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DAZ Studio Basics:タブ解説 Draw Settings その2

Category : Basics
ビューポートをNVIDIA Iray描画スタイルにすると、Draw SettingsタブにはそのIrayレンダラーに関する設定項目が現れます。そのほとんどはRender Settingsタブと共通の設定ですが、一部このタブでのみ有効なものがあります。また、NVIDIA Iray描画スタイルでしか使えないIray Blendレンダリングモードというのもあります。
そこで今回はそれらについてご紹介します。

Iray Blendについては「Iray Programmer's Manual」のこの項目を参考にしました。

DrawSettingsタブ SS2



■NVIDIA Iray描画スタイル使用時の設定

ビューポートの描画スタイルとしてNVIDIA Irayを選ぶことができ、シーンの編集を即時にレンダリングイメージとして確認できることは既出の通りです。ビューポートのアイコンからだけでなく、Draw Settingsタブの一番上の項目DrawStyleをNVIDIA Irayに変更することでも、ビューポートをNVIDIA Iray描画スタイルにすることができます。
NVIDIA Iray描画スタイル使用時に表示されるプロパティは次の通りです。

 ・Drawingグループ
描画スタイル:NVIDIA Irayの時にはOptimizationグループやFilteringグループのプロパティも表示されますが、それらの設定はRender Settingsタブで行うのと同じですので、Draw Settingsタブ固有のプロパティをご紹介します。

DrawSettingsタブ Drawingグループ
・Draw ModeビューポートでのIrayレンダリングモードをPhotoreal/Interactive/Blend Photoreal to Render Settings/Blend Interactive to Render Settingsから選択します。この設定によりプレビューと本番レンダリングのレンダリングモードを異なったものにすることができます。
・Inactive Viewport Delay複数のビューポートを描画スタイル:NVIDIA Irayにしている場合にOnにしておくと、アクティブでないビューポートのレンダリング開始を遅らせます。
・Response Threshold (msec)シーンに変更が加えられた場合にレンダリングがリスタートするまでの時間を8ミリ秒~5000ミリ秒の間で設定します。PCのレンダリング性能が低いときは長めにとっておいた方が良いです。
・Manipulation Resolutionビューポート操作中にレンダリングをモザイク化(小さいサイズでレンダリングして拡大)することにより、ビューポート表示のレスポンスを良くします。Normal(モザイク化しない)~1/32(32分の1サイズでレンダリング)まで設定できます。
・Draw Node AvatarsOnの時カメラやスポットライトといったアイコンも表示します。



■ブレンドモード

Drawing > Draw Modeプロパティが「Blend ~」の場合には、Irayレンダラーに用意されたうちの一つ、Iray Blendレンダリングモード(ブレンドモード)でレンダリングすることになります。このブレンドモードでは、レンダリング開始から数フレームの間と、それ以後を別々のレンダリングモードでレンダリングすることができます。おそらくシーン編集時には負荷の軽めのインタラクティブモードでレンダリングし、そこから本番と同じフォトリアルモードにスムーズにレンダリングが移行することを狙ったモードだと思われます。最初のレンダリングをプレビュー(Preview)レンダリング、2番目のレンダリングをリファイン(Refine)レンダリングと呼んで区別します。

Draw SettingsタブのDraw Modeが「Blend Photoreal to Render Settings」のときはプレビューがフォトリアルモードに、「Blend Interactive to Render Settings」のときはプレビューがインタラクティブモードになり、リファインがRender Settingsタブで設定されたレンダリングモードになります。

 ・Blendingグループ
ブレンドモードにしたときに表示されるプロパティグループです。パラメータはフレーム単位で最大60フレーム(おそらく60fps換算)なので、細かい調整になります。

DrawSettingsタブ Blendingグループ
・Preview Framesプレビューレンダリングをするフレーム数です。
・Blending Frame OffsetPreview Frames経過後からリファインレンダリングとのブレンドが始まるまでのフレーム数です。
・Blending Framesブレンドが始まってから完全にリファインレンダリングに切り替わるまでのフレーム数です。この間ビューポートの表示はプレビューからリファインに徐々に切り替わります。
・Blending Exponentブレンドの混合式で、1のとき線形混合、2のとき二次混合?になります。ブレンドの割合をグラフにした時に直線になるか曲線になるかという違いだと思われます。


