Content Management Service その2:アイテムのカテゴリ分け

Category : DAZ Studio 4
DAZ Studio 3(以下DS3)からインストールしたコンテンツを整理するためにContentタブにカテゴリビューが導入されました。カテゴリビューでは、ユーザーが自由にアイテムを分類することができます。DS4になり、名前の変わったContent Libraryタブでもアイテムのカテゴリ分けができるようになっています。
前回の記事ではDS3でカテゴリ分けされたものをそのまま移行することをしましたので、カテゴリ分けについては省略しました。そこで今回は、新規インストールしたコンテンツのそれぞれのアイテムをカテゴリ分けする方法をご紹介します。以前の記事のDS4版と見て下さい。

メタデータ Contentタブ ルート


■DS4でのカテゴリ

Content Libraryタブでは、ルートフォルダは次の画像のように5つに分かれています。
メタデータ Contentタブ ルート
※背景が青くなっているのは、新規データが含まれている印です。

DAZ Studio Formats、Poser Formats、Other Import Formatsの3つは実際のフォルダ構成とその中に保存されたファイルがそのまま表示されています。DS3ではフォルダビューと呼ばれていました。これらの違いについて詳しくは『DSにとって理想的なコンテンツディレクトリ構成を考える』をご参照下さい。
それに対して、Products、Categoriesの2つは独自のルールでアイテムを分類したデータベースです。Products(プロダクト)フォルダは製品名でコンテンツを分類します。そしてCategories(カテゴリ)フォルダはアイテムの内容で分類します。また、カテゴリフォルダではユーザーによって自由にアイテムを分類することができ、DS3のカテゴリビューに相当します。

カテゴリ分け(カテゴライズ)というのは、インストールしたコンテンツのそれぞれのアイテムを使いやすいようにカテゴリフォルダに分類することを言います。そうすることで今までFiguresフォルダからフィギュアを読み込んでPosesフォルダでマテリアルを適用して~といった面倒な流れを改善することができます。
カテゴリ分けを行うと、アイテムのデータベースが作成され、それがContent LibraryタブSmart Contentタブから参照されます。そして将来的には他のDAZアプリケーションで利用可能になるとも言われています。

DS4になってあらかじめ用意されたカテゴリに大幅な変更がありました。
DS3ではベースフィギュアの種類でカテゴリ分けをして、そのサブカテゴリとしてそれに適用できる衣服やマテリアル、ポーズなどを分類していました。
しかしDS4では人物フィギュア、髪、衣服、マテリアルなどのアイテムの種類でカテゴリ分けをしていて、それぞれのアイテムが他のどのアイテムに適用できるかはカテゴリからは見分けることができません。そうなったのは、アイテムそれぞれの関連性をSmart Contentタブという強力なアイテム検索ツールが担当するためです。しかし、大量のコンテンツをインストールしていた場合は、どれとどれがセットアイテムのパーツなのか(このシャツとパンツが同じセットなのか)が分かりにくい分類法と言えます。


■アイテムの整理法(カテゴライズ)

新規にコンテンツをインストールした直後は、次のどれかの方法でカテゴライズにかかることができます。

 (1)メタデータをインポートする
製品にメタデータ(Runtime\Support\にインストールされる.dsxファイル)が含まれていた場合、それをインポートするだけで、カテゴリ分けだけでなくSmart Contentタブで使用するのに十分な情報が設定されます。
Content Libraryタブのオプションメニューから「Content DB Maintenance」を実行し、Re-Import Metadataにチェックを入れてAcceptボタンをクリックして下さい。
メタデータ カテゴライズ法 DBメンテ
メタデータ カテゴライズ法 メタデータ

するとインポートするメタデータを選択するウィンドウが開きますので、インストールしたアイテムのものにチェックを入れてAcceptボタンをクリックして下さい(全てにチェックが入っていても特に問題ないように見えます)。
メタデータ カテゴライズ法 メタデータ 選択

