Light Dome PRO - R その1:使い方

Category : Light Dome
このブログを始めてからご紹介した2つ目のDAZ Studio用の製品『Light Dome Pro 2』が、DAZ Studio 4.6対応の『Light Dome PRO - R』となって帰ってきました。

『Light Dome PRO - R』は、DS4.6用の野外ライトセットです。
しかもそれだけではなく、以下のような特長があります。

 ・太陽光、スカイライト、そしてそれぞれの反射光(バウンス)をマルチパスレンダリング
 ・太陽光、スカイライト、アンビエントの強度を一括変更可能
 ・スカイライトの品質と影の品質を調整可能
 ・空(スカイドーム)用のテクスチャを95種類添付
 ・それぞれのライトごとにレンダリングした画像を合成するPhotoshop用アクションを添付
 ・レンダリング画像に施すポストフィルタとして、Photoshop用アクションを3種類添付

専用のレンダリングメニューからシーンをレンダリングすると、8枚のレンダリング画像が作成されます。
それをPhotoshopで合成し、グローフィルタなどをかけて完成という仕組みです。
Photoshopがない場合でもレイヤーの扱えるフォトレタッチソフトがあれば、なんとか画像の合成まではできます(まったく一緒にまでは難しいです)。ポストフィルタはお好みでという感じなので、自分なりの手法でかければ問題ありません。

また、このソフトに添付されているアクションは英語版Photoshop6以降用なので、日本語版で使うためにはちょっと細工をして英語版として起動する必要があります。

※バージョンアップにより、スカイドームのテクスチャを読み込んだ時のエラーが修正され、レンダリング保存先を指定できるようになりました。
それにともない、使い方の手順を一部追記・修正しました。
※9月のバージョンアップによる合成時の手順の変更に伴い、記事を修正しました。(2013.9.29)

LDPR1 SS


■インストール

Install Managerでは2つのファイルがダウンロードできます。

「Light Dome PRO - R」はDSのコンテンツディレクトリにインストールします。
「Light Dome PRO - R (Photoshop)」は適当な場所に展開(直接zipファイルを解凍しました)し、Photoshopのアクションウィンドウのオプションメニュー「アクションを読み込み」から読み込みます。


■Photoshopを英語版として起動する

この製品に付属しているPhotoshop用アクションは英語版用なので、日本語版で再生しようとすると止まってしまいます。その原因はレイヤーのデフォルト名が日本語化(Layer → レイヤー など)されているためです。

ネットで検索してみると、海外製の良質なアクションを日本語版のPhotoshopでも使えるようにするための抜け道を見つけることができます。

それは「tw10428.dat」という名前のファイルを、「tw10428.dat.bak」などのようにリネームしてしまうというもの。

Windows版Photoshop CS6(64bit)の場合は次の場所にありました。
C:\Program Files\Adobe\Adobe Photoshop CS6 (64 Bit)\Locales\ja_JP\Support Files

これで、英語版Photoshopとして起動するようになります。
くれぐれも該当ファイルを削除してしまわないよう気を付けて下さい。


■Light Dome PRO - Rの使い方

『Light Dome PRO - R』を使用したレンダリングの手順を簡単に説明します。

今回は次のような背景セットのシーンを使用しました。
LDPR1 プレビュー1

 (1)シーン内のライトとスカイドーム(skydome)を削除します。
ライトは メインメニュー > Edit > Delete > Delete All Lights を実行すると手っ取り早いですね。
この背景オブジェクトにはスカイドームが付いていましたので、それを非表示にしました。
LDPR1 Sceneタブ1

 (2)Content Libraryタブで DAZ Studio Formats>>Dreamlight>LDP-R を開き、「Add LDP-R」をダブルクリックして読み込みます。
LDPR1 コンテンツ

マニュアルには右クリックメニューからの「Merge Into Scene」を実行するように書かれていますが、特に問題は無いようです。

 (3)ビューポートのビューセレクタをカメラ「LDP-R Camera」に切り替えます。
LDPR1 プレビュー2

 (4)ビューポートを操作して、レンダリングしたいアングルにします。
LDPR1 プレビュー3

このカメラはFocal Length 27.48の広角レンズになっていますので、適宜ParametersタブまたはCamerasタブで調節して下さい。Focal Distanceもかなり遠くなっています。

