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pwCatch その1:背景画像に影を落とす

Category : pwCatch
Daz Studio(以下DS)でレンダリング後、背景イメージなどとフォトレタッチソフト上で合成したい時、影をどうするか困ったことはありませんか?PoserではY=0として透明な地面があり、半透明の影が出来てくれるのですが、D|Sには標準ではその機能はありません。その機能を持ったプラグインシェーダが『pwCatch』です。
『pwCatch』は影を受ける(Catch Shadows)他に、鏡面反射を受ける(Catch Reflection)、物体は透明で影のみを作り出す(Cast Shadows)、背景をくりぬく(Backdrop)といったマテリアル(サーフェイス)を作り出すことが出来ます。
※残念ながら、AO(Ambient Occlusion)による影は受けることが出来ません(『UberEnvironment Light Shader IBL/HDRI』で確認しました)。
pwCatch_SS

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RAMDiskをCGソフトのテンポラリとして使う

Category : PC
32bit版のWindowsにはメモリをたくさん積んでも、3GB程度しか認識しないという制限があります。このブランドメモリが4GBで5000円以内で買える時代、PCを自作している方にはすでに4GBメモリを積んでいるということも多いと思います。
通常は余った1GBほどの領域は使えないのですが、その部分をRAMDiskとして使えるソフトが今年出てきました。RAMDiskは超速いハードディスクととらえてもらうと、分かりやすいかと思います。このRAMDiskをDazStudioやPoserのテンポラリ(作業フォルダ)として使ってしまおうというのが、今回のTipsです。

今回のエントリーはOSに依存しますので、32bit版のWindowsXPに限定して書かせていただきます。また、システムに深く依存する部分を調整しますので、やる場合は自己責任でよろしくお願いします。

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9600GT購入

Category : PC
CUDAPhysXに興味があったのと、PoserでのOpenGL表示の不安定さを解消するために、某巨大掲示板で評判のよかったビデオカードを購入しました。Palit GeForce 9600GT Sonic 512MBという製品で、DVI×2に加え、HDMIとDisplayPortまで全部で4つもコネクタが付いている巨大なカードです。ドライバは178.24。
Poserでは、すべてハードウェア処理にしてもカメラ操作したときのつっかかりがなくなりました。
Daz Studioでは、元から問題はなかったので3Dビューを4分割したときの表示を試してみましたが、パースペクティブビューの操作はぬるぬるなものの、カメラビューだとガクガクです。これはまた違う問題のようですね。
CPU:AMD Athlon64 X2 Dual Core Processor 5600+ 2.8GHz
Memory:3GB RAM
Graphic Card:nVidia Geforce 9600GT
OS:Windows XP SP3

今はPhysXを使ったスクリーンセーバーをぼーっと眺めてます。
PhysXスクリーンセーバー

DAZスクリプトの導入

Category : Basics
Daz Studio(以下DS)もPoserなどと同じようにスクリプト言語によるプログラムを実行することが出来ます。こちらはDaz Scriptという独自の言語のようです。自分でスクリプトを書くのは大変ですが、ありがたいことに、すでに多くのスクリプトがネットに公開されています。
今回は、スクリプトを導入して便利にDSを使ってしまいましょう。
スクリプトメニュー

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UberEnvironment Light Shader IBL/HDRI その5:Maximum Trace Distance

Category : UberEnvironment
UberEnvironmentの設定で効果が不明だった『Maximum Trace Distance』を検証していきます。このテーマは今までレンダリング素材が人物ばかりだったので、今回は室内シーン『The Ministry』を使ってみました。
UE_MTD_SS

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UberEnvironment Light Shader IBL/HDRI その4:スペキュラライト

Category : UberEnvironment
リアリティを持ったレンダリングが出来る『UberEnvironment Light Shader IBL/HDRI』ですが、この方式には弱点があります。今回はそれを補う方法を解説します。
ブリアナchestS比較

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UberEnvironment Light Shader IBL/HDRI その3:AO設定

Category : UberEnvironment
『UberEnvironment Light Shader IBL/HDRI』今回は前回の続き、AO(Ambient Occlusion)のプリセットについて、レンダリング結果を見ながら検証します。
ブリアナAOとIBL影

