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Reality その7:バージョン1.2でサポートされたIBLを試す

Category : Reality
予定から少し遅れたようですが、DAZ Studio(以下DS)用のLux RenderエクスポータRealityがバージョンアップされ、『Reality 1.2 for DAZ Studio』となりました。
リリースまで時間がかかっただけあって、多くの機能追加が行われています。その細かいリストはコチラにあります。同時に、LuxRender 0.8に対応しました。ただし、GPUに演算を補助させるOpenCL対応の設定はバージョン2.0で追加されるそうなので、現状0.8RC1nonOpenCLをインストールするのが良いとされています。
今回は新要素を試そう!と言う事で、IBL(Image-based Lighting)を使ってみたいと思います。

Reality7 SS

※IBLレンダリングサンプルを1枚追加しました。


■インストールとレジスト

このプラグインを使うにはRealityプラグイン本体とLuxRenderをインストールしなければいけないということは以前も書きました。バージョンアップの場合は以前のバージョンを削除(インストール中に尋ねられるので、必ず削除して下さい)しなければいけません。32bit版64bit版両方のDSを使っている場合は両方のプラグインをインストールして下さい。LuxRenderは現在0.8RC1(パブリックリリース手前)です。Windowsの場合はインストーラ形式ではありませんでしたので、解凍時に適切なフォルダを指定して下さい。

インストール後にDSを起動すると、次のようなダイアログが出現します。
そうでない場合はメインメニューから Render > Reality Render を実行すれば出現すると思います。
Reality7 ユーザー登録ダイアログ

どうやらこのバージョンからユーザー登録が必要になったようです。ここでは、氏名とオーダーナンバー、シリアルナンバー、メールアドレスを入力しなければいけません。これらの情報はDAZ3Dサイトの My Account > Itemized Order History で調べます。また、シリアルナンバーはAvailable Serial Codesの方に載っていいます。入力後「Register On-line」ボタンをクリックすれば、インターネット経由でユーザー登録が行われます。

私がインストールしたことのあるDSプラグインでこのような入力を求めるのはこれが初なので驚きました。DAZ3Dの顧客情報と照会されるのだろうかとか疑問があったりするのですが、登録しないと使えないのでそのまま入力しました。
※ここでの入力は「ACSEL Share」とは関係ないと思われます。そちらはRealityフォーラムのユーザー情報が使われます。

※V4のマテリアル設定でModifierタブを開くとフリーズする不具合があります。この問題を修正したバージョン1.2.2.22がダウンロードできるようになっていますので、DAZ3DのAvaiable Downloadsをご確認下さい。(2011/3/10)


■IBLを使う

プラグインの使い方自体は変わっていません。LuxRenderをバージョンアップした場合はプラグインのOutputタブで実行ファイルの場所を確認するのを忘れないようにして下さい。

今回使用したシーンはフィギュア1体だけの単純なものです。
前バージョンでは周囲に物が無いとLuxRenderの良さが生かせなかったのですが、IBLがサポートされたことでその心配がなくなりました。
Reality7 サンプルシーン プレビュー

RealityプラグインでIBLを使うには次のようにします。
このプラグインには3種類のHDR画像が付属していますので、今回はそのうちの一つを使う方法をご紹介します。

 (1)Contentタブでプラグインインストール時に指定したDSランタイムの Reality > Props フォルダを開き、「Reality IBL Sphere」アイテムをダブルクリックして読み込みます。
Reality7 コンテンツタブ Props

 (2)SceneタブでRealityIBLSphereオブジェクトを選択し、Contentタブで今度はReality > Lights フォルダを開き、「IBL-」と付いたアイテムのいずれかをダブルクリックして適用します。
Reality7 コンテンツタブ Lights

 (3)プレビューを見つつ、ParametersタブでRealityIBLSphereオブジェクトのY Rotationを調整して光の方向を決定します。

 (4)メインメニューから Render > Reality Render を実行し、Realityプラグインを起動します。
 (5)プラグインのLightsタブを開き、「Image Base Lighting」にチェックを入れます。
Reality7 Lightsタブ IBL設定

 (6)マテリアルなどを整えてウィンドウ最下部の「Render Frame」ボタンをクリックしてレンダリング開始!!

