DAZ Studio 4.9 Proが正式公開
Category : 製品ニュース
DAZ Studio 4.9 Proが正式に公開され、DAZ Install Managerでインストールすることができるようになっています。
今回はバージョンアップ内容に行く前にインストールに際しての注意点からご紹介します。
・バージョン4.8で必ずユーザーデータのバックアップを取っておく。
Smart ContentタブまたはContent Liberaryタブのオプションメニューから「Content DB Maintenence」を実行し、Export User Dataにチェックを入れてAcceptして下さい(DAZフォーラムの該当トピックはコチラ)。
・クラウドからのインストール先がベータ版から変更された。
DAZ Connect Dataとして新規のコンテンツディレクトリが作成されますので、ベータ版でインストールしたものはアンインストールしておくか、DAZ Studio 4.9のContent Directory Manager(Content Libraryタブのオプションメニュー)でデフォルトパスを(おそらくDAZ Studio Formatsの1番目と同じに)変更する必要があります。
・このバージョンからIrayレンダリングでのSSSの色味が変わってしまう(キャラクターの肌など)。
TranslucencyとSSSの改善により、SSS Reflectance Tintを使っているシェーダーでは以前より肌が青っぽくなります。これについてはSSS Reflectance Tintを(1,0.88,0.67)などの黄系の色にすると良いとあります。
DAZ製のフィギュアやキャラクターは公開から1,2週間でこの修正が入るので(おそらくサードパーティ製のものもアップデートされるでしょう)、バージョン4.8のままにしておく場合は内容をチェックしてからアップデートするようにして下さい。
※Genesis3系のアップデートでは、初期マテリアルをDS4.9対応済みのものに、マテリアルプリセット「~ Iray Legacy」としてDS4.8以前対応のものを追加するという形になっています。
・バージョン4.9でインストールしたコンテンツはバージョン4.8以前に反映されない。
DAZコネクトからはコンテンツディレクトリのdata\cloud以下のフォルダにインストールされます。
・以前のバージョンで保存してユーザーデータ化した&DS4.9で保存したシーンデータなどがデータベースに登録されない。
環境依存のものなのか仕様なのかわかりませんが、私の場合ではこうなってしまいました。追加検証してみます。
※一時的にユーザーデータがデータベースに登録されない状態になってしまっていたようで、Install Managerで「PostgreSQL CMS」を再インストールすることで解消されることは確認しましたが、また同じ状態に陥ってしまいました。
※ユーザーデータ内の実体がない項目をテキストエディタで削除してから登録することで、今のところデータベースに登録されたままになっています。
ではバージョンアップ内容に入りましょう。
このバージョンアップについてのDAZフォーラムのトピックはコチラです。
主なバージョンアップ内容は以下の通りです。
・DAZコネクトの実装
DAZコネクトとはDAZ 3D(DAZストア)にDAZ Studioから直接接続することで、これまでよりレスポンスの良いサービスを可能にするものです。
DAZコネクトを利用するためには、起動時のダイアログまたはSmart ContentタブからDAZストアのアカウントにログインする必要があります。
・Smart Contentタブの拡張
DAZコネクトを使用することで、Productsページでクラウドからのインストール&アップデートをしたり、StoreページでDAZストアからシーンにあるアイテムの関連商品を探して購入したりすることが可能になります。
・NVIDIA Iray及び3Delightレンダリングエンジンのアップデート
それぞれIray 2015.3.6, build 246000.9999、3Delight 12.0.27にアップデートされました。
***
DAZ Studio 4.8のわかりやすい劇的なバージョンアップとは違い、今回はどちらかというとDAZストアがリニューアルしたのに近いようなバージョンアップ内容となっています。
これでInstall ManagerからDAZコネクトへ移行していくのかというとそうでもなく、並行して利用することができると明記されています。DAZコネクトで扱うファイルは暗号化されており(DAZストアのマイページからダウンロードできるファイルも暗号化されたものに変わっています)、著作権保護のために移行するのかと思いきや、Install Managerでこれまで通り普通のzipファイルをダウンロードできます。
※DAZストアからこれまで通り普通のzipファイルもダウンロードできます。
DAZコネクトの登場によって、購入したコンテンツをまず自分のPCにダウンロードして~、という流れはもう捨て去っていいのではと思いました。使うものだけその都度インストール(使いたいものがあったら購入)、使わなくなったらアンインストールでも全然問題なさそうです。
