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DAZ Studio 4.6.2のホーム画面

Category : DAZ Studio 4
先日DAZ Studioが4.6.2.118にバージョンアップしました。
詳しいバージョンアップ内容はDAZフォーラムのこのトピックにあります。

細かい修正がたくさんあり、一つ一つご紹介するのは大変なので、追加された機能を書き出しました。
その数日前に公開された4.6.2.117、パブリックベータ版でのバージョンアップ内容も含みます。

 ・DFormの影響範囲指定にウェイトマップモードを追加(Influence Modeプロパティ)。
 ・プロパティグループ表示(Parametersタブなどのサイドメニュー)にFavoriteフィルターを追加。
 ・プロパティにFavoriteフラグ(ハートマークアイコン)を追加。
 ・シーンビルダー機能の追加
 ・インタラクティブ・チュートリアル機能の追加

FavoriteはDS3でも似たような機能がありました。よく使うプロパティを登録して、すぐに調整できるようまとめて表示する機能です。
DFormのウェイトマップモードは、Poserとの互換性のためでしょうか。
シーンビルダーとインタラクティブ・チュートリアルは今回のバージョンアップの目玉です。どちらも初心者向きの補助機能で、ホーム画面などからアクセスすることができます。

さて今回は、この機会にDS4.6.2以降に導入されたホーム画面(Home Window)についてまとめてみたいと思います。
また、インタラクティブ・チュートリアルについてもご紹介します。

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アイテムを組み合わせて簡単にシーンを作るScene Builder

Category : DAZ Studio 4
昨年末のバージョンアップでDAZ Studioの起動画面が変わり、ホームウィンドウというものが出るようになりました。
ホームウィンドウにはWindows8のUIのような大きくフラットなボタンが並んでおり、ユーザーガイドやチュートリアルビデオ、DAZストアなどにワンクリックでアクセスすることができるようになっています。

Scene Builderはこのホームウィンドウからアクセスできる機能で、あらかじめ用意されたフィギュア(キャラクター)、背景、照明の3カテゴリからそれぞれ使いたいアイテムを選び、シーンを構築するものです。
DAZ Studio 4から「Ready to Render」という完成されたシーンを1ファイルで読み込むアイテムが付属するようになりましたが、Scene Builderはそれよりは自由度がある、初心者がシーンを作り始めるスタートとして用意された機能のようです。

今回はそのScene Builderの使い方について調べてみました。

SceneBuilder SS

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テーマ : 3DCG
ジャンル : コンピュータ

Look At My Hairが1.5にバージョンアップ

Category : Look At My Hair
DAZ Studio 4.5用の「ファー」プラグイン『Look At My Hair(LAMH)』が1.5にバージョンアップしました。
フリー版のLAMH『LAMH Player』が登場して、その同等機能を含んだLAMHが近々リリースされるかもと書いたのが1年近く前ですから、本当に待たされたバージョンアップでした。

今回のバージョンアップは購入者には無償で提供されており、Install Managerにも対応しました。
バージョンアップする方は、前バージョンのアンインストールと、フリー版のアンインストールをしたあとに、Install Managerにてインストールするのが良いかと思います。
念のため、自分で保存したプリセットのバックアップはお忘れなく。


Look At My Hair

バージョン1.5での新機能は次のようなものです。
フリー版ですでに取り込まれた機能も含みます。

・ファイバーヘア
外部ツールでレンダリングしたい場合や、外部形式で出力したい場合にファイバーヘアとして出力。
従来のobj出力に比べると、ファイルの容量を減らすためのモデルの簡略化(compression)オプションが追加されている。
 →FIBERHAIRボタン

・フリー版と同じ機能を持ったLook at my Hairタブを実装
DAZ Studio上でプリセットの適用、ファーの調整、ファーのプレビュー等ができる。
 →Look at my Hairタブ

・マルチフィギュア対応
シーンにあるそれぞれのフィギュアにファーを生やせられる。

・LAMHウィンドウ上でのフィギュアの切り替え
それぞれのフィギュアについてビューポートの状態などを記憶しているので、複数のフィギュアを切り替えながらの編集作業がスムーズにできる。

・インタラクティブ同期
DAZ Studioのビューポート上で、ファーオブジェクトがフィギュアのシェイプやポーズの変化に追従する。
また、LAMHウィンドウのビューポートでもDAZ Studio上でのフィギュアの状態が反映される。

・Human Hair Shader
人の髪に適したマテリアル・シェーダ「Human Hair Shader」の追加。

・GeoGraftingのサポート
フィギュアの一部を別のフィギュアとシームレスに入れ替えるGeoGrafting機能の大部分をサポート。

・制御点の固定
ファーのヘアポイントを固定する?詳細不明。

・テクスチャ・コントロールの強化
体表のテクスチャの色を反映するの設定とは別に、テクスチャによるファーの色の制御が可能に。

・LAMHビューポートに床面を追加
地面に着いた長髪を想定したスタイリングができるように床面を表示。
 →設定ウィンドウのEnable Viewport Grid

・SubSurfaceシェーダの直接サポート
詳細不明。

・.DUF形式のサポート
DAZ Studioでのシーン保存ができるようになった。

・カスタム密度マップの保存・読み込み
好きなペイントツールで描いたものと、LAMHのPAINTモードとの連携。

・作成ツールバー
キーボードショートカットで操作していた機能のツールアイコン化。

・マルチ・ヘアポイント設定
Shaveグループ毎にヘアポイント(ガイドヘアの制御点)の数を10~100の範囲で設定できるように。
 →STYLINGモード、ファーの長さの設定の隣

・スポットレンダのフルサポート
スポットレンダツールでのレンダリングができるようになった。

・ファーの本数のプリセット
専門の解剖学あるいは生物学の参考文献から設定した、人間の髪の本数のプリセットを用意。

・ファーの色のプリセット
人間の髪に合った、毛の根元と毛先の色の20種類以上のプリセットを用意。

・新ツール
投げ縄毛包選択、投げ縄カット、ブラシサイズ/強度調節のスライダー、アンドゥ/リドゥボタン、ガイドヘアの全選択/選択の反転、ガイドヘアの表示色と太さの変更

               ***

このバージョンアップにより、フリー版のプラグインと入れ替えながら使うということをしなくて良くなったのはうれしいですね。ただ、PC環境の問題かも知れませんが、LAMHウィンドウがDAZ Studioを巻き込みながらよく落ちます。
プリセットを読み込む場合は、タブで読み込んでおいて、そこから「Show LAMH Editor」でLAMHウィンドウを立ち上げて編集というのが安定しているようです。

詳細不明な項目については、今週中?にリリース予定のバージョン1.5用のドキュメントで判明するでしょう。


テーマ : 3DCG
ジャンル : コンピュータ

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