DAZ3D Install Manager その3:その他の情報
Category : DAZ3D Install Manager
今回は『DAZ3D Install Manager』について、細かいことを調べてみました。
・ダウンロードできない製品はある?
・OSの再インストール後も継続して使える?
・PsとかStudioCFとはどういう意味?
・ExPファイルのイニシャライズもしてくれる?
など私が疑問に思ったことを書いています。
※Genesis用のシェイプについて記事を訂正しました。(2013.2.27)
※「OSを再インストールしてコンテンツディレクトリをそのまま使いたい場合」の移行すべきフォルダを追加しました。(2014.5.10)
※「DAZストアのアカウントを変更した場合」を追加しました。(2014.5.10)
■ダウンロードできない製品
DAZストアで購入した製品のダウンロードを『DAZ3D Install Manager』でするようになった場合、気になるのが、購入した製品全てをダウンロードできるのかという点です。
私も気になったので、自分のItemized Order Historyと『DAZ3D Install Manager』のリストをひとつひとつ見比べてみました。
現在『DAZ3D Install Manager』でダウンロードできない製品は次のようなものです。
A)コンテンツディレクトリの外にインストールするファイルが含まれているもの
B)ベンダーが別のストアに移ってしまったもの、問題があって販売中止になったもの
C)作業中のもの、設定ミスがあるもの
(A)はソフトの仕様から来るものです。具体的には次のようなものが該当します。
・ソフトウェア
・プラグイン
・ビデオチュートリアルやPDFチュートリアルなど
・Carrara、Bryce、Vue用のコンテンツ
・Photoshop用のブラシ
・テクスチャリソース、写真素材
pwSurfaceなどのシェーダーもプログラムフォルダへのインストールが必要なので該当しますが、ShaderMixer製のシェーダープリセットは大丈夫です。プラグイン本体はダメでも、そのアドオンだけダウンロードできるものもあります。
※バージョンアップにより、これらの製品にも対応しました。
(B)は全ての製品をチェックしたわけではありませんが、製品ページがなくてもダウンロードできるものもあるので、ベンダーからの要請などで止められているものがあると思われます。
(C)が不確定で一番厄介なグループです。例えば、動物フィギュアのLE版はダウンロードできますが、フル版はなぜかダメです。DAZ第3世代以前のフィギュアや、古い独自のフィギュアの多くがダウンロードできません。
設定ミスがあるものとしては、製品ページの「Compatible 3D Software」がN/Aになってしまっているものがあります。これはダウンロードフィルタにかかってしまっているのではないかと思われます。
私の場合、1割ぐらいの製品が(B)または(C)に該当しているためダウンロードできませんでした。その多くがV3またはM3用のアイテムで、ここ1年の間に購入したものは5点でした。
バージョンアップと対応製品の拡充により、現在はほとんどの製品を『DAZ3D Install Manager』でダウンロードできるようになっています。
まだダウンロードできない製品は、これまで通りDAZストアのマイページからダウンロードして下さい。
■PCを変えても使える?
ちょっと疑問に思ったので試してみました。
●OSを再インストールしてコンテンツディレクトリをそのまま使いたい場合
WindowsVista以降だと次のフォルダを新しいPCに移行すれば、『DAZ3D Install Manager』のアカウント設定やインストール状況などが持ち越せます(もちろん先に『DAZ3D Install Manager』をインストールします)。
C:\Users\Public\Documents\DAZ 3D\InstallManager
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\DAZ 3D\InstallManager
コンテンツディレクトリを一から構築したい場合は、ダウンロードしたファイルだけ移行すれば大丈夫でしょう。
●ダウンロードしたものとは別のPCにインストールしたい場合
ダウンロードしたファイルを別のPCに移動し、『DAZ3D Install Manager』もインストールしてオフラインモードで起動すればOKです。
ダウンロードされるファイルは
IM00013672-01_GorillaGenesis.dsx
IM00013672-01_GorillaGenesis.zip
のようにzipファイルとdsxファイルがセットになっています。セットで扱って下さい。
●DAZストアのアカウントを変更した場合
DAZストアのメールアドレス(=ログインID)またはパスワードを変更した場合、『DAZ3D Install Manager』のログインウィンドウでアカウントを追加(メニュー最下段のAdd Account)します。その後に設定を元のアカウントのものに合わせ(重要)てやれば、ダウンロード済み&インストール済み情報なども継続して使うことができます。
■対応アプリケーション
一つの製品でもダウンロードできるファイルが複数あるものがあります。Download Filterを適切に設定しておけば必要ないファイルをダウンロードすることはないのですが、ちょっとここで、それらがどのように分けられているかを調べてみました。
