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DAZ Studio 4.0の新要素紹介ビデオが続々公開中

Category : 製品ニュース
YoutubeのDAZ3Dチャンネルにて、DAZ Studio 4(DS4)の新レイアウトやタブ、新要素の紹介ビデオが続々と公開されています。

新しくなったタブの使い方や、Unimesh5改めGenesisフィギュアに関する情報など、見逃せない内容がいっぱいです。
特に興味深かったのはDAZの第5世代フィギュアやその服を作成・編集するためのツール『Content Creation Tools』(ビデオ内での呼称。新製品の名前かどうかは不明です)の解説があることです。新フィギュアではウェイトマップによるスキニングを使った滑らかな関節の変形がサポートされているのですが、それをDS4上で編集することができるように既にツールが作られているようです(Skelton Setup Toolsの第5世代対応版?)。DAZアーティストにはこれが配布されてGenesisフィギュアに合わせたコンテンツが製作されているのでしょうね。

以下がこれまでに公開済みのDS4関連ビデオです。
英語ですがデスクトップのキャプチャとともに説明されているので、見ているだけでも大体分かるのではないでしょうか。
※記事が長くなってしまいましたので、DS4の基本機能についてのビデオは続きを読む>>以降に移動させました。

Rigging Modification Intro Pt 1 Joint Editor
『Content Creation Tools』のジョイントエディタの紹介

Rigging Modification Intro Pt 2 Poly Group Editor
『Content Creation Tools』のポリゴングループエディタの紹介

Rigging Modification Intro Pt 3 Weight Maps Brush
『Content Creation Tools』のウェイトペイントツールの紹介

DAZ Studio 4.0 CCT - Morph Clean-up Part 1
DAZ Studio 4.0 CCT - Morph Clean-up Part 2
『Content Creation Tools』で自動生成(?)されたモーフをmodoでクリーンアップする流れの紹介

DAZ_Studio 4 Transfer Utility
服のオブジェクト(小道具)を一瞬でGenesisフィギュアに着せるTransferツールの使い方
スキニングやモーフへの対応が同時に行われるようです。これも『Content Creation Tools』の一部でしょうか

DAZ_Studio 4 Mesh Smoothing Modifier
Transferツールなどで変換した服を調整するSmoothing Modifierの使い方
体との衝突を調べて服から皮膚が突き出るのをやわらげることもできるようです。これも『Content Creation Tools』の一部でしょうか

Auto Clothing Convert DS4 Beta tool
DAZ第4世代の服をGenesisフィギュアへ着せられるように変換するAuto-Fitツールの使い方

そして現在DS4でのみ動作するDAZ第5世代フィギュア『Genesis』と、従来の第4世代フィギュア『Victoria 4』の関節を曲げた時のフォルムの変化を比較したビデオが公開されました。これは必見です!!
Genesis Figure - Better Rigging
※現在は非公開になっているようです。

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Reality その9:ACSELを活用する

Category : Reality
Realityプラグインを使ってLux Renderでレンダリングする際に必須になるのが、レンダラーに合ったマテリアルに調整することです。DAZ Studio(以下DS)標準のソフトウェアレンダラー3delightとLux Renderではその性質がまったく違うため、そのような工程が必要になってきます。RealityプラグインではDSマテリアルからLuxマテリアルへある程度自動で変換がされるのですが、どうしてもユーザーの手で調整する必要が出てきます。
※Luxマテリアルの種類と各プロパティの意味についてはこの記事をご参照下さい。

ただ、毎回シーンを作成するたびに1からマテリアル設定を行うのは大変です。そこでバージョン1.2になり登場したのが「ACSEL(the Automatic Custom ShadEr Loader)」、そして「ACSEL Share」です。これらはLuxマテリアルの再利用の仕組みで、「ACSEL」はローカルのコンピュータ上で完結するもの、「ACSEL Share」はクラウドベースで全世界のRealityユーザーと共有するものになっています。
今回はこの仕組みについて見ていきたいと思います。
ちまちまと調べていたことを書いていたら文章ばっかりになってしまいました(・・;)

