キャラクターセットを読み込みやすくする

Category : Tips
GensisフィギュアやGenesis2Femaleフィギュアをベースとするキャラクターセットは、いろいろなベンダーから多数出ています。同じGenesisをベースとしていても、キャラクターセットによってそれが全く違ったキャラクターに変化するのがデジタルフィギュアの魅力です。

そのキャラクターセットを使うためには、基本的には次の手順になります。すなわち、ベースフィギュアを読み込み、キャラクターセットに含まれるモーフ(シェイププリセット)とマテリアル(マテリアルプリセット)を適用します。
ところが、Genesis用、Genesis2F用に販売されているキャラクターセットの中には、アイテムを1つ読み込むだけでそのキャラクターセットを適用したフィギュアが出現するものがあります。これは、DAZ Studio 4.5から導入されたDSON形式のキャラクタープリセットを使っています。

DS4.5以降のキャラクタープリセットは、ベースフィギュアの読み込みとシェイププリセット、マテリアルプリセットの適用まで済ましてくれるスグレモノです。
今回は、キャラクタープリセットが付属していないキャラクターセットについて、それを作って読み込みやすいようにしようという、ちょっとしたTipsをご紹介します。
同時にSmart Contentタブでのカテゴリの追加の手順もご紹介します。

※Poser Companionファイルの作成手順を追記しました。(2013.9.4)

キャラクタープリセット作成 SS



■キャラクターセットの適用

まずはキャラクタープリセットが付属していないキャラクターセットについて、それをフィギュアに適用していきます。
例としてGenesis(Aiko5)用キャラクターセット『Lorella the Elf Maiden』を使わせていただきました。

 (1)Smart ContentタブのFigureカテゴリから、ベースフィギュアであるGenesisをシーンに読み込みます。
キャラクタープリセット作成 プレビュー1
※あらかじめシャツとショーツを着せてありますが、裸のままで問題ありません。

 (2)Genesisが選択されていることを確認した上で、Content Libraryタブでキャラクターセットのフォルダを開き、シェイププリセット(サムネイル右上にShapeの文字があるもの)とマテリアルプリセット(サムネイル右上にMaterial(s)の文字があるもの)をダブルクリックして適用します。
キャラクタープリセット作成 Contentタブ1
キャラクタープリセット作成 プレビュー2

ついでにNavelやNippleなどのシェイプ・パラメータを調整しておいても良いですね。

Smart Contentタブから同じ製品に含まれるカテゴリの違うアイテムを連続して読み込むのは、結構面倒なんですよね。


■キャラクタープリセットを保存する

キャラクターセットの適用が済んだら、それをキャラクタープリセットとして保存します。
キャラクタープリセットとは、フィギュアのシェイプ(Shapingタブ)とマテリアル(Surfacesタブ)のパラメータの詰め合わせです。

 (3)Genesisが選択されていることを確認した上で、メインメニューから File > Save As > Character Preset を実行します。
キャラクタープリセット作成 キャラクタープリセット保存メニュー

するとファイル保存ダイアログが出現しますので、適当な場所を指定して下さい。今回は、元のキャラクタープリセットと同じ場所に保存してみました。
その次に出現するオプションダイアログは、そのままAcceptして下さい。


■メタデータを修正する

保存したキャラクタープリセットをSmart Contentタブから読み込みやすくするために、そのメタデータを修正します。
通常ユーザーが保存したプリセットはUnassignedカテゴリが設定されます。
一方DAZ製品に含まれるキャラクタープリセットはFiguresカテゴリなので、そちらへカテゴリを変更してやりましょう。

 (4)Smart Contentタブのサイドメニューで Unassigned>Actor>Character を選択します。
キャラクタープリセット作成 Smart Contentタブ Unassignedカテゴリ

 (5)先ほど保存したキャラクタープリセット(サムネイル右上に青い帯でActorの文字があるもの)を右クリックし、出現するメニューから「Show in Content Library」を実行します。
キャラクタープリセット作成 Smart Contentタブ 右クリックメニュー

 (6)Content Libraryタブでそのアイテムがある場所が開きますので、タブのオプションメニューから「Content DB Editor」を実行します。
キャラクタープリセット作成 Contentタブ2