 (5)ビューポートのビューセレクタを今度はライト「Sun Light」に切り替えます。
LDPR1 プレビュー4

 (6)ビューポートを操作して、太陽光の角度を決めます。

 (7)ビューポートのビューセレクタをカメラ「LDP-R Camera」に戻します。

 (8)Sceneタブでオブジェクト「LDP-R Skydome」を選択し、Parametersタブのプロパティ「Skydome Rotation」で太陽の方角を「Sun Light」の角度と違和感無いように調整します。
LDPR1 Sceneタブ2
LDPR1 スカイドームのパラメータ
同時にシーン内のオブジェクトがおさまるようにScaleやY Positionなども調整すると良いでしょう。

LDPR1 プレビュー5

 (9)Render Settingsタブでレンダリングの設定を整えます。以下の設定が推奨されています。

 X/Y Pixel Samples 3
 Shadow Samples 16
 Gain 1.00
 Gamma 1.00
 Shading Rate 1.00
 Pixel Filter Sinc
 Pixel Filter Width X/Y 6.00

 (10)メインメニュー > Render > Render LDP-R を実行します。
LDPR1 レンダリングメニュー

また、Content Libraryタブの「Render LDP-R」アイテムをダブルクリックすることでも、レンダリングが開始されます。

 (11)レンダリング画像の保存先を選択するダイアログが出現しますので、適当なフォルダに移動して「フォルダー選択」ボタンをクリックして下さい。レンダリングが始まります。

『Light Dome PRO - R』を使ってレンダリングしたあとは次のようにレンダリング画像のファイル形式や保存先が変更になりますので、通常のレンダリングをする時には元の設定に戻して下さい。
LDPR1 レンダリング画像保存先の設定

おそらく「Folder」を「Library」に戻し、ファイル名を削除、拡張子の「.bmp」を「.png」に戻すと元通りになる方が多いのではないでしょうか。

レンダリングが1枚終わるたびに自動保存されますので、残ったレンダリングウィンドウは閉じてしまって大丈夫です。


■Photoshopでの処理

『Light Dome PRO - R』でのレンダリングが終了すると、次の画像のように12枚のレンダリング画像が作成されます。
レンダリング画像は指定した保存先に「Render_RezLow_QualityRaytracing_1」のようなフォルダが作成され、その中に固定ファイル名で保存されています。
『Light Dome PRO - R』でレンダリングするたびにフォルダ名のナンバーの部分が増えていきますので、過去のレンダリング画像が上書きされてしまう心配はありません。

LDPR レンダリング画像12枚

ここからはPhotoshopでの作業になります。

 (1)Fileメニュー > Open で先ほどの保存先を開き、「0_Custom1.bmp」を選択、次に「7_mix.bmp」をSHIFTキーを押しながら選択して、12枚全ての画像が選択されるようにして、「開く」ボタンをクリックします。

 (2)そのままアクションウィンドウを開き、「Dreamlight LDP-R」セットの「LDP-R Combine」を選択後ウィンドウ下部の再生ボタンをクリックしてアクションを実行します。
LDPR Photoshop工程 合成アクション

12枚の画像が1枚に合成されます。
LDPR Photoshop工程 合成後のレイヤー構成

 (3)できあがった合成画像を保存します。
LDPR1 合成直後

 (4)アクション「Miami Filter」「Cold Filter」「Default Filter」のどれかを再生します。

上の画像にそれぞれのアクションをかけたのが次の画像です。

「Miami Filter」
LDPR1 マイアミフィルタ

「Cold Filter」
LDPR1 コールドフィルタ

「Default Filter」
LDPR1 デフォルトフィルタ



今回のツールと画像の素材はこちら

Light Dome PRO - R

Village Courtyard




テーマ : 3DCG
ジャンル : コンピュータ

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