エリアライトを使った全天ライトセット『Sphere of Light』 -3

Category : その他ライト
DAZ Studio用の全天ライトセット『Sphere of Light - Enviroment Lighting』の紹介記事の続きです。



Sphere of Light - Enviroment Lighting


< ■Sphere of Lightの内容


■太陽の位置を把握する方法

『Sphere of Light』では、エリアライト(UberAreaLight)を使ったスカイライトとサンライトを光源としています。
スカイライトは周囲からまんべんなく照らすライトなので良いとして、サンライトはライト(太陽)の向きがあるのですが、エリアライトの問題点としてプレビューなどでそれを把握することができません。

それでは不便なので、太陽の位置を把握する方法を考えてみました。

 ●ローカル座標を確認する方法

実はこのサンライト、内側が光るバケツのような形状のノードが存在します。ただし、隠す設定になっているのでSceneタブに現れません。
そこでSceneタブオプションメニューから Show > Show Hidden Nodes を選択して強制的に表示させると、階層構造は次のようになっています。
Sphere of Light Sceneタブ 隠しノード

この「Sun」ノードのセンターのギズモ表示からサンライトの方向を確認しようというのが、この方法です。

 (1)ユニバーサルツール(メインメニュー > Tools > Universal)を装備します。

 (2)Tool Settingsタブ内の一番上にあるポップアップメニュー(Active Toolの下)を「Use Local Coordinates」にします。
これで、ビューポートのギズモ表示がローカル座標になります。

 (3)Sceneタブで「IG Sphere of Light」オブジェクトの「Sun」ノードを選択します。

 (4)ビューポートの原点に表示されるギズモ表示のX軸方向(赤い矢印)の先に太陽があります。

Sphere of Light Sunギズモプレビュー

 ●Measure Metricsを使う方法

ギズモ表示での確認はシーンの原点を見なければいけないので、ビューポートのアングルやスケールによっては、なかなかそれが困難である場合があります。
そこで考えたのが、距離などをリアルサイズで測るプラグイン『Measure Metrics for DAZ Studio』を使う方法です。

 (1)Sceneタブで「IG Sphere of Light」オブジェクトを選択します。

 (2)Geometry Editorツール(メインメニュー > Tools > Geometry Editor)を装備します。

 (3)Tool SettingsタブでSurfacesグループの「Sun」の右にある+アイコンをクリックします。
Sphere of Light Sunサーフェイスグループ
これでSunサーフェイス・グループ(太陽の光る部分)がポリゴン選択されます。

 (4)続いてビューポート上の右クリックメニューから Geometry Assignment > Create Rigid Follow Node from Selected を実行します。出現するダイアログでは「SunPos」と名付けます。

これで「SunPos」という名前のRigid Follow Node(任意ポリゴンに追従するノード)が「IG Sphere of Light」オブジェクトの子ノードとして作成されます。
Sphere of Light Sceneタブ RFノード

 (5)「IG Sphere of Light」オブジェクトを選択した状態で、「Tape Measure」を作成(メインメニュー > Create > New Measure Metrics)します。
この時、オプションは「Parent to Selected Item」にします。ついでに「SunAngle」と名付けました。
Sphere of Light MM作成オプション
このオプションにより、作成した「SunAngle」が「IG Sphere of Light」にペアレントされます。

 (6)Sceneタブで「SunAngle」ノードを選択し、ParametersタブでMeasureグループのMeasure Targetプロパティに「SunPos」を指定します。
Sphere of Light Sceneタブ SunAngleノード

これで「SunPos」と「SunAngle」を結ぶ黄色いラインがプレビューに表示されます。

Sphere of Light 太陽ラインプレビュー

                    ***

こうしておくと太陽の位置を見ながらアングルを決めることができますし、そのままでも『Measure Metrics』の表示はレンダリングされません。

Sphere of Light 太陽ラインプレビュー ドック1
Sphere of Light 太陽ラインプレビュー ドック2
このようにプレビューのライティングはまったく変わっていませんが、太陽は黄色いラインの先にあることがわかります。

わざわざRigid Follow Nodeを使っているのは、サンライトの発光する部分の位置を楽に取得できるようにという理由からです。単に「Sun」ノードと「SunAngle」ノードを結ぼうとすると、両方原点位置に(センターが)あるためうまくいきません。
Rigid Follow Nodeについては機会があれば詳しくご紹介したいと思います。




今回の素材はこちら

Measure Metrics for DAZ Studio

Medieval Docks



テーマ : 3DCG
ジャンル : コンピュータ

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