Smart Contentタブの機能拡張 その1:Productsページ

Category : DAZ Studio 4
DAZ Studio 4.9ProではSmart Contentタブが進化しました。

 ・DAZコネクト
 ・Productsページの再設計


以上2点が主要なバージョンアップ内容なわけですが、今回は「Productsページの再設計」について詳しくご紹介したいと思います。

前提としてSmart Contentタブが動作していないとどうしようもないので、それをご確認下さい。
もし、DAZ Studio起動時に次の画像のようなエラー(Resource Error)が出てしまう場合は、Install Managerで「PostgreSQL CMS」をインストールして下さい。
DS4.9バージョンアップ CMSエラー

さらに以前はSmart Contentタブが動作していたという場合は続けて「PostgreSQL CMS From Valentina CMS Conversion」をインストールし、DAZ Studioをインストールするのが初めてという場合はDAZ StudioのSmart Contentタブのオプションメニューから「Content Database Maintenance」を実行して出現するウィンドウで「Re-Import Metadata」にチェックを入れてAcceptボタンをクリックして下さい。

「PostgreSQL CMS」がインストールされているのに上のエラーが出てしまう場合は、ファイアーウォールが邪魔をしていることが考えられます。ほとんどの場合問題ないのですが、厳しいセッティングになっているとだめのようです(特にZoneAlarmとは相性が悪いです)。
お使いのアンチウイルスソフトなどのファイアーウォールの設定で、「DAZStudio.exe」「postgres.exe」両プロセスを除外(通信を許可)して下さい。



■Smart Contentタブの機能拡張

まずはSmart Contentタブの細かな機能拡張についてまとめてみたいと思います。

 ・「Filter By Context」オプション
サイドメニューの最下段にあるこのオプション(初期設定でオン)のチェックを外すと、シーン内のオブジェクトの選択状態によるフィルタリングがされなくなります。
DS4.9バージョンアップ Smart Contentタブの拡張1
例えば、Genesis3Fフィギュアを選択しているとSmart Contentタブでの結果表示がそのフィギュアに対応した衣服やマテリアルなどに絞られていましたが、このチェックを外すことで、その絞込みがされなくなり、他のフィギュア用の衣服やポーズなどもここから読み込むことができるようになります。

 ・「Sync Pages」オプション
Smart Contentタブのオプションメニューにあるこのオプションにチェックが入っていると、FilesページとProductsページの表示カテゴリが同期します。
DS4.9バージョンアップ Smart Contentタブの拡張2

 ・結果表示のソート
ワード検索ボックスの下にある「Sort by ~」というドロップダウンメニューにより、結果表示エリアのアイテムの順序を入れ替えることができます。Name(名前)/Product ID(ID)/Release Date(リリース日)/Order Date(注文日)/Install Date(インストール日)/Last Update(最終アップデート日)/Group ID(グループID)でソートできます。
DS4.9バージョンアップ Smart Contentタブの拡張3

 ・右クリックメニュー
ここでご紹介したいのは、Filesページなどの個々のアイテムのサムネイルからの右クリックメニューの次の項目です。
DS4.9バージョンアップ Smart Contentタブの拡張4
・Explore Add-Onsそのアイテムのアドオン(専用マテリアルなど)を検索します。
・Explore Targetsそのアイテムの適用先(対象フィギュアなど)を検索します。
・Explore Productそのアイテムを含むプロダクトを検索します。

衣服のマテリアルプリセットを一覧するのなどに便利です。


■Productsページの機能拡張

Smart Contentタブで最も変更があったのがProductsページです。
このページはコンテンツを商品(プロダクト)単位で扱うためのものだったのですが、積極的に使っていたという方はあまりいなかったのではないかと思います。
今回のバージョンアップにより、このページが大きく拡張され使いやすく、むしろワークフローの中心となるように再設計されました。

 ●コンテンツの表示

Productsページではコンテンツはプロダクト単位で表示されます。
サイドメニューによるカテゴリ、シーンのオブジェクトの選択、そして検索ボックスのワードによる複合フィルタリングにより表示結果が決まるのはFilesページと同様です。
DS4.9バージョンアップ プロダクトページの拡張1

それに加えProductsページ独自なのが、結果表示エリアの最下段にあるインストール状況フィルタバーによるフィルタリングです。
これを切り替えることにより、プロダクトのインストール状況[All(全て)/Installed(インストール済み)/Available(購入済みで未インストール)/Updates(アップデートあり)/Pending(処理待ち)]で表示されるプロダクトが変わります。Availableの存在が特徴的ですね(情報はDAZコネクト使用時に更新されます)。
DS4.9バージョンアップ プロダクトページの拡張3

