras
DAZ Studio(以下DS)の標準機能にないものとして、霧やもやといったボリュームのレンダリングがあります。それを補うものとして私のブログでは『Mood Master(DS4非対応)』『UberVolume』といった製品やShader Mixerによるカスタムシェーダーをご紹介してきました。これらを使うことで、レンダリングに空気感や奥行きを加えることができます。

今回ご紹介する『Atmospheric Cameras for DAZ Studio』は、DS3&DS4で使うことができる、特殊効果をレンダリングに加えるカメラのセットです。Colorize Camera(色調補正)、Depth Camera(Zデプスマスク作成)、Fog Camera(フォグ)、Volume Camera(ライトのボリューム)の4種類のカメラが用意されており(全てにVignette:ビネット効果プロパティあり)、シーンのカメラと取り替えるだけで効果を発揮します。また、その設定もプリセットファイルとして多数用意されており、誰でも簡単に自分のレンダリングに特殊効果を付け加えることができます。
Shader Mixer製でありながら、プロパティがわかりやすくまとめられているのもオススメできる点です。

4つの特殊効果カメラのうち、今回はVolume Cameraについて検証したいと思います。実は1つの記事にまとめる予定だったのが、長くなってしまったので分けることにしました。

Atmospheric1 SS

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肌をフレッシュにするマテリアルプリセット Interjection

Category : Human Surface Shader
DAZ Studio(以下DS)用のマテリアルシェーダーHuman Surface Shader(HSS)とその進化型Uber Surface Shader(USS)には光の表面下散乱:Sub-Surface Scattering(SSS)を表現するためのプロパティがあります。これはDAZのEliteシリーズ以降、V4M4やGenesis用のDSマテリアルにはよく使われています。最初は色と強度だけだったのが、最近のEliteマテリアルではそれぞれにテクスチャマッピングが用いられるなど、その設定も高度化しています。

今回ご紹介する『Interjection - Surface Injections for DAZ Studio』は、SSSに使われるテクスチャとパラメータ設定のプリセットをパッケージングしたものです。これを使うことでSSSの効果の強弱がダイナミックに出るようになり、キャラクターの肌はよりリアリスティックに、より生っぽくなります。この製品はDAZのフィギュアVictoria 4、Michael 4、Genesis(V4、M4、V5のUVセット)用で、HSSまたはUSSをシェーダーとしているマテリアルプリセットに対応しています。
また、同系製品である『Interjection Booster Shot One』はDAZのGenesis(M5、HitomiのUVセット)用で、HSSまたはUSをシェーダーとしているマテリアルプリセットに対応しています。
これらの製品自体には人肌のテクスチャなどは付属していませんのでご注意下さい。

作者によるプロモーションビデオチュートリアルビデオがYoutubeにアップされています。興味のある方はまずプロモーションビデオの方をご覧下さい。こちらはDAZストアの製品ページからも見れるようになっています。

余談ですが、Poser 9/Pro2012で搭載されたSSSのように、光がにじみ出ているような効果はDSのHSSおよびUSSのSSSでも表現されています。ただ、SSS強度をかなり上げないとそれがはっきり分かるレベルにはならないため、なかなか同じようにはいきません。でも可能性は残っていますよ~。

Interjection SS

※『Interjection Booster Shot One』の修正ファイルのダウンロードリンクを追加しました。(2012.5.21)
※レンダリング画像を追加しました。(2012.5.23)
※バージョンアップによって修正された部分を訂正しました。(2013.3.22)

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3D Photoshop Bridge その2:3Dレイヤーでペイントする

Category : 3D Photoshop Bridge
DAZ Studio(以下DS)を画像編集ソフトPhotoshopと連携させるプラグイン『3D Photoshop Bridge』のご紹介の第2回は、Photoshopに3Dモデルを取り込む機能についてです。これは3Dレイヤーの扱えるExtended版のPhotoshopでのみ有効になる機能です。私が普段使っているのはCS5の通常版なのですが、5月11日に発売開始となるCS6のベータ体験版(Extended)を試用中でもありますので、この機会に3Dレイヤーを試してみました。

まず最初にお断りしておきますが、今回の記事に関連する『3D Photoshop Bridge』のメニュー「Export Scene as U3D」「Export Scene as DAE」は、DSで保存したシーンファイルをPhotoshopで開くというだけの機能で、それ以上でもそれ以下でもないことがわかりました。それぞれUniversal 3D(U3D)、COLLADA(DAE)という3Dファイルフォーマットを使用します。

『3D Photoshop Bridge』の機能説明としてはこれだけで終わってしまうので、今回はPhotoshopで開いた3Dのファイルにペイントする方法を(浅くですが)まとめてみたいと思います。

PSBridge2 SS

※ペイントオーバーレイについて追記しました。(2012.5.9)
※出力されるメッシュについて追記しました。(2012.5.26)

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3D Photoshop Bridge その1:レンダリングとテクスチャ

Category : 3D Photoshop Bridge
DAZ Studio(以下DS)を画像編集ソフトPhotoshopと連携させるプラグインとして『3D Photoshop Bridge』があります。定価が$199とDS用プラグインとしてはかなり高額です。それにPhotoshop自体高額なソフトウェアな上、正直なところ3Dレイヤーの扱えるExtended版のPhotoshopでないと定価ほどの価値は無いプラグインだと思い、あまり注目していませんでした。

しかし現在は『3D Photoshop Bridge』は無料提供期間ですし、DS4Proにも付属しています。折良くPhotoshop CS6 Extendedがベータ体験版として使えるので、この機会に試してみようと思い立ち今回記事にしました。第1回となる今回は、Extended版で有効になる機能以外を使ってみます。

PSBridge SS

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