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UberEnvironment Light Shader IBL/HDRI その2:設定

Category : UberEnvironment
『UberEnvironment Light Shader IBL/HDRI』今回は細かい設定を見て行きたいと思います。プリセットのまま使ってみると、おそらく「どぎつい色!!」とびっくりされるものもあるでしょう。ですが、設定をうまく調整すれば、思い通りのライトにできます。

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UberEnvironment Light Shader IBL/HDRI その1:使い方

Category : UberEnvironment
今回は、Daz Studioのもう一つのライトプラグイン(正しくはライトシェーダでしょうか)『UberEnvironment Light Shader IBL/HDRI』(以下UberEnvironmentと略します)を紹介します。
『Light Dome Pro 2』がライトを複数使うことでリアルなライティングを実現しているのに対し、こちらはHDRI(High Dynamic Range Images)によるIBL(Image-Based Lighting)によって、それを実現します。
『Light Dome Pro 2』については、以前のエントリーを参考にしてください。
UE SS

※現在この製品の進化版がDAZ Studio 3 Advancedに標準搭載されています。

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マシンスペック

Category : PC
アップしたレンダリング画像も増えてきましたので、私の使っているコンピュータのスペックを記しておきます。レンダリング時間の参考にしてください。

CPU:AMD Athlon64 X2 Dual Core Processor 5600+ 2.8GHz
Memory:3GB RAM
Graphic Card:nVidia Geforce 7600GT
OS:Windows XP SP3


更新履歴 2008.12.11

Category : 更新履歴
『Render Throttle for DAZ Studio その1:効果』 『Light Dome Pro 2 その2:マルチパスレンダリング』で、文章での画像サイズと実際の画像サイズが違っているのを修正しました。
『Render Throttle for DAZ Studio その1:効果』 『Render Throttle for DAZ Studio その2:使い方』で、アクティブビューポートでのレンダリングについての表記が間違っているのを修正しました。
・今までにアップした画像ファイルの中で主なものに、sRGBプロファイルを埋め込みました。
『Light Dome Pro 2 その1:使い方』に、レンダリング時の注意点を追記しました。
『Light Dome Pro 2 その1:使い方』で、スカイドームの大きさについてのコメントを修正しました。

Light Dome Pro 2 その2:マルチパスレンダリング

Category : Light Dome
『Light Dome Pro 2』の紹介2回目はマルチパスレンダリングについて解説します。製品に添付されているチュートリアルPDFでも解説されていますが、レンダリング時間の長くなりがちなLDP2では、ライトの種類ごとにレンダリングするマルチパスレンダリングが有効です。

※現在このプラグインはDS4以降では動作しません。

kay_lair SS

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Light Dome Pro 2 その1:使い方

Category : Light Dome
今日はDaz Studioの『Light Dome Pro 2』を紹介します。最近バージョン2になった、ホットなプラグインです。
商品説明に

The ultimate outdoors lighting solution for DAZ Studio!


とあるように、野外のライトセットです。これは複数ライトによる天空光でレンダリングをするタイプのものです。スカイドーム(空のテクスチャを張るための天球)もついていて、空のテクスチャとライト設定のプリセットがセットで用意されています。プリセットの数は、昼20、夕焼け3、月夜5、星夜1、曇り1と十分な数があります。さらに、専用のプラグインにより、誰でも簡単に使うことが出来ます。

※現在このプラグインはDS4以降では動作しません。

LDP2 SS

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メニューのカスタマイズその2:アイコンやタブを追加する

Category : Basics
前回、小技を紹介すると言いつつ概要の説明だけに終わってしまいましたので、今回は本当に小技を紹介します!と言っても小技なのであまり期待せず読んでください…
カスタマイズの例として、DAZの Skelton Setup Tool のインストールを想定して、Poserのようにセットアップルームを作ってみます。

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メニューのカスタマイズその1:概要

Category : Basics
今回はDAZ Studioの小技を紹介します。
このソフトでは、ツールバーのアイコンから、メニュー項目、表示するタブ、そしてそのレイアウトなどをカスタマイズすることができます。プラグインを追加して使っていく上で、使いやすいようにカスタマイズすることが、製作効率のアップにつながります。
メニュー SS

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