 ・Blend Interactiveグループ
Draw Modeが「Blend Interactive to Render Settings」のときに表示されるプロパティグループです。項目はRender Settingsタブ(インタラクティブモード)のものと同じですが、Draw Settingsタブ固有の設定として保持されます。

DrawSettingsタブ Blend Interactiveグループ

 ・Blend Photorealグループ
Draw Modeが「Blend Photoreal to Render Settings」のときに表示されるプロパティグループです。項目はRender Settingsタブ(フォトリアルモード)のものと同じですが、Draw Settingsタブ固有の設定として保持されます。

DrawSettingsタブ Blend Photorealグループ


■露出/ホワイトバランス調整ツール

NVIDIA Iray描画スタイル使用時には、Draw SettingsタブのAdvancedページに追加の設定が現れます。
これはビューポートのアイコンから使用できる露出/ホワイトバランス調整ツールの設定です。使い方は以下の通りです。

 (1)Draw SettingsタブのAdvancedページのTool ModeをExposure(露出)/White Balance(ホワイトバランス)/Both(両方)からクリックで選択します。
DrawSettingsタブ ツール 設定

 (2)ビューポート上端にあるツールアイコンをクリックします。
DrawSettingsタブ ツール アイコン

 (3)調整の基準となるポイントをビューポートの中からクリックします。

これで、(3)でクリックした場所の色を基準にして露出/ホワイトバランスが自動調整されます。
やり直したい場合は一度Render SettingsタブのTone Mappingグループ、ExposureプロパティまたはWhite Pointプロパティをリセットして下さい。


■シーン編集中のプレビュー負荷を軽減させる

これまでDraw Settingsタブのプロパティを見てきましたが、その大半がビューポートのプレビュー表示の負荷を軽減させるものでした。特にNVIDIA Iray描画スタイルでは満足にスライダーも動かせないほどPCにかかる負荷が大きくなりがちですので、プレビュー負荷の軽減が肝要です。
そこで、NVIDIA Iray描画スタイル時にプレビュー負荷を軽減させるプロパティの組み合わせを考えてみました。それぞれの画像はシーン編集中のビューポートの表示です。
<設定C>の場合Render Settingsタブではフォトリアルモードに設定しているとします。

ちなみに私の環境ではDraw Mode:Photorealのままでの編集中のビューポート(左)と編集完了から数秒後のビューポート(右)は次の画像のようになります。
DrawSettingsタブ プレビュー 軽減設定なし

 <設定A>
General > Manipulation > Manipulation DrawStyle:Switch To Smooth-Shaded Box
Drawing > Draw Mode:Photoreal
Drawing > Manipulation Resolution:Normal
DrawSettingsタブ プレビュー 軽減設定1
軽さでいえば一番ですが、ご覧のとおり編集中はハコが並んでるだけのプレビューになりますので、位置ぐらいしか確認できません。ポーズ編集ならできなくはないですね。

 <設定B>
General > Manipulation > Manipulation DrawStyle:Use Current (Off)
Drawing > Draw Mode:Photoreal
Drawing > Manipulation Resolution:1/4程度
DrawSettingsタブ プレビュー 軽減設定2
割と軽いプレビューなのですが、モザイク状態になりますので細部は確認できません。ライティング編集などに。

 <設定C>
General > Manipulation > Manipulation DrawStyle:Use Current (Off)
Drawing > Draw Mode:Blend Interactive to Render Settings
Drawing > Manipulation Resolution:Normal
DrawSettingsタブ プレビュー 軽減設定3
編集中はインタラクティブモードでレンダリングし、その後自動でフォトリアルモードでレンダリングが始まるという、今回の本命です。編集中でも細部が確認できるのですが、一定のPC性能またはグラフィックカード性能を必要とします。性能が高ければマテリアル編集にも力を発揮するでしょう。

テーマ : 3DCG
ジャンル : コンピュータ

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