製品名(Product Name)の語尾に付く修飾語は次のようなものがあります。
それぞれの説明ではピンと来ないと思いますので、組み合わせで見ていきましょう。
背景素材の中でも、DSファイルの製品はDAZ Studio Formatsのフォルダから読み込めば良いのですが、基本ファイルとStudioCFの組み合わせの製品はPoser Formatsのフォルダから読み込み、DAZ Studio Formatsのフォルダ内にあるマテリアルファイルを適用するという手順になります。
■フィギュアインストール時の注意点
『DAZ3D Install Manager』でV4などのベースフィギュアやその追加モーフ(シェイプ)をインストールする場合、注意しなければいけないことがあります。
それは1つのコンテンツディレクトリに全てインストールするということです(ベースフィギュアが違えば別のコンテンツディレクトリでも全然問題ありません)。
おそらくはまり易いのではないかと思うのが、Genesis用のシェイプをMy DAZ 3D Libraryにインストールしてしまうことです。
この場合に『Genesis Starter Essentials』がMy Libraryにインストールされたままなら、Genesisのシェイプは増えません。『Genesis Starter Essentials』がインストールされているコンテンツディレクトリにGenesis本体がありますので、そちらにインストールして下さい。
※Genesis用のシェイプはベースフィギュアと別のコンテンツディレクトリにインストールしても大丈夫です(DS4.5.1.56で確認)。V4などのDAZ第4世代フィギュア用のモーフはベースフィギュアと同じコンテンツディレクトリにインストールしなければいけません。
もう一つ疑問に思ったのが、V4などのDAZ第4世代フィギュアに採用されているExPファイルのイニシャライズを追加モーフインストール時にしてくれるのかという点です。
DAZ Studioを使った場合、Power Loaderで毎回イニシャライズするので特に問題ありませんでした。
Poserのみの環境の場合は、処理されるのかわかりません。手動でする必要があるのかもしれません。
・ダウンロードできない製品はある?
・OSの再インストール後も継続して使える?
・PsとかStudioCFとはどういう意味?
・ExPファイルのイニシャライズもしてくれる?
など私が疑問に思ったことを書いています。
※Genesis用のシェイプについて記事を訂正しました。(2013.2.27)
※「OSを再インストールしてコンテンツディレクトリをそのまま使いたい場合」の移行すべきフォルダを追加しました。(2014.5.10)
※「DAZストアのアカウントを変更した場合」を追加しました。(2014.5.10)
■ダウンロードできない製品
DAZストアで購入した製品のダウンロードを『DAZ3D Install Manager』でするようになった場合、気になるのが、購入した製品全てをダウンロードできるのかという点です。
私も気になったので、自分のItemized Order Historyと『DAZ3D Install Manager』のリストをひとつひとつ見比べてみました。
現在『DAZ3D Install Manager』でダウンロードできない製品は次のようなものです。
A)コンテンツディレクトリの外にインストールするファイルが含まれているもの
B)ベンダーが別のストアに移ってしまったもの、問題があって販売中止になったもの
C)作業中のもの、設定ミスがあるもの
(A)はソフトの仕様から来るものです。具体的には次のようなものが該当します。
・ソフトウェア
・プラグイン
・ビデオチュートリアルやPDFチュートリアルなど
・Carrara、Bryce、Vue用のコンテンツ
・Photoshop用のブラシ
・テクスチャリソース、写真素材
pwSurfaceなどのシェーダーもプログラムフォルダへのインストールが必要なので該当しますが、ShaderMixer製のシェーダープリセットは大丈夫です。プラグイン本体はダメでも、そのアドオンだけダウンロードできるものもあります。
※バージョンアップにより、これらの製品にも対応しました。
(B)は全ての製品をチェックしたわけではありませんが、製品ページがなくてもダウンロードできるものもあるので、ベンダーからの要請などで止められているものがあると思われます。
(C)が不確定で一番厄介なグループです。例えば、動物フィギュアのLE版はダウンロードできますが、フル版はなぜかダメです。DAZ第3世代以前のフィギュアや、古い独自のフィギュアの多くがダウンロードできません。
設定ミスがあるものとしては、製品ページの「Compatible 3D Software」がN/Aになってしまっているものがあります。これはダウンロードフィルタにかかってしまっているのではないかと思われます。
私の場合、1割ぐらいの製品が(B)または(C)に該当しているためダウンロードできませんでした。その多くがV3またはM3用のアイテムで、ここ1年の間に購入したものは5点でした。
バージョンアップと対応製品の拡充により、現在はほとんどの製品を『DAZ3D Install Manager』でダウンロードできるようになっています。
まだダウンロードできない製品は、これまで通りDAZストアのマイページからダウンロードして下さい。
■PCを変えても使える?