IBLについて気付いた点などを書き出してみました。
 ・使えるHDR画像のタイプは「Latitude/Longitude」、「Angular Map」、「Cube Map」
 ・使えるHDR画像の形式はRadiance(.hdr)、OpenEXR(.exr)、TIFF(.tif)。JPEGなどのLDR画像も読み込める。
 ・プラグインに付属しているHDR画像のうち、_Envと付いているのは低解像度の「Specular Convolution」マップ
 ・Lightsタブで直接HDR画像を指定することもできる。
 ・作者にリクエストすれば、付属のHDR画像のようにダブルクリックするだけでシーンに読み込めるデータに変換する「Reality Toolkit」がもらえる
 ・OutputタブのOutput Files欄の「Alpha Channel」にチェックを入れれば、背景にHDR画像を表示しなくなる。代わりに黒バック(png保存だと抜き)になる。
 ・シャドウキャッチャーは現在のところナシ

Reality7 BEO Arch Angel IBL
Character:BEO Arch Angel
Renderer:LuxRender with Reality plugin

ちょっとギラギラでごまかしたみたいになってしまいましたが、IBLとそれに使ったHDR画像の効果が良く出ていると思います。アーマーのマテリアルはMetalではなくGlossyで、Specular Colorを白(255,255,255)に変更しただけです。目と胸のGlowサーフェイスはMesh Lightに変換しました。その他はプラグイン任せです。また、ポストワークとしてLuxRenderのBloomエフェクトを弱くかけています。
このレンダリングは約1000サンプルのものですが、結構早い段階からノイズは目立たなくなっていました。

もう1枚、単純なシーンをIBLを使ってレンダリングしてみました。使ったHDR画像はわりと明暗のはっきりした太陽だけに近いものです。「Alpha Channel」オプションにチェックを入れましたので、オブジェクトの無い部分は黒で塗りつぶされています。
reality7 円柱 IBLによるハイライトと影

LuxRenderではUberEnvironmentなどのようにAOによる擬似的な影ではなく、このように長い影やスペキュラも入ります。HDR画像を光源としてまともに扱っているのでしょうね。



今回のツールと画像の素材はこちら

Reality 4 - DAZ Studio Edition


BEO Arch Angel




Comment

こんばんは。
今回のバージョンアップはかなり大掛かりなものになりましたよね。私もさっそくいじくりまわしているところです。(;´∀`)
IBLのサポートは待ち望んでいたので、かなり嬉しかったです。V4のマテリアルが一部おかしかったのも修正され、ようやく使えるレベルになってきたかなーという感じです。

ただ、V4のマテリアル設定でModifierタブをクリックするとフリーズするバグがあります。どうやらデフォルトのACSELライブラリの内容が一部壊れているようで、この問題の修正用ファイルがPre-ta-3dのフォーラムに投稿されています。

http://preta3d.com/wp/forum/general-discussion/issue-with-modifier-tab

D|S4もいよいよ発売が近づいてきたようですし、今後のなりゆきが楽しみです。ヽ(´ー`)ノ

こんばんは。とうふさんご無沙汰しています。
ごまかしが効かないレンダラなだけに、これだけマテリアルタイプが充実して使えるシーンが増えてきましたよね。バージョンアップ項目が多すぎてまだ追いきれてません>_<

バグについて情報ありがとうございます。
バグの再現&修正を確認しました。

kotozone様、いつも読ましていただきおおいに参考
にさせていただいています。先日Reality2.01の無償
アップグレ-ドがdazから出ており早速インスト-ルして起動
させたところ、名前やオ-ダ-番号の入力を求めらえたので
dazで登録している名前やメアド、購入番号 シリアル番号を入力してユ-ザ-登録を行ったのですが、ERRO 05という番号が
でて登録ができません。もちろん以前発売になったバ-ジョン1を購入し問題なく使用しておりました。OSはウインドウズビスタホ-ムでDS3アドバンスド64です。ご指導お願いいたします。

minoruさん、いつも読んでいただいてありがとうございます。
確かReality1.0の時もインストールの質問をいただいた方ですよね?

