Atmospheric Cameras その1:Volume Camera

Category : Atmospheric Cameras
DAZ Studio(以下DS)の標準機能にないものとして、霧やもやといったボリュームのレンダリングがあります。それを補うものとして私のブログでは『Mood Master(DS4非対応)』『UberVolume』といった製品やShader Mixerによるカスタムシェーダーをご紹介してきました。これらを使うことで、レンダリングに空気感や奥行きを加えることができます。

今回ご紹介する『Atmospheric Cameras for DAZ Studio』は、DS3&DS4で使うことができる、特殊効果をレンダリングに加えるカメラのセットです。Colorize Camera(色調補正)、Depth Camera(Zデプスマスク作成)、Fog Camera(フォグ)、Volume Camera(ライトのボリューム)の4種類のカメラが用意されており(全てにVignette:ビネット効果プロパティあり)、シーンのカメラと取り替えるだけで効果を発揮します。また、その設定もプリセットファイルとして多数用意されており、誰でも簡単に自分のレンダリングに特殊効果を付け加えることができます。
Shader Mixer製でありながら、プロパティがわかりやすくまとめられているのもオススメできる点です。

4つの特殊効果カメラのうち、今回はVolume Cameraについて検証したいと思います。実は1つの記事にまとめる予定だったのが、長くなってしまったので分けることにしました。

Atmospheric1 SS

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DAZ Studio 4.5 RC版とSDK

Category : 製品ニュース
DAZストアがリニューアルされる少し前にDAZ Studio 4.5 RC(リリース候補版)が登場しました。

ダウンロードしないまま期限が過ぎてしまったので改めてストアの商品を購入($0ですが)してダウンロードしようとしたところ、同時に4.5SDK RCも公開されていることがわかりました。DS4.5RCにはScriptIDEタブもインストールされているので、バージョン4.5以降用のスクリプトやプラグインの制作環境は誰にでも公開されていることになります。今までDS4用のSDKは一般公開はされていなかったので、これでやっとDS3からアップデートが止まっていたプラグイン類もDS4対応が進むことでしょう。

DS4.5RCでの新機能は次のようなものが紹介されています。
DAZ新フォーラムのこのトピックより。

※ここで紹介されているメニューやタブが無いよという方はレイアウトを変更してみて下さい。メインメニュー>Window>Workspace>Select Layout

 ・DSONファイルフォーマットの追加
シーン保存のdsf版です。拡張子は.dufとなります。ジオメトリデータをオリジナルファイルへのリンクで記述するプリセットファイルの詰め合わせのようなファイルになります。これまでのDAZ Script形式での保存はDeprecatedサブメニューへまとめられました。

 ・選択アイテムの保存/読み込み
Scene Subsetというシーン内のオブジェクトから選択したものをまとめてduf保存するメニューもあります。

 ・ビューポート表示のスピードアップ
DS4.0よりも2~5倍に表示スピードが改善されました(OpenGLプレビューの効率化)。

 ・DSONファイルフォーマットでPoserファイルも含める
dsf形式のジオメトリだけでなく、主要なPoserのファイルもリンクとして保存されます。

 ・パラメータ設定ウィンドウの機能拡張
Parameter Settingsウィンドウでより多くの情報が表示/編集できるようになりました。

 ・FBXインポートの改善

 ・The Darkside style(UIの配色プリセット)がアプリケーションに含まれる
これまで別ファイルとして添付されていたものがアプリケーションに統合されました。

 ・DAZ Studio Standard版にはシリアルナンバー不要

 ・Shader Mixerでのワークフローとドキュメントが大幅に進化
地味にバージョンアップを繰り返してきたShader Mixerが安定したということでしょうか。

 ・Ready to Renderシーンの構成ファイルを個別にコンテンツとして登録
「Dragon Slayer」「Fiery Genesis」「Fiery Genesis2」を構成するプリセット群を個別にアイテムとしてデータベースから呼び出せるようにしたということかと思います。

 ・いくつかのLesson Stripsの搭載
DAZ Studio 4初心者用チュートリアルがルームヘルプとしていくつか搭載されました。起動時にも案内が出ますが、ウィンドウ右下端の数字ボタンで使い方のチュートリアルが呼び出せます。Windowsをインストールした時のツアーみたいな感じですね。英語です。

<インストールする場合の注意点>
RCは正式公開版ではありませんので、使ってみたいという方は十分に注意して下さい。

 ・これまでのDS4に上書きインストールとなります。
 ・DS4用のプラグインは使えません。本体付属のCCTなどのプラグインや「3DBridge」「GoZ Bridge」「Decimator」「Dynamic Clothing Control」「Mimic Live」は4.5用が用意されています。
 ・4.5RCで保存したファイルはそれ以前のDSでは読み込めません。

「Reality」なども対応中のようです。今回はSDKが公開されているので移行はスムーズにいきそうですね。プラグイン作者さんにはエールを!
個人的には私のマシン(RadeonHD6850)でウェイトマップの表示がきれいになったのが嬉しいです。以前はちらちらするチェッカーみたいな表示でした。

さて、これまでの情報ではあんまり進化した部分が無く、デメリットばっかりだから正式版を待とう、となりますよね。私もそうでした。
ここからはリリースノートには書いていない新機能です。
まだ安定していない機能かもしれませんので強制終了なども覚悟して試してみて下さい。

 ・オブジェクトのインスタンス
オリジナルと同じシェイプ・ポーズ・マテリアルを持つクローンを複数体作成することができます。これはインスタンスと呼ばれるものになりジオメトリデータなどをオリジナルから参照するので、メモリを圧迫しません。ただしプレビューの重さやレンダリング負荷は増加します。
クローニングしたいオブジェクトを選択してメインメニュー>Create>New Node Instance(複数体作りたい場合はInstancesの方を)で作成できます。それぞれ違うポーズをとらせたりはできませんが、インスタンスごとに回転・移動・拡縮ができます。またオリジナルがアニメーションするとインスタンスも同じようにアニメーションします。
マテリアルのみ個別に割り当てられるGeometry Shellというのも使うことができます。

 ・Dynamic Cloth Asset
Asset保存メニューに追加されていたのですが、DC服を保存できるのかもしれませんね。じゃあ作成は?

 ・Push Modifier
オブジェクトのサーフェイスのオフセットを設定するモディファイアです。服を全体的に太らせて肌の突き抜けを補正することもできます。
SceneタブオプションメニューからEdit>Apply Push Modifierで適用します。

インスタンスを使えばコンサートの観衆や背景の木々などをたくさん配置することが可能になります。じっくりと検証していきたい機能です。
2つめのモディファイアが搭載されたということは、これからも期待していいんでしょうか?Drapeモディファイアなんかあると服に最適でしょうね。

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