ちょっと疑問に思ったので試してみました。
●OSを再インストールしてコンテンツディレクトリをそのまま使いたい場合
WindowsVista以降だと次のフォルダを新しいPCに移行すれば、『DAZ3D Install Manager』のアカウント設定やインストール状況などが持ち越せます(もちろん先に『DAZ3D Install Manager』をインストールします)。
C:\Users\Public\Documents\DAZ 3D\InstallManager
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\DAZ 3D\InstallManager
コンテンツディレクトリを一から構築したい場合は、ダウンロードしたファイルだけ移行すれば大丈夫でしょう。
●ダウンロードしたものとは別のPCにインストールしたい場合
ダウンロードしたファイルを別のPCに移動し、『DAZ3D Install Manager』もインストールしてオフラインモードで起動すればOKです。
ダウンロードされるファイルは
IM00013672-01_GorillaGenesis.dsx
IM00013672-01_GorillaGenesis.zip
のようにzipファイルとdsxファイルがセットになっています。セットで扱って下さい。
●DAZストアのアカウントを変更した場合
DAZストアのメールアドレス(=ログインID)またはパスワードを変更した場合、『DAZ3D Install Manager』のログインウィンドウでアカウントを追加(メニュー最下段のAdd Account)します。その後に設定を元のアカウントのものに合わせ(重要)てやれば、ダウンロード済み&インストール済み情報なども継続して使うことができます。
■対応アプリケーション
一つの製品でもダウンロードできるファイルが複数あるものがあります。Download Filterを適切に設定しておけば必要ないファイルをダウンロードすることはないのですが、ちょっとここで、それらがどのように分けられているかを調べてみました。
製品名(Product Name)の語尾に付く修飾語は次のようなものがあります。
・DS | 特にDAZ Studioで使う |
・Ps | 特にPoserで使う |
・StudioCF | 特にDAZ Studioで使うCompanionファイル |
・PoserCF | DSON Importer for Poserに対応したCompanionファイル |
・Legacy | 特にDAZ Studio 4.0以前で使う |
・ExpCF | ExP形式のCompanionファイル |
・PowerLoader | PowerLoaderファイル |
それぞれの説明ではピンと来ないと思いますので、組み合わせで見ていきましょう。
・基本ファイルとStudioCF | DAZ Studio Formatsから読み込むDS用ファイルが付属 |
・基本ファイルとStudioCFとPowerLoader | 加えてDSのPowerLoader用ファイルも付属。DAZ第4世代フィギュアとその追加モーフに見られる |
・基本ファイルとPoserCF | Genesis世代のアイテムで、DSON Importer対応製品 |
・DSとPs | DAZ Studio用とPoser用がはっきり分かれている。背景オブジェクトに見られる |
背景素材の中でも、DSファイルの製品はDAZ Studio Formatsのフォルダから読み込めば良いのですが、基本ファイルとStudioCFの組み合わせの製品はPoser Formatsのフォルダから読み込み、DAZ Studio Formatsのフォルダ内にあるマテリアルファイルを適用するという手順になります。
■フィギュアインストール時の注意点
『DAZ3D Install Manager』でV4などのベースフィギュアやその追加モーフ(シェイプ)をインストールする場合、注意しなければいけないことがあります。
それは1つのコンテンツディレクトリに全てインストールするということです(ベースフィギュアが違えば別のコンテンツディレクトリでも全然問題ありません)。
この場合に『Genesis Starter Essentials』がMy Libraryにインストールされたままなら、Genesisのシェイプは増えません。『Genesis Starter Essentials』がインストールされているコンテンツディレクトリにGenesis本体がありますので、そちらにインストールして下さい。
※Genesis用のシェイプはベースフィギュアと別のコンテンツディレクトリにインストールしても大丈夫です(DS4.5.1.56で確認)。V4などのDAZ第4世代フィギュア用のモーフはベースフィギュアと同じコンテンツディレクトリにインストールしなければいけません。
もう一つ疑問に思ったのが、V4などのDAZ第4世代フィギュアに採用されているExPファイルのイニシャライズを追加モーフインストール時にしてくれるのかという点です。
DAZ Studioを使った場合、Power Loaderで毎回イニシャライズするので特に問題ありませんでした。
Poserのみの環境の場合は、処理されるのかわかりません。手動でする必要があるのかもしれません。
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