この作業はデータベースをリセットした後などにも行って下さい。

 (2)「Scan Known Directories for Files」オプションメニューを使う
Content Libraryタブのオプションメニューから「Scan Known Directories for Files」を実行すると、登録されたコンテンツディレクトリを全スキャンし、カテゴリ分けされていないアイテムがCategories>Default>Unassigned以下にフォルダ階層を保ったまま登録されます。
メタデータ カテゴライズ法 スキャン

インストールされたコンテンツの量により、一気に大量のアイテムが登録される可能性がありますので、このあとの作業が大変な方法です。

 (3)「Create a Category From」右クリックメニューを使う
こちらは必要なアイテムだけを手動で登録していく方法です。登録したいアイテムの入ったフォルダを右クリックして、「Create a Category From」を選択します。そのフォルダだけを登録するには「This Folder Only」を、サブフォルダごとまとめて登録するには「This Folder & Sub-Folders」を実行して下さい。
メタデータ カテゴライズ法 クリエイト

これを実行すると親カテゴリ選択ウィンドウが開きます。ここで親カテゴリを指定することで、その下にフォルダごと登録されるようになっています。この時、新規に親カテゴリを作成することはできませんので、あらかじめ作成しておく必要があります。
メタデータ カテゴライズ法 クリエイト 親カテゴリ選択

使い勝手が上がり、一番スマートなカテゴライズ法になりました。

 (4)「Content DB Editor」を使う
これは手動によるカテゴリ分けとその他のメタデータの登録を同時に行いたい場合に便利です。Content Libraryタブのオプションメニューから「Content DB Editor」を実行します。下の段のCategoriesタブでは手動入力によるカテゴリ分け(Add Categories to Selected File(s))か、DS4で用意されたデフォルトカテゴリへのカテゴリ分け(Add Root Categories to Selected File(s))を行うことができます。
メタデータ カテゴライズ法 DBエディタ

DS4のプリインストールコンテンツのカテゴリを参考にすると、ベースフィギュアや衣服などはあらかじめ用意されたデフォルトカテゴリに直で入れ、マテリアルプリセットは/Default/Presets/Materialsの下に製品名のカテゴリを作って入れるようにしてあるみたいです。

4種類の方法がありますが、私のオススメは(3)「Create a Category From」右クリックメニューを使うものです。私はメタデータがある場合でも、先にこの方法でDS3方式のカテゴリに分類しています。


■カテゴリフォルダでのアイテムの整理

カテゴリフォルダ内でそれぞれのカテゴリやアイテムを右クリックすると、アイテムをさらに整理するためのメニューが実行できます。スキャンしてUnassignedカテゴリに分類されたアイテムは、これらのメニューを使ってちゃんとしたカテゴリに割り当て直さなければいけません。
※Categories内にあるアイテムはデータベースに登録された参照情報です。その変更や削除は実データには影響ありませんので安心してお使い下さい。

 ・カテゴリの右クリックメニュー
メタデータ 右クリックメニュー カテゴリ
・Create a Sub-Categoryサブカテゴリを作成します。
・Renameカテゴリ名を変更します。変更できるのはアイコンにUの文字が付いたカテゴリのみです。
・Deleteサブカテゴリも含みそのカテゴリを中のアイテムごと削除します。
・Duplicate Categoryカテゴリを別の場所に複製します。実行すると親カテゴリ選択ダイアログが出現します。そのカテゴリだけを複製するには「This Folder Only」を、サブカテゴリごとまとめて複製するには「This Folder & Sub-Folders」を実行して下さい。
・Move Categoryサブカテゴリも含めカテゴリを別の場所へ移動します。

 ・アイテムの右クリックメニュー
メタデータ 右クリックメニュー アイテム
・Cutそのアイテムをカットします。
・Copyそのアイテムをコピーします。
・Remove Referencesそのアイテムを削除します。
・Renameそのアイテムの名称を変更します。
・Categorizeそのアイテムを別のカテゴリにカテゴリ分けします。
・Databaseコンテンツディレクトリ単位でのアイテムの移動を行った際は「Edit Base Path(s)」を実行することで、その移動をデータベースに伝えることができます。ただしLibraryフォルダからのパスは同一でなければいけません。