少しDAZフォーラムなどを探してみたのですが、ユーザー登録に関する情報が規約や手順を含めてまったく無いんです。Readmeに書いてあることが全てになっているようです。
まず確認をしますが、オーダー番号はReality購入時のOrder Detailの一番上の欄「Order number xxxxxxx」の数字の部分で間違いないでしょうか?また、シリアル番号はAvailable Serial Codesに記載されているものですね?あとエラーが出るタイミング、内容も重要です。
また、Register On-lineの場合インターネットに接続されている必要があります。
まずは最初から手順を一つ一つ丁寧に追っていくのをお勧めします。Register Off-lineの方(レジスト方法がどんなものかは確認できませんでした)を試してみるという手もあります。

どうやってもレジストできないという場合は、DAZのサポートへエラーメッセージ、エラーの画面のスクリーンショットと使用しているDSのバージョン、Realityのバージョンを添えて問い合わせてみて下さい。

使用法のご質問なら答えやすいのですが、こういうシステム部分は環境によるものが大きく、残念ですがあまりお力になることができません。サポートに問い合わせてみたらすぐ解決したという場合も多いはずですので、一度試してみて下さい。

kotozone様、早速ご返事ありがとうございました。
もう少しこのご指導を参考にしてがんばって見ます。
またうまくいきましたらご報告させてもらいますので
これからもDSの情報よろしくお願いします。

お力になれなくて申し訳ありません。
DAZフォーラムでユーザー登録がなぜ必要なのかを問うた人に対してプラグイン製作者が返答していました。
http://forum.daz3d.com/viewtopic.php?t=159404#2789130

曰く非正規ユーザーによる著作権の侵害を防ぐためだということです。
また、同ポストでユーザー登録がうまくいかなかった場合にはpreta3d dot com(dotはスパム防止のためのものです。記号に変えて下さい)までユーザー登録情報とエラー情報をメールで送れば、問題を解決すると説明されています。

kotozone様何度も貴重な情報ありがとうございます。
今現在もまだ使用できる状態にはなっておりません
情報の通りメ-ルを送りたいですが私は英語力がまったくないのでどうやればいいのか見当もつきません。やはり海外サイトは英語のできないものにはいろいろトラブルがつきまといますね。

minoruさん
その後使えるようになりましたでしょうか?
少し家を空けていたので、返事がこんなに遅くなってしまい申し訳ありません。

ユーザー情報の入力ですが、入力欄が最初からスペースで埋められていることがあるそうです。そうであった場合は入力欄をクリック後BackspaceキーとDeleteキーを何度か押してスペースを消してやる必要があります。
また、必ずしもコピー&ペーストが働くとはいかないようで、キーボードからのタイピングが必要になる場合もあるみたいです。

インターネットブラウザによるレジストページもありました。
http://www.preta3d.com/Reality/registerReality.php
ここで試してみてはいかがでしょうか

kotozoneさん、おひさしぶりです。わざわざご指導ありがとうございましす。もう一回ご指導を参考にしてトライしてみます。結果また報告させていただきます。

minoruさんこんばんは。
あと考えられることとしては、もしかしたらファイアーウォールソフトがDSの通信をブロックしているのかもしれません。その場合はそのソフトの設定でDSを除外してみて下さい。
うまくいってバージョン1.2が使えるようになるのを願っています^^

kotozoneさん、いろいろ気にしていただいてありがとうございます。とりあえず今はver1で頑張っています。これからも
このサイトを拝見させていただきますので頑張ってください。
とくにReality関係の記事を待っています。よろしくお願いします。
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