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DS4Advancedの独自機能の使い方

Category : DAZ Studio 4
先日プラチナクラブ会員限定で先行発売が開始されました『DAZ Studio 4 Advanced』および『DAZ Studio 4 Pro』、私もやっとProの方を手に入れる事ができました。ところでこれらの略称ですが、このブログではDS4A、DS4Proでいきたいと思います。同様に『DAZ Studio 4 Standard』はDS4またはDS4Std、『DAZ Studio 4 Express』はDS4Expかな~と考えています。
話を戻しまして、私はDS3ABundleからのアップグレード(個別製品購入)で買いました。とりあえず条件の確認だけしようと思いセールスサポートへ問い合わせ(Support>Contact Us)たところ、各製品のオーダー番号を知らせると「Itemized Order History」にDS4ProUpgradeが未払いのオーダーとして追加されるという形でした。実は『DAZ Studio 4 Auto-Fit Tool』購入者に対する$50バッククーポンを入力する部分が見つけられないまま支払いしてしまったので、今度はそれについて問い合わせ中なんですけどね。

以前の記事でDS4AとDS4Proの機能について一通りご紹介しました。今回はその中からDS4A独自の機能の使い方について、一つ一つ見ていきたいと思います。DS4ProについてはDS4Aに追加プラグインがバンドルされた形になっていますので、機会があればそれぞれのプラグイン単位でご紹介したいと思っています。
それはそうとMy Stuffタブの名前がSmart Contentタブに変わってしまいましたね。


DAZ Studio 4.5 Pro

※Morph Followerについて追記しました。
※Progressive Renderingの注意点について追記しました。

■Morph Loader Advanced

この記事は急遽書こうと思い立ったものです。なぜかと言うと、『Morph Loader Advanced』の使い方を見つけるのに苦労したからです。私の環境だけかもしれないのですが、これの起動メニューがなかったのです。
さて、『Morph Loader』はフィギュアなどに他のモデリングツールなどで作成したモーフターゲットを読み込むことができるプラグインです。Genesisに対応したことで『Morph Loader Advanced』としてグレードアップしました。

使い方としては、メインメニューから…と言いたいところですが、先ほど書いた通りメニューが追加されませんでした。そこで、しょうがないのでメインメニューWindow > Workspace > Customize でメニュー編集ウィンドウを起動し、自分でメニューを追加します。
DS4Advanced Morph Loader メニュー追加

上の画像のように左のActionsエリアのAdvancedグループにある「&Morph Loader Advanced」を右のMenusエリアのMein Menu > &Edit グループ内にドラッグ&ドロップします。
するとメインメニューEditに追加されますので、「Morph Loader Advanced」を選択して起動することができるようになります。
Customizeウィンドウの操作についてはこの記事をご参照下さい。

※ちなみにDS4Proの『Morph Loader Pro』はCCT Morph Loader Proグループに属します。

実際のモーフ追加の流れとしては、Obj形式でエクスポート(メインメニューFile > Export)し、モデリングソフトで形状を編集した後、「Morph Loader Advanced」を使ってモーフを追加することになります。


■Multi-Layered Image Editor

『Multi-Layered Image Editor』はテクスチャとしてレイヤーを持つ画像ファイル(.dsi)を編集・使用するためのプラグインです。画像の各レイヤーは描画モードやマスクによって重ね合わせることができ、その用途の多さはなかなかのものです。詳しい使い方についてはこの記事をご参照下さい。

使い方は、Surfacesタブのテクスチャ指定部分のメニューからLIEウィンドウを起動します。
DS4Advanced LIE起動1


■Progressive Rendering

「Progressive Rendering」はBryceのレンダリングやプログレッシブJPEGを表示する時のように、最初は粗く全体をレンダリングし、だんだんと精細にレンダリングしていく手法です。これによって全体のライティングの状態を早く確認することができます。

使用するにはRender SettingsタブのRender Engine欄のチェックボックスをチェックします(3Delightソフトウェアレンダリングのみのオプションです)。
DS4Advanced Progressiveレンダ 設定

実際にレンダリングをしてみると次の画像のようにモザイクをかけたような画像が描画されます。画像上を何度もレンダリングプロセスが走り、だんだんとモザイクが細かくなっていく感じです。下の画像(これは一部分ですが実際の大きさは600*800pixelsです)が出るまでたったの数秒です。
DS4Advanced Progressiveレンダ テスト