Reality9 SS

→続きを読む

コンシューマー向けモーションキャプチャソフト iPi Desktop MoCap

Category : 製品ニュース
昨年末に登場した「Microsoft Kinectセンサー」のおかげで、現実の人物の動きをデジタルデータとしてサンプリングする技術「モーションキャプチャ」が個人でできるようになりました。これは(もともとXBOX360用の)KinectセンサーをWindowsマシンから使えるようにするデバイスドライバやMMD用ツールの登場など、現在とても注目度の高い分野になっています。
一方iPi softからは複数台(3~6)のウェブカメラからの映像を元にモーションデータを作成するソフト『iPi Desktop MoCap』が登場していました。このソフトはDAZ3Dでも販売されていますので、目にした方も多いかと思います。

今回登場した『iPi Desktop MoCap Express Edition』は、複数台のカメラの代わりに前述の「Microsoft Kinectセンサー」1台でモーションキャプチャが行えるというソフトです。Kinectセンサーを使用することで、自宅で普段着を着て、エントリースペックのPCを使ってモーキャプできてしまいます。このソフトの仕様などは以下のようになっています。

 ・Microsoft Kinectセンサー(別売:単体のもの)が1台必要
 ・Windows 7/Vista/XP で動作
 ・最大撮影範囲はおよそ2m x 2m ※1
 ・出力データ形式はBVHやCOLLADAなど
 ・リアルタイムキャプチャではなく、動画解析によるもの

※1 日本代理店のサイトによると幅2.2m×奥行き2.5m(全身)、または幅2.8m×奥行き1.8m(全身+ハンズアップ)。ここがKinectセンサーのウィークポイントなのかもしれませんね。また、身長175cmの人物の全身をキャプチャするにはセンサーから2.5m以上離れる必要があります。そのため、キャプチャされるセンサーからの距離は2.5m~5mが現実的な範囲になります。

このソフトは定価で$389.95なのですが、DAZ3Dでは現在30%オフのセール中(5/8まで)です。
さらに、4月11日(現地時間)まで有効な購入額$100以上で50%オフのクーポンコードが使えるようです。そうすれば$136.48となり、さらなる低価格での購入が可能です。コードはDAZフォーラムのこのトピックに載っています。他に20%オフ($25以上)、30%オフ($35以上)のクーポンコードも載っていますのでお見逃し無く!
※今週もこのクーポンが発行されていました。コードはコチラ(18日期限)。このクーポン、新商品やソフトウェア、一部サードパーティ品など結構いろんな商品に使えるみたいで、チェックアウト画面ですごく値引きされていて驚きます(必ず確認して下さいね)。

また、このソフトには3つのエディションがあり、上位のBasic、StandardでもKinectを使うことができます。各エディションの違いはこのページが詳しいです。見た限りではウェブカメラ複数台を使ったキャプチャでの撮影範囲の広さ(=移動範囲の広い踊りや走りなどのモーションも取り込める)が上位エディションのウリみたいですね。
実際の使い方はスタートガイドWikiが用意されていますので、インストールの仕方からどんなことができるかまでわかります。
使い方としては、iPi RecorderというソフトでKinectセンサーからのデータを録画し、iPi Studioというソフトで録画した映像の解析とトラッキング、クリーンナップ、モーションデータの出力などを行います。この工程からわかるように、このソフトではKinectセンサーの深度センサーの機能のみを使っています。そのため、人体のトラッキングにはこのソフト独自の技術が使われていると考えられます。

日本語サポートが欲しいという場合や、企業での購入になる場合は日本代理店「Zero C Seven」で取り扱っていますので、そちらが安心かと思います。こちらも4月30日までキャンペーン中です。

個人で手軽にモーションキャプチャが行えるようになったのはすごい進歩です。何と言っても人の自然な動きをモーションデータ化できるというのは魅力的です。さらにこのソフトではモーキャプしたデータをクリーンナップすることができますので、PoserやDAZ Studioなどの3DCGソフトで使いやすい形にできそうです。販売ページに載っているビデオや開発元(Basic版相当の30日体験版あり、使用にはフォーラムへの登録が必要)、代理店にも多くの情報がありますので、興味を持たれた方はこの機会に検討してみて下さい。
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