DAZ Studioでリニアワークフローを可能にするスクリプト『Susu-Harai』

Category : その他
昨年リニアワークフローの記事を書いてから、そのキーワードでこのブログを見に来て下さる方が増えました。また「リニアワークフロー」でグーグル検索をすると、記事を書いた頃と比べ、この話題について書かれているサイトがぐんと増えたように思います。その中には私の記事を参照して下さっているものもあり、ありがたく思うと共に、記事を充実させなければという気持ちも湧き上がってきます。とは言うものの、私がメインに扱っている3DCGソフトDAZ Studio(以下DS)での状況はそれ以上の打開策も思いつかず、停滞していました。

そんな折、おそまきさんより煤払いレンダリングスクリプト『Susu-Harai』が公開されました。これは、テクスチャを含むマテリアルのリニア化、ライトガンマの補正、レンダリング画像のガンマ補正といった一連のリニアワークフローを補助してくれるDS用スクリプトです。まだアルファ版ということですので詳細なレビューはまたの機会にしておきますが、興味を持たれた方は試してみて下さい。
 Susu-Harai 掲示板
で広く意見などを募集されているので、寄ってみて下さい。最新版も掲示板の方で入手できます。

SusuHarai0 SS

さっそく『Susu-Harai』を使ってレンダリングしてみました。
SusuHarai0 Natuサイバースーツ 通常レンダSusuHarai0 Natuサイバースーツ Susu-Haraiレンダ

Character:NATU Ver 3.0 SET
Hair:Cindy Short Hair
Costume:Cyber Girl Set for Natu Ver 3.0
Prop:Maximum Overkill
Light:ahEnvironmentLight Version 3 by Pendragon

左が通常のレンダリングで、右が『Susu-Harai』によるレンダリングです。
このシーンに使っているのは『ahEnvironmentLight Version 3 by Pendragon』によるIBLライトと正面からのスペキュラライト1灯のみです。通常のレンダリングではコントラストが強すぎるのに対して、『Susu-Harai』によってIBLライトによる色調が綺麗にレンダリングされていることがわかっていただけると思います。ahEnvironmentLight自体にもライトガンマを調整するパラメータはありますが、『Susu-Harai』を使用することでより完全な補正が可能になります。

『Susu-Harai』を使った時にライトの強度が強すぎる場合は、BrightnessやOverlap Brightnessなどのパラメータを調整するか、Intensity ControlをOffにするなど、対処方法が用意されていますのでいろいろといじってみて下さい。



今回の画像の素材はこちら
AD NATU Ver 3.0 SET
NATU Ver 3.0 SET
AD Cyber Girl Set for Natu Ver 3.0
Cyber Girl Set for Natu Ver 3.0


ahEnvironmentLight Version 3 by Pendragon

Cindy Short Hair

Maximum Overkill



Comment

Kotozoneさん、ご紹介ありがとうございます。
まだまだ問題が山ほどあって、とりあえずのD|S煤払い体験お試しアルファ版です。
既に最適化された材質やライトを煤の無い世界に持って行くと、不都合なことがいろいろと起きますが、これはそもそも両世界は似て異なるもの、互換性がないためです。
また、「煤」 = 「悪」あるいは「間違い」ではなく、経年的で幻想的なシーンを簡単に実現できてしまう「特殊フィルター」でもあって、その魅力が D|S や Poser の作品群を生み出して来たようにも思います。
でも D|S は、あまりに手軽で便利な3Dツール。なので「煤無しも扱えたらさらに便利では?」というのが、Susu-Harai を作り始めた動機です。

おそまきさんコメントありがとうございます。
記事では見た目のわかりやすさを優先して使用/不使用で比較していますが、私もシーンを組み立てる最初の段階から(少なくともライティングの段階から)Susu-Haraiを使っていった方が良いと思います。私が使ってみた感じでは、実写背景とのマッチングやIBLを使ったライティングでリアリティを求めるケースでは煤無しの世界の方が適しているという認識です。私は女性フィギュアのポートレートをレンダリングすることが多いので、ライトの数が減りそうという点だけでも積極的に使って行きたいと考えています。
しかしながら、ガンマ補正によってDSのアラみたいなのが見えてきたのも事実でして、ライティングやシェーダーにそれなりの調整が必要なんだなと認識を新たにしています。
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