この機能と、シーンの一部のみをレンダリングするスポットレンダーツールを使い分ければ、テストレンダの時間が短縮されることは想像に難くないです。

※現在この機能を使うと十分なメモリーを積んだ64bitOSのPC以外ではアプリケーションが強制終了してしまいます。フィギュア1体でも6GBをあっというまに食い尽くしてしまいます(メモリーリークしているとDAZフォーラムに書いてありました)ので、使用には十分ご注意下さい。


■Auto-Fit Tool

『Auto-Fit Tool』はGenesisフィギュアにV4などのDAZ第4世代フィギュアの衣服や髪をフィットさせるプラグインです。これについてはこの記事でご紹介していますので、そちらをどうぞ。私が記事にした時よりバージョンが上がり、Smoothing Modifier使用時の不具合などが解消されているようです。


■DS3Aからの引継ぎ機能

DS3Aで新機能として追加されたものも引き継がれています。

<メニューから>
Map Transfer (Surfacesタブのオプションメニュー)
DAZ第4世代またはGenesisのUVセットの異なるテクスチャマップを変換する機能です。詳しくはこの記事をご参照下さい。

<タブがあるもの>
Shader Mixer
シェーダーツリーを組み立てて、新たなシェーダーを作成するPoserライクな機能です。過去記事のこのあたりを見てみて下さい。さらに進化するという話だったのですが、なかなかタブ名からBETAが消えませんね。

Shader Builder
こちらもシェーダーを作成する機能なのですが、より専門的なGUIになっています。

<従来のタブの拡張>
Shader Baker (Surfacesタブ)
テクスチャにライティングなどを焼き付ける機能です。ゲーム開発やアバター製作向けかもしれません。

Scripted 3Delight Renderer (Render Settingsタブ)
レンダリングプロセスをスクリプトによってコントロールする機能です。実例としてはアウトラインレンダラー『Edger』で使用されています。その紹介記事はコチラ。ちなみにDS4Aのアプリケーションフォルダにインストールし直せば『Edger』はなんとか使用可能なようです(設定欄が小さくて大変ですが)。

Morph Follower (Shapingタブ、Parametersタブ)
ベースフィギュアにあって着用させた衣服に無いモーフを補ってくれる機能です。詳しくはこの記事をご参照下さい。ただし、メニュー項目が「Transfer Active Morphs」に変更になってます。また、この機能が必要ないGenesisフィギュアに対しては動作しません。

Comment

DS4Proのインストール

ご無沙汰しております。
身分不相応にもDS4Proを購入してしまいました。私もそろそろモーフを入れたフィギャを作りたい、と思っているのです。プラグインの使い方など、これから順次教えてください。

ところで、Proをインストールするとき、以前のフリー版も残そうとして、別のフォルダにインストールしました。そのため、別のMy Libraryができてしまい、新しいGenesis.dsfのデータもそこに入りました。Genesisをロードしようとすると、Duplicate formulas found in filesとのメッセージが出ます。Content Directory Libraryで新しいMy Libraryを指定してないのにです。OKすれば大丈夫なのですが、煩わしいので、どちらかのMy Libraryを消去しようと思います。調べてみると、古いGenesis dsfファイルはサイズが123KBで、新しいdsfは45KBとなっています。やっぱり、データが新しくなっているのでしょうか。だとすれば、新しい方のMy Libraryを残せばいいのですが、古い方にはいくつか追加したデータが入っているので、入れ替えがやっかいです。

また、レンダリングするとき最初にRendering in 3Delightなどと出て、時間がかかるようになりましたね。何かメリットがあるのでしょうか。また、教えていただいたProgressive Rebderingですが、これを行うとパソコン自体がフリーズしてしまいます。普通のレンダリングではそのようなことはありません。

Re: DS4Proのインストール

Kiyoshiさんこんばんは。
Proを購入されましたか。思い切りましたね。CCTの担当するフィギュアのセットアップは特に習熟が必要な部分ですので、実は記事にしようとして何度か保留しているのです。とりあえずツールの機能ぐらいはぼちぼちと解説していけたらとは思っていますが、期待せずにお待ち下さい。

