FC2ブログ

コンテンツDBのメンテナンス

Category : DAZ Studio 4
DAZストアで購入した製品を管理するソフト『DAZ3D Install Manager』はもう使ってみましたか?

現状「まだ」と答える方の方が多いのではないでしょうか。
あるいはダウンロード機能だけ使っている、とか、カタログとしてだけという方もいらっしゃるかもしれません。おそらくですが、DAZが想定する『DAZ3D Install Manager』の一番問題の出ない使い方は、専用の1つのコンテンツディレクトリ(長いので今回はCDirと略します)に購入済み製品を全部インストールし、カテゴリ分けなどの利便性はSmart Contentタブで補う、という方法だと思います。

とはいえ、それだとPoserでも使う場合に不便ですので、私はこれまで使ってきたCDirと新規に作ったCDirとを共存させて使っています。これまで使ってきたCDirにも『DAZ3D Install Manager』でインストールする形です。
そこで今回特に必要に迫られたのが、「コンテンツデータベース(コンテンツDB)」のメンテナンスでした。
コンテンツDBは、OSのサービスとして動作するDAZ Content Management Service(CMS)が管理している、インストール済み製品データベースで、DAZ Studio4以降のSmart Contentタブ、Carrara8.5以降において参照されています。

今回はコンテンツDBに不具合が出てしまった場合のメンテナンスの方法をいくつかご紹介します。

コンテンツDBメンテ SS


■製品のアンインストール方法

その前にDAZのインストーラでインストールした製品をアンインストールする手順をおさらいします。
今回対象となるインストーラは一番最近の↓のアイコンを持つものです。
コンテンツDBメンテ 新インストーラアイコン

このタイプのインストーラの大多数にはメタデータファイルが含まれています。
メタデータファイルとは、その製品の情報をコンテンツDBに登録するためのメタデータをファイル化したものです。
※~Metadataという名称のインストーラもありますが、これをインストールしなくても本体インストーラの方にメタデータが含まれていますので、今回は特に書きませんが両方アンインストールして下さい。
※記事ではWindows環境について書いていますが、Mac OSの方はその作法に従って下さい。

 (1)スタートメニューからアンインストールしたい製品のアンインストーラを実行します。
インストール時にアンインストーラを作成するようにしなかった場合は、アンインストーラはありません。
DAZ 3D>Installed Content以下に製品名のフォルダがあり、その中にアンインストーラが入っているはずです。

ここは通常のアンインストール手順ですので、詳しくは書きません。

 (2)次に、その製品がインストールされていたCDirの「Uninstallers」というフォルダを開きます。
先ほどスタートメニューから実行したアンインストーラの本体がここにあります。
ここでアンインストーラが削除されていれば正常にアンインストールが行われています。

 (2-i)もしもまだアンインストーラが残っていた場合は、さらにそれを実行して下さい。

 (2-ii)それでもまだアンインストーラが残る場合は、その製品を同じ場所にインストールしてから再びアンインストールすることで、正常にアンインストールができると思います。

 (3)最後に、コンテンツDBに登録されたメタデータを削除します。
DAZ Studioを起動し、Smart Contentタブを開いてみて下さい。
先ほどアンインストールした製品に含まれるアイテムが、!アイコン付きで残っています(NEWマークに隠されてしまってますが)。
!アイコンは、参照先のファイルがないことを表します。
コンテンツDBメンテ リンク切れ smartタブ修正1

これを消すために次の操作をします。

Content Libraryタブを開き、Products>[製品名のアルファベットの頭文字]を見ると、製品名が出てくると思います。これがインストール時にコンテンツDBに登録されたメタデータ(プロダクト)です。
コンテンツDBメンテ リンク切れ contentタブ修正1

製品名の右クリックメニューから「Delete Installed Metadata」を実行します。
コンテンツDBメンテ リンク切れ contentタブ修正2

Smart Contentタブを更新すると、!アイコンの付いたアイテムが消えています。
コンテンツDBメンテ リンク切れ smartタブ修正2

以上がメタデータファイルを含むDAZインストーラ製品の正常なアンインストール手順になります。

『DAZ3D Install Manager』を使った製品のインストール・アンインストールでは、このような状態になることはありません。アプリケーション上のワンクリックでメタデータの登録・削除も含めて済ませてくれます。


■コンテンツDBのメンテナンスメニュー

Content Libraryタブのオプションメニューには、コンテンツDBをメンテナンスするための機能があります。
「Content DB Maintenance」を実行して下さい。
コンテンツDBメンテ メニュー メンテナンス

Content Database Maintenanceウィンドウが開きます。
コンテンツDBメンテ メンテナンスウィンドウ
・Mark All Content As Seen全てのアイテムからNEWマークを取ります。
・Remove Un-Mapped Base Paths and Orphans参照先のファイルがないベースパスを削除します(未検証)。
・Remove Orphaned File References参照先のファイルがないメタデータを全て取り除きます。
・Consolidate File Referencesコンテンツディレクトリ外のファイルを参照していることによる、絶対パス参照を整理統合します(未検証)。
・Condense Databaseデータベースの使っていないスペースを削除し、データベースのサイズを圧縮します。
・Process Metadata Queueメタデータキューに入っているメタデータファイルをコンテンツDBに登録するウィンドウを出します。
・Re-Import Metadataメタデータをファイル(CDirのRunteime\Support内)から登録します。
・Export User Data製品のメタデータファイルから登録されたもの以外のメタデータをユーザーデータとしてファイルに出力します。
・Reset DatabaseコンテンツDBをリセットします。