 (7)出現したContent DB Editorウィンドウの上エリアのリストから、保存したキャラクタープリセットを選択します。
キャラクタープリセット作成 DBエディタ1

 (8)下エリアのCategoriesタブで保存したキャラクタープリセット名を右クリックして、出現するメニューから「Add Categories to Selected File(s)」を実行します。
キャラクタープリセット作成 DBエディタ2

 (9)カテゴリ名を入力するダイアログが出現しますので、キャラクターに合ったカテゴリをキーボードから入力し、Okボタンをクリックします。
キャラクタープリセット作成 DBエディタ3

「Lorella」はマンガ的な女性キャラクターなので、「/Default/Figures/People/Female/Stylized」にしました。
これがリアルな男性キャラクターなら「/Default/Figures/People/Male/Real World」となりますね。
ベースフィギュアと同じカテゴリを嫌うなら、自分で設定しても良いと思います。

 (10)Content DB EditorウィンドウのCategoriesが入力したものに変更されていることを確認してAcceptします。
キャラクタープリセット作成 DBエディタ4

カテゴリは通常複数登録できるのですが、Unassignedカテゴリの場合は他のカテゴリが登録されると消えてしまうようですね。


■キャラクタープリセットを読み込む

シーンをクリアして、改めて保存したキャラクタープリセットをSmart Contentタブから読み込んでみましょう。
キャラクタープリセット作成 Smart Contentタブ Figuresカテゴリ

キャラクターセットが適用されたフィギュアが出現しました。
キャラクタープリセット作成 プレビュー3

もしもこの時、読み込むキャラクタープリセットのベースフィギュアがシーンにあり、それを選択していた場合次のようなオプションダイアログが出現します。
キャラクタープリセット作成 キャラクタープリセット読み込みオプション

・Load a new Figure into the scene新規フィギュアとして読み込みます。
・Apply this Character to the currently selected Figure(s)現在選択されているフィギュアに、キャラクタープリセットに含まれるシェイプとマテリアルを適用します。
・Keep the selected option as my preferenceチェックを入れておくと、選んだオプションをこのダイアログの初期値とします。
・Do not show this again以降このダイアログを表示せず、初期値となっているオプションを適用します。再び表示させたい場合は、PreferencesのContent LibraryタブのNative Format Loading欄を「Show the Character Loading Option dialog」にして下さい。

つまり、選択したフィギュアにキャラクタープリセットを適用するか、それを無視して2体目のフィギュアとして読み込むかを指定できるわけです。
これをチェックしていて気づいたのですが、複数体ベースフィギュアを読み込んでおいてそれを全て選択し、「Apply this Character to the currently selected Figure(s)」でキャラクタープリセットを適用すると、全てのフィギュアに適用されます。


■Poser Companionファイルを作成する

PoserでもDSで保存したプリセットファイルが使えます。
その場合はDSON Importer経由で読み込むことになるので、必要であればそのためのPoser Companionファイルも作成しておきましょう。

 (11)Content Libraryタブで作成したキャラクタープリセットを選択し、オプションメニューからCreate Poser Companion Filesを実行します。

 (12)Create Poser Companion Filesウィンドウが出現しますので、ウィンドウ下部のDestination - Relative Path欄で「Use this library and file extension」をOnにしてドロップダウンメニューを「Figures - cr2」に、Supplemental Path欄を適当なパスに変更してAcceptします。
キャラクタープリセット作成 PoserCFファイル作成ウィンドウ

 (13)キャラクターセットにPoser用に調整されたマテリアルが付属している場合、Poser Companionファイルの中のcr2ファイルをテキストエディタで開き、マテリアルのファイルから必要な部分をコピーしてやる(mtlCollection→figureの変更も必要)ことで、フィギュア読み込み時にPoser用のマテリアルが適用されるようにできます。

作成したPoser CompanionファイルをPoserで読み込むんだ場合でも、次の画像のようにGenesisにキャラクターセットのモーフとマテリアルが適用された状態でフィギュアが読み込まれます。

キャラクタープリセット作成 Poserでのプレビュー



今回の素材はこちら

Lorella the Elf Maiden



テーマ : 3DCG
ジャンル : コンピュータ

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