 ●商品内容ビュー

Productsページの表示結果からそれぞれのアイコンをダブルクリックすると商品内容ビューが開き、そのプロダクトに含まれるアイテムが表示されます。ここも今回のバージョンアップで使いやすくなったところの一つです。
DS4.9バージョンアップ プロダクトページの拡張2

個人的に一番大きな変更点は、サイドメニューがこれまでのフォルダツリーからFilesページ同様カテゴリによるフィルタリングに変わったことです。これまではサブフォルダの内容が表示されなかったので使うアイテムを表示するためにはツリーを奥深くまでたどらなければいけませんでした。今回からはサブカテゴリのアイテムも表示されるので、使いたいアイテムをささっと見つけることができます。
Filesページではプロダクト区分を全く考慮しないため、このパンツとセットのシャツはどれだったかななどと探す必要がありましたが、商品内容ビューではプロダクト単位で表示されるのですぐにセットの衣服をフィギュアに着せることができます。

商品内容ビューから抜けるにはタブ左上の緑色の矢印アイコンをクリックして下さい。

                    ***

私の場合、これまではSmart ContentタブのFilesページでフィギュアを読み込み衣服等を着せる -> SurfacesタブのPresetsページでマテリアルの変更 -> PosingタブのPresetsページでポーズをつける、というようなワークフローでした。
今回のバージョンアップからは、Smart ContentタブのFilesページでフィギュアを読み込む -> Productsページで衣服等を着せてマテリアルを変更しポーズをつける、というような流れになりそうです。

プロダクトという区分が加わったことで、目的のアイテムを探すのがよりやりやすくなりました。


テーマ : 3DCG
ジャンル : コンピュータ

Comment

No title

いつも参考になる記事、ありがとうございます。

私は Content Library ペインを主に使っているのですが、ここには Encryption なアイテムが出てこないようでちょっと困ってます。
D|S3 の時のライブラリと D|S4 以降のライブラリが別の場所にあるため、Content Library ペインだと分かれているのが何気に便利なんですが…

No title

はじめまして、いつも楽しみに拝見させていただいています。
一つ教えていただきたいことがあります。
Install Managerを見ると「PostgreSQL CMS」と
「PostgreSQL CMS From Valentina CMS Conversion」も
インストール済みになっているのですが起動時にResource Errorが出ます。
何か解決法があれば教えていただけないでしょうか。

> makuraeさん

コメントありがとうございます。
つまり、DAZコネクトでインストールしたアイテムがContent Libraryタブに表示されないということでよろしいでしょうか?
実はDAZコネクトでインストールするコンテンツディレクトリは従来のものとフォルダ構造が変わっており、DAZ StudioのSmart Contentタブから使うことに限定されているようです。
無理矢理Content Libraryタブに表示させるには次のような方法がありますが、あまりオススメしません。

Content Directory ManagerでDAZ Studio Formatsに「マイドキュメント/My Daz Connect Library/data/cloud」(初期設定の場合)を追加する。

> ジョニーさん

はじめまして。私のブログを見ていただきありがとうございます。

「PostgreSQL CMS」が動作しているのにこのエラーが出てしまう場合、ファイアーウォールが邪魔をしていることが考えられます。ほとんどの場合問題ないのですが、厳しいセッティングになっているとだめのようです。
お使いのアンチウイルスソフトなどのファイアーウォールの設定で「postgres.exe」プロセスを除外するようにすれば直るかもしれません(記事に加えさせていただきます)。特にZoneAlarmとは相性が悪いみたいです。

ほかには「PostgreSQL CMS」のアンインストール&再インストールを試されるのも良いかもしれません。

No title

Kotozone さん、ご教示ありがとうございます。

基本、Smart Content 限定なんですか…
不具合がおきたら困るので、無理矢理は止めておきます。
今後のことを考えると Smart Content に慣れなきゃですね。

どうもありがとうございました。

No title

返答ありがとうございました。

PostgreSQL CMSの再インストールとファイアーウォールの例外設定を
試してみました。
アンチウイルスソフトはウイルスバスターを使っています
今のところSmart Contentは普通に使えているので大丈夫かな。

どうもありがとうございました。



むむ、もしかしてSmart Contentタブは使えるけどエラーは出るという状況だったのでしょうか。
エラーメッセージが「PostgreSQL CMS」についてのものなら、Smart Contentタブが使えていれば大丈夫だと思いますが、ちょっと気になりますね。
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