チェックを入れてAcceptすると、それが実行されます。
まだ効果が見えないものもあるのですが、こんな場合に使って下さい。

●シーン保存時やプリセット保存時に作成されるSmart Contentタブから呼び出すためのアイテムをメタデータファイルに保存しておきたい。

> Export User Data

●!アイコンのついた大量のアイテムをまとめて消したい

> Remove Orphaned File References

●コンテンツDBのサイズを圧縮して軽くしたい

> Condense Database

●コンテンツDBをリセットしたい

> Reset Database
> Re-Import Metadata

最後の荒業はどうしようもなくなった場合、1から整理したい場合に使って下さい。User Dataを事前にエクスポートしておけば、自分が保存した際にUnassignedカテゴリに登録されたアイテムもなくなることはないです。


■Smart Contentタブでよく見られる症状への対処法

メンテナンスメニューでも正常にならないケースについて対処法を書きます。

●同じアイテムが2つ並んでいるので片方を消したい

コンテンツDBメンテ PoserCF smartタブ修正

片方のサムネイル左上に書類アイコンが付いている場合、それはPoserCFインストーラで作成されたDSON Importer用ファイルかもしれません。最近のPoserCFインストーラはメタデータを登録しないものが多いのですが、たまにこうなってしまう製品があります。

DAZ Studioでは読み込まないファイルですので、必要なければ製品のアンインストール方法の項目の最後、メタデータ・プロダクトを削除する方法を使ってPoserCFと付いたものを削除して下さい。
コンテンツDBメンテ PoserCF contentタブ修正

●!アイコンのついたアイテムの名前の先頭に(2)と付いているアイテムが読み込めない

コンテンツDBメンテ 重複 smartタブ修正

これは過去にインストールしていたコンテンツを別のCDirにインストールした場合によく起きます。
(2)は同じ名称、同じカテゴリ、同じ相対パスの2つのアイテムがコンテンツDBに登録されていることを表します。
そしてこういった場合、どちらのアイテムを読み込むかという情報もコンテンツDBに登録されています。
しかし!アイコンになっているので、優先して読み込むアイテムが過去にインストールしていたCDirを指している(現在はそこには存在しない)ので、読み込めない状態になってしまっています。

次のような手順で修正して下さい。
Content LibraryタブのProducts内でその製品の場所を開きます。
そしてリストアップされたアイテムを全て選択(Ctrl+A)して、そのどれかのアイテムの上で右クリックメニューを開き、「Database > Edit Base Path(s)」を実行します。
コンテンツDBメンテ 重複 contentタブ修正

Edit Base Path(s)ウィンドウが開きますので、Change To:欄を正常にインストールされているCDirに変更しAcceptして下さい。
コンテンツDBメンテ 重複 ベースパス変更

●SurfacesタブのPresetsページにマテリアルプリセットが表示されなくなった

これは『DAZ3D Install Manager』用に作られたメタデータファイルでマテリアルプリセットのタイプが「Garment」に変更されたために起こります。
私も困っていますが、DS本体のバージョンアップを待ちましょう。
メタデータのガイドラインをころころ変えるのはやめてほしいものです><

●いろいろしてみたけど変わらないよ!

魔法の呪文を伝授しましょう。
Smart Contentタブで、不具合が起きているアイテムの右クリックメニューから「Show In Content Library」を実行します。
コンテンツDBメンテ 魔法の呪文

これは本来そのアイテムをContent Libraryタブで開くというコマンドなのですが、なぜか!が消えたり(2)が消えたりします。不思議ですね~。



Comment

No title

こんにちは、いつも楽しみに見ております。
琴吹さんの本は購入しておりますがわからないものが有りますので時折お伺いしております。

Content LibraryタブのProducts内にアルファベット順のフォルダが表示されないのはどこの設定なのでしょうかよろしくお願いします。macです。

まさむねさんこんばんは。
Content LibraryタブのProducts以下は、商品パッケージごとにアイテムをまとめて表示するようになっています。
例えば、Products>G>Genesis 2 Female Starter Essentialsのようにです。

次の関係で表示が対応しています。

Smart ContentタブのFilesページ <=> Content LibraryタブのCategories以下
Smart ContentタブのProductsページ <=> Content LibraryタブのProducts以下

なので、Smart Contentタブのデータが正常でないと、それに対応したものも正常に表示されません。

現在はどのような状態になっていますか?

No title

こんにちは、

つい先日バージョンアップ.52してからなのか、またSmart Contentタブには何も表示されなくなりました。
Products内にアルファベット順のフォルダもなく空欄です。

そうですね。
その状態ですと、まずはSmart Contentタブの表示が正常にすることが必要です。
非公開コメント

著書
カレンダー
09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
検索フォーム
プロフィール

Kotozone

Author:Kotozone
製品の取扱説明書を読むのが大好きです

FC2ブックマーク
最新記事
カテゴリ
タグリスト

DSプラグイン V4 ライト マテリアル DSシェーダ DS基本 セール Genesis IBL アニメーション タブ解説 iray LuxRender ダイナミッククロス スクリプト Genesis2 ShaderMixer セットアップ バージョンアップ Download レタッチ カスタマイズ トゥーン SSS Photoshop ウェイトマップ NGM ファー 物理シミュレーション ERC D-Form Miki2 IDL 大気 M4 カラーコレクション ボリューム Hexagon Terrain パーティクル Genesis3 モーフセット Genesis8 V5 カメラ アナグリフ インスタンス GIMP 3Dプリント ロボット RAMDisk SLG ダイナミックヘア K4 V8 Python モーションキャプチャ Linux 日本語訳 

最新コメント
リンク
月別アーカイブ
ご意見ご感想はこちらに

名前:
メール: 
件名:
本文: 

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新トラックバック
FC2カウンター