今回はバージョンアップ内容に行く前にインストールに際しての注意点からご紹介します。
・バージョン4.8で必ずユーザーデータのバックアップを取っておく。
Smart ContentタブまたはContent Liberaryタブのオプションメニューから「Content DB Maintenence」を実行し、Export User Dataにチェックを入れてAcceptして下さい(DAZフォーラムの該当トピックはコチラ)。
・クラウドからのインストール先がベータ版から変更された。
DAZ Connect Dataとして新規のコンテンツディレクトリが作成されますので、ベータ版でインストールしたものはアンインストールしておくか、DAZ Studio 4.9のContent Directory Manager(Content Libraryタブのオプションメニュー)でデフォルトパスを(おそらくDAZ Studio Formatsの1番目と同じに)変更する必要があります。
・このバージョンからIrayレンダリングでのSSSの色味が変わってしまう(キャラクターの肌など)。
TranslucencyとSSSの改善により、SSS Reflectance Tintを使っているシェーダーでは以前より肌が青っぽくなります。これについてはSSS Reflectance Tintを(1,0.88,0.67)などの黄系の色にすると良いとあります。
DAZ製のフィギュアやキャラクターは公開から1,2週間でこの修正が入るので(おそらくサードパーティ製のものもアップデートされるでしょう)、バージョン4.8のままにしておく場合は内容をチェックしてからアップデートするようにして下さい。
※Genesis3系のアップデートでは、初期マテリアルをDS4.9対応済みのものに、マテリアルプリセット「~ Iray Legacy」としてDS4.8以前対応のものを追加するという形になっています。
・バージョン4.9でインストールしたコンテンツはバージョン4.8以前に反映されない。
DAZコネクトからはコンテンツディレクトリのdata\cloud以下のフォルダにインストールされます。
・以前のバージョンで保存してユーザーデータ化した&DS4.9で保存したシーンデータなどがデータベースに登録されない。
環境依存のものなのか仕様なのかわかりませんが、私の場合ではこうなってしまいました。追加検証してみます。
※一時的にユーザーデータがデータベースに登録されない状態になってしまっていたようで、Install Managerで「PostgreSQL CMS」を再インストールすることで解消されることは確認しましたが、また同じ状態に陥ってしまいました。
※ユーザーデータ内の実体がない項目をテキストエディタで削除してから登録することで、今のところデータベースに登録されたままになっています。
ではバージョンアップ内容に入りましょう。
このバージョンアップについてのDAZフォーラムのトピックはコチラです。
主なバージョンアップ内容は以下の通りです。
・DAZコネクトの実装
DAZコネクトとはDAZ 3D(DAZストア)にDAZ Studioから直接接続することで、これまでよりレスポンスの良いサービスを可能にするものです。
DAZコネクトを利用するためには、起動時のダイアログまたはSmart ContentタブからDAZストアのアカウントにログインする必要があります。
・Smart Contentタブの拡張
DAZコネクトを使用することで、Productsページでクラウドからのインストール&アップデートをしたり、StoreページでDAZストアからシーンにあるアイテムの関連商品を探して購入したりすることが可能になります。
・NVIDIA Iray及び3Delightレンダリングエンジンのアップデート
それぞれIray 2015.3.6, build 246000.9999、3Delight 12.0.27にアップデートされました。
***
DAZ Studio 4.8のわかりやすい劇的なバージョンアップとは違い、今回はどちらかというとDAZストアがリニューアルしたのに近いようなバージョンアップ内容となっています。
これでInstall ManagerからDAZコネクトへ移行していくのかというとそうでもなく、並行して利用することができると明記されています。DAZコネクトで扱うファイルは暗号化されており(DAZストアのマイページからダウンロードできるファイルも暗号化されたものに変わっています)、著作権保護のために移行するのかと思いきや、Install Managerでこれまで通り普通のzipファイルをダウンロードできます。
※DAZストアからこれまで通り普通のzipファイルもダウンロードできます。
DAZコネクトの登場によって、購入したコンテンツをまず自分のPCにダウンロードして~、という流れはもう捨て去っていいのではと思いました。使うものだけその都度インストール(使いたいものがあったら購入)、使わなくなったらアンインストールでも全然問題なさそうです。
スポンサーサイト
Tag : バージョンアップ,