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Map TransferでテクスチャのUVを変換する

Category : Advanced Tools
Genesisフィギュアは複数のUVセット(UV座標:テクスチャを貼り付ける基準となる座標系)を持つという特長があります。例えばマテリアルプリセット「Sample Lana - No Gen」はVictoria 4UVセットが使われますし、「V5 Bree All」はVictoria 5UVセットが使われます。この設定はマテリアルプリセット自体に含まれますので、普段ユーザーがそれを気にすることはありません。

ところでDAZ Studio 3 Advancedで搭載されたMap Transferという機能があります。過去の記事でもご紹介していますが、これはUVセットを変換する機能です。記事の時点ではユーザーにはあまり必要の無いものでしたが、Genesis世代になり、その有用性が出てきました。例えばフィギュアのテクスチャに描かれた下着などのVictoria 4用のセカンドスキンをVictoria 5用のマテリアルで使いたいという場合、そのままではずれてしまいます。そこでMap Transferを使ってセカンドスキンのテクスチャを変換してやれば、Victoria 5用のマテリアルにずれずに重ねることができます。

今回はDS4でのMap Transferの使用法を改めてまとめてみたいと思います。
少し前にこの記事を書こうと思っていたのですが、DS4.0では変換品質の設定がなぜか反映されなかったので保留していました。今回再びDS4.5で試したところ、直っていましたので記事にしました。

maptransfer2 SS


■UVセットの設定

GenesisフィギュアにGenesis用のマテリアルを適用する場合、テクスチャに合わせてUVセットも切り替わります。一方、Michael 4またはThe Kids 4用のマテリアルを適用する場合は、適用後にユーザーがUVセットの設定をしなければいけません。ちなみにGenesisのUVセットの初期値はVictoria 4なので、それ用のマテリアルを使う場合は設定の必要はないのです。

UVセットの設定はSurfacesタブにあります。
UVセットを切り替えたいサーフェイスをサイドメニューで選択し、UV Setのプロパティにあるドロップダウンメニューから、テクスチャに合ったUVセットを選択します。

MapTransfer2 UVセット切り替えプロパティ

Genesisの初期状態では上の画像のように少ないですが、選択できるUVセットはGenesisのモーフ製品(Victoria 5やStephanie 5など)をインストールすると増えていきます。そんなに追加しなくても…とも思いますが、自分でキャラクターを製作する際にV5モーフを使ったからといってV5UVセットを使う必要は無いので、多すぎて困るということはないでしょう。

UVセットのテクスチャテンプレートを表示するにはまずビューポートのビューセレクタを「UV View」に切り替えます。そしてSurfacesタブのサイドメニューでサーフェイスを選択すると、そのUVマップがワイヤーフレームで表示されます。

MapTransfer2 テクスチャテンプレートの表示


■Map Transferの使い方

DS3に搭載されていたものと少し使い方や設定項目が変わっていますので、改めてDS4のMap Transferの使い方を解説します。

今回はVictoria 4用のタトゥーテクスチャ『Inked Vol.2』に入っている「!Tatoo 01」をマテリアルプリセット『S5 Michelle All』(Stephanie 5付属)に適用できるように変換します。つまり、タトゥーテクスチャのUV座標をVictoria 4からStephanie 5に変換するわけです。

変換せずに使った場合は次の画像のようになります。この製品はV4用に描かれたタトゥーテクスチャをキャラクターの肌テクスチャと合成して使うものです。Poserではスクリプトによって導入が簡単ですが、DSではLayerd-Image Editor(LIE)を使う必要があります。『Inked』シリーズのテクスチャはBlend ModeをMultiplicative Blendにして重ねれば良いようです。

MapTransfer2 レンダリング UV違い

レンダリングは一見問題ないように見えますが、Victoria 4に使った場合と比べて背中一面に広がってしまっています。

では、Map Transferを使ってUVセットを変換してみましょう。

 (1)Genesisフィギュアに変換したいマテリアルを適用するか、変換したいテクスチャを貼り付けます。「!Tatoo 01」の場合はタトゥーのテクスチャのみを2_で始まる名称のサーフェイス(計5つ※)のDiffuse Colorに貼り付けました。UVセットの設定も貼り付けたテクスチャ、適用したマテリアルに合わせておきます。
この時、プレビューではテクスチャがずれて表示されます。
※必ずそのテクスチャが使われるサーフェイス全てに貼り付けます。

 (2)変換したいテクスチャを持つオブジェクトを、Sceneタブまたはビューポートで選択します。

 (3)Surfacesタブのオプションメニューから「Map Transfer」を実行します。
MapTransfer2 起動メニュー

 (4)Map Transferウィンドウが出現しますので、テンプレートエリアの右クリックメニューから「New Templete」を実行します。
MapTransfer2 トランスファウィンドウ 工程1

 (5)サーフェイスエリアで変換したいテクスチャを使っているサーフェイスを全て選択し、テンプレートエリアの先ほど作成したテンプレートへドラッグ&ドロップします。この時、選択するのは同じテクスチャを使っているサーフェイスのみにします。
MapTransfer2 トランスファウィンドウ 工程2

 (6)テンプレートエリアで(5)でD&Dしたサーフェイス名を全て選択し、サーフェイスオプション欄のターゲットUV(Target UV Map)を変換先のUVセットに変更します。
MapTransfer2 トランスファウィンドウ 工程3

 (7)テンプレートエリアでテンプレート名をクリックし、テンプレートオプション欄で出力するファイル形式(File Type)と変換品質(Baking Quality)を選択します。変換品質を上げると処理にかかる時間が増大しますのでご注意下さい。
MapTransfer2 トランスファウィンドウ 工程4

 (8)変換したいテクスチャが複数ある場合は、(4)へ戻って新たなテンプレートを作成し(7)までの工程を繰り返して下さい(胴体、手足、顔などテクスチャが分かれている場合)。
ただしディフューズ、バンプ、スペキュラなど、同じサーフェイスに複数のテクスチャが使ってある場合はそれらも一緒に変換してくれますので、別に指定する必要はありません。

 (9)Acceptボタンをクリックすると変換が始まります。
変換品質とマシンパワーによって変わりますが、終了まではしばらく時間がかかります。

Parametersタブでテクスチャを変換したものに変更し、UVセットも切り替えれば、変換作業は終了です。
「!Tatoo 01」を肌テクスチャと同じUVセットに変換して使ったのが次の画像です。

羽を求めて
Character:Stephanie 5
Hair:Pure Hair Crazy
Costume:Hongyus Bikini for V5


■Map Transfer使用上の注意点

・変換したテクスチャはテンポラリのtextureConvertフォルダに保存されますので、適切な場所(コンテンツディレクトリのRuntime\Textures内に作成した自分のフォルダなど)へコピーしておいて下さい。DSを終了するとテンポラリフォルダ内のテクスチャは削除されます。(7)の工程であらかじめ出力先を指定しておいてもOKです。

・DS4のMap TransferはDS3のものに比べ、使用メモリ量やテンポラリフォルダの使用量がかなり抑えられています。

・テンプレートオプションのHardware Cut Offはおそらく設定値よりも大きいサイズのテクスチャを縮小するものだと思いますが、うまく動作しませんでした。

・DS3のMap Transferと違い、テクスチャ毎にテンプレートを作らないと正常に変換できないようです。



今回の画像の素材はこちら

Stephanie 5

Pure Hair: Crazy for Genesis

Hongyus Bikini for V5

AD Inked Vol.2
Inked Vol.2




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