 ・空白部分での右クリックメニュー
メタデータ 右クリックメニュー 空白
・Paste Referenceカットやコピーしたアイテムをペーストします。

一つのアイテムに対して複数のカテゴリを割り当てることができますが、DS3でのベースフィギュアによるカテゴリ分けの際には便利だったものの、DS4でのSmart Contentタブを使用したアイテム検索の存在により、その必要性は薄れました。
また、アイテムのデータベース登録情報のコピー(カット)&ペーストも可能になりましたので、カテゴリフォルダ内のアイテム整理がやりやすくなっています。


■アイテムの整理例

例として『Al3d's BusinessLady』をインストール直後のタイミングを想定して、カテゴリ分けしてみたいと思います。
DS3方式の分類になりますので、DS3のデータベースを移行した状態でないと、同じカテゴリが用意されていません。その場合はカテゴリの右クリックメニューから「Create a Sub-Category」を実行して、事前にカテゴリを作っておかなければいけません。私のようにDS3の規則に沿ってカテゴリ作成するのも良いと思いますし、自分の使いやすいように組み立てていくのもアリだと思います。Defaultカテゴリ以下を公式カテゴリとして使わないようにしておけば、後々メタデータの配布が行われても問題は出ません。
ここでご紹介するのは、あくまで一例ですので、みなさんが使いやすいようにカテゴリ分けしてみて下さい。

『Al3d's BusinessLady』はVictoria 4用の服で、DS用マテリアルは付属していません。

最初にContent LibraryタブでPoser Formatsフォルダ以下のインストールしたコンテンツフォルダ>Figures>Al3d BusinessLadyを開き、フォルダ名の右クリックメニューから「Create a Category From>This Folder Only」を実行します。
メタデータ カテゴライズ法 クリエイト

親カテゴリ選択ダイアログが開きますので、People>Victoria>Clothing>Formalを選択してAcceptボタンをクリックします。
メタデータ カテゴライズ法 クリエイト 親カテゴリ選択

今度はマテリアルをカテゴリ分けします。Poser Formatsフォルダ以下のインストールしたコンテンツフォルダ>Poses>Al3d_BusinessLadyを開き、フォルダ名の右クリックメニューから「Create a Category From>This Folder Only」を実行します。
再び親カテゴリ選択ダイアログが開きますので、People>Victoria>Clothing>Formal>Al3d BusinessLadyを選択してAcceptボタンをクリックします(さっきの選択を覚えていて、最初からそこが開いているのもポイント高いです)。

ここからはカテゴリフォルダでの作業になります。
Categories>People>Victoria>Clothing>Formal>Al3d BusinessLady>Al3d_BusinessLadyを開き、カテゴリを右クリックしてRenameを実行します。
メタデータ カテゴライズ リネーム

リネームダイアログが出現しますので、「Material」と入力してOKボタンをクリックします。

よく見ると、Materialカテゴリにフィギュアのポーズファイルが混ざっていましたので、これを新しくカテゴリを作って分けます。
Al3d BusinessLadyカテゴリを右クリックして、メニューから「Create a Sub-Category」を実行し、「Pose」と名前を付けてサブカテゴリを作成します。
メタデータ カテゴライズ サブカテゴリ作成

Materialカテゴリを開き、下のほうの3つのポーズアイテムを複数選択し、右クリックメニューから「Cut」を実行します。この時点では表示上は変化はありません。
メタデータ カテゴライズ カット

そのままPoseカテゴリを開き、何もアイテムが無いところで右クリックをして、メニューから「Paste Reference」を実行します。ここで先ほどカットしたアイテムがこちらに移動してくるわけです。
メタデータ カテゴライズ ペースト

これでカテゴリ分け終了です。
メタデータ カテゴライズ 仕上がり

DS4になってCreate Category時に親カテゴリが指定できるようになったおかげで、必要なコンテンツを必要な分だけカテゴリ分けするのは、こんなに楽になりました。ただしそれもDS3方式の分類を行う場合の話で、DS4のDefaultカテゴリ以下にカテゴリ分けする場合は、DB Editorを使ってOutfitはこのカテゴリ、Shoesはこのカテゴリという風にそれぞれ仕分けていくことが必要になってしまいます。


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