Proのインストールについてですが、まず、DSの同じメジャーバージョン(今回だと4ですね)を複数インストールすることはオススメできません。ただし、32bit版と64bit版は共存できます。
理由として1つは、DSはインストールされるプログラムは共通のもので、シリアル番号によってAdvancedなどのエディションを切り替えており、シリアル番号はPC内で1つしか有効になりません。なので、以前のフリー版もProとして動いているのではないかと思います。逆に言うと、ProとしてダウンロードしたDSにフリー版のシリアルを入れな直せば、フリー版として動きます。
また2つ目の理由として、DSはアプリケーションのインストール先以外にOSのアプリケーション設定フォルダに設定ファイルなどを保存して使用し、このフォルダもPC内で共通になります。そのため古いバージョンのアプリケーションに新しいバージョンの設定ファイルという火種になりそうな状況になってしまいます。
以上のことが問題になることは今まであまりなかったのですが、バージョン4.0.2以降は内部的に大きく変更があったみたいなので何かあっても不思議ではありません。

ただ、今回の問題は他に原因があります。
まず、「Duplicate formulas found in files」というエラーが出る原因は、追加でインストールされたモーフ製品です。Evolutionモーフなどをインストールされている場合はDAZのMy AccoutページでResetしてダウンロードし直し、再インストールしてみて下さい。

また、My Libraryが2つになってしまった点ですが、古い方へ統合されると良いかと思います。まず新しい方のMy Libraryをどこか別の場所へ退避し、Proをアンインストールします。そしてProをフリー版と同じ場所にインストールして下さい。この時、My Libraryがどこかを聞かれますので、古いMy Libraryの場所になっているかをよく確認して下さい。その後DSを起動してみて問題なければ退避したMy Libraryを削除など後始末して下さい。これでGenesisのデータが更新されるはずです。
くれぐれも必要なデータを削除してしまうことの無いようにお気を付け下さい。

Progressive Renderingについては私も一度DSが強制終了したことがありました。テストレンダでこういうことがあると困りますよねえ。それにフリーズまでしてしまうのは危険ですね。

Parentについて

お返事をありがとうございました。また、こちらの返答が遅れましてすみません。

さっそく、DS4Proのインストールをやり直してみました。ダウンロードしたデータは保存していましたので、再ダウンロードはやりませんでしたが、それ以外は指示通り行ったつもりです。しかし、完全に入れ替わっていないのか(再インストール後、初めて立ち上げてみると、シリアル番号の請求がありませんでした)、やはりGenesisをロードするときに、同じことが起こります。もう一度やり直すのも面倒なのでそのままにしています。まあ、あまりGenesisのロードから作り上げることはなく、気に入ったフィギャをモーフを入れて作ったら、それを保存しておいて、それらからシーンを作ることにしていますから、さほど気になりません。ご愛敬だと思っています。

それよりも今ちょっと困るのは、2体のGenesisでペアレント関係を作るときに、髪の毛や服がずれてしまうことです。ちょっと試していただけませんか。まず2体のGenesisを両方ともBasic Childで小さくします。そして、両方に髪の毛を付けます。そして、片方を他方にペアレント関係で親と子にします。すると、子にした方の髪の毛(服があるときはそれも)が崩れるのです。調べてみると、scaleが変化しています。まあ、それを直せばいいのですがね。

Re: Parentについて

Kiyoshiさんこんばんは。
「Duplicate formulas found in files」に対処したアップデートが出ていますので、それをインストールすれば警告が出なくなると思いますよ。例えば、Evolutionモーフの最新バージョンのファイル名は次のようになっています。
12994_GenesisEvolutionBodyMorphs_1.2_trx.exe
12992_GenesisEvolutionHeadMorphs_1.3_trx.exe
12993_GenesisEvolutionExpressions_1.4_trx.exe

ペアレントの問題は、ペアレントした時に子の変形パラメータは親からの相対的なものになるために起こる現象です。そして、Fit toした髪や衣服のパラメータはフィット先のものをコピーするため、そのようなことになってしまいます。

Genesis1 --- Genesis2

と親子関係を組む代わりに、Nullを親にして

     --- Genesis1
Null <
     --- Genesis2

と2体のGenesisを子にしてみてはどうでしょう。

Re: Parentについて

Kotozone様

さっそくお返事をいただきまして、ありがとうございました。なるほど、新しいソフトだからアップデートがあるんですね。これからはちょくちょく注意することにします。まだダウンロードはしていませんが、さっそくやってみます。

ペアレント関係については、ご指示のようにダミーを入れたら問題はなくなりました。しかし、これは仕方がない問題なのでしょうか。やっぱり直接ペアレント関係にしたいですね。

いろいろとありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
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