Genesis 8 Femaleインタラクティブ・チュートリアル
Category : DAZ Studio 入門
3月ごろ、『DAZ Studio 4.10』にバンドルされるアイテムがいくつか追加されました。
DAZ Install Managerから無料でダウンロードできるようになっています。
その内容は、新しいインタラクティブ・チュートリアル(インタラクティブ・レッスン)『BareFoot Dancer Iray』と『Elvish Fury Iray/3Delight』に使う次のアイテムです。
Rocker Outfit for Genesis 3 Female(s) and Genesis 8 Female(s)
DM's Memorial
Shadow Thief Outfit for Genesis 8 Female(s)
Shadow Thief Outfit Textures
Dark Fantasy Weapons for Genesis 3 and 8 Female
Iray HDR Outdoor Environments
インタラクティブ・チュートリアルについてはこちらの記事をご参照下さい。
BareFoot Dancer Iray及びElvish Fury Irayインタラクティブ・チュートリアルは、『Genesis 8 Female』を使って作成したシーンをIrayレンダリングするという、DAZ Studioの最新チュートリアルとなっています(3Delightレンダリング版のElvish Fury 3Delightも追加されています)。
『Barefoot Dancer Iray』はGenesis 2 Femaleを使用した基本的なフィギュアのチュートリアル『Barefoot Dancer』のGenesis 8 Female版、『Elvish Fury Iray』はそれにカメラ操作やフィギュアのパラメータの調整などが加わったものになっています。


■Genesis 8 Femaleインタラクティブ・チュートリアルの開始
インタラクティブ・チュートリアルは基本的に画面の指示に従うだけで、DAZ Studioの操作を学ぶことができるものです。
レッスンを開始するには、メイン画面右下端のLesson Stripメニューから
『Barefoot Dancer Iray』は「Guided Tours>I - Getting Started>I - Adding a Figure」を、

『Elvish Fury Iray』は「Guided Tours>II - Sample Scenes>Elvish Fury Iray>I - Adding a Figure」を選択します。

Lesson Stripメニュー(Select a Lessonと書いてあるところ)が表示されてない場合は、メインメニュー > Window > Workspace > Eneble Lesson Strip にチェックを入れて下さい。

レッスンは複数の章に分かれたものになっていますが、機能ごとに分けてあるだけでそれぞれの章は短いです。
章の終わりにはシーンの保存(タイトル:Better Safe than Sorry)と次の章への誘導(タイトル:Congratulations)が、

2章以降の初めには保存したシーンの読み込み(タイトル:Open the Scene)がありますが、

そのままレッスンを続ける場合は「Continue」をクリックして次へ進んでしまって構いません。
※ただし、Elvish Fury Irayレッスンの3章の終わりは「Stop [Esc]」をクリックして抜け、Smart Contentペインの「Filter By Context」にチェックを入れ直さないと9章で不都合が起こります。
この他、指示通りに操作しても自動で次に進まない場合は「Continue」あるいは「Skip」をクリックして次に進んで下さい。
各レッスンの各章の内容は次の通りです。
・BareFoot Dancer Iray

・Elvish Fury Iray

■Iray HDR Outdoor Environmentsを活用する
今回インタラクティブ・チュートリアルが追加されたことで、DAZストアで販売されているいくつかの商品を無料でダウンロードすることができるようになりました。私が特に注目したのが『Iray HDR Outdoor Environments』です。
このアイテムは5枚のHDRイメージが含まれた「実写タイプ環境ライティング系ライトセット」で、屋外のHDR画像を使ったものになります。Scene Builderからも使えるようになっていますね。
以下はその内容です。
●環境ライティング設定
場所:Content LibraryペインのDAZ Studio Formats>>Light Presets>Iray HDR Outdoor Environments>Backgroundsフォルダ
Smart ContentペインのRender-Settings>Iray>DAZ Studio Iray HDR Outdoor Environmentsカテゴリ

砂浜、森林、廃墟などのHDR画像を使った環境ライティングのレンダリング設定プリセットです。
※シーンには何も配置されず、IrayプレビューやIrayレンダリング時に背景が見えるようになります。
●カメラセット
場所:Content LibraryペインのDAZ Studio Formats>>Light Presets>Iray HDR Outdoor Environments>Camerasフォルダ
Smart ContentペインのCamerasカテゴリ

各環境ライティングに合わせたカメラセットで、それぞれ5つのカメラがシーンに配置されます。
位置・角度はカメラセットによって少し変わりますが、その5つのカメラは原点位置に立ったフィギュアに対して次のような配置になります。
1 全身 正面
2 全身 背面または側面
3 バストアップ(DOFオン) 正面~側面
4 全身 側面~背面
5 クローズアップ(DOFオン) 正面~側面

座りポーズなどのときは、CamerasノードのY Translateを下げてやれば全てのカメラの高さが下がります。ただしカメラが地面に埋まらないよう注意が必要です。
Iray HDR Outdoor Environmentsフォルダ直下に環境ライティング設定とカメラセットとヘッドランプブロッカーの全てが含まれたアイテムがありますが、既存シーンに読み込む時は環境ライティング設定を再度読み込み直さないとダメのようです。
***
『Iray HDR Outdoor Environments』の「DTHDR-MauiA」を使って一枚レンダリングしてみました。

「実写タイプ環境ライティング系ライトセット」を使う時にいつも気になるのが、背景の明るさとそのライティングとしての光量とのマッチングなのですが、光量が足りないと感じたのでこのシーンではレタッチで人物を明るくしています。
今回の素材はこちら
DAZ Install Managerから無料でダウンロードできるようになっています。
その内容は、新しいインタラクティブ・チュートリアル(インタラクティブ・レッスン)『BareFoot Dancer Iray』と『Elvish Fury Iray/3Delight』に使う次のアイテムです。
Rocker Outfit for Genesis 3 Female(s) and Genesis 8 Female(s)
DM's Memorial
Shadow Thief Outfit for Genesis 8 Female(s)
Shadow Thief Outfit Textures
Dark Fantasy Weapons for Genesis 3 and 8 Female
Iray HDR Outdoor Environments
インタラクティブ・チュートリアルについてはこちらの記事をご参照下さい。
BareFoot Dancer Iray及びElvish Fury Irayインタラクティブ・チュートリアルは、『Genesis 8 Female』を使って作成したシーンをIrayレンダリングするという、DAZ Studioの最新チュートリアルとなっています(3Delightレンダリング版のElvish Fury 3Delightも追加されています)。
『Barefoot Dancer Iray』はGenesis 2 Femaleを使用した基本的なフィギュアのチュートリアル『Barefoot Dancer』のGenesis 8 Female版、『Elvish Fury Iray』はそれにカメラ操作やフィギュアのパラメータの調整などが加わったものになっています。


■Genesis 8 Femaleインタラクティブ・チュートリアルの開始
インタラクティブ・チュートリアルは基本的に画面の指示に従うだけで、DAZ Studioの操作を学ぶことができるものです。
レッスンを開始するには、メイン画面右下端のLesson Stripメニューから
『Barefoot Dancer Iray』は「Guided Tours>I - Getting Started>I - Adding a Figure」を、

『Elvish Fury Iray』は「Guided Tours>II - Sample Scenes>Elvish Fury Iray>I - Adding a Figure」を選択します。

Lesson Stripメニュー(Select a Lessonと書いてあるところ)が表示されてない場合は、メインメニュー > Window > Workspace > Eneble Lesson Strip にチェックを入れて下さい。

レッスンは複数の章に分かれたものになっていますが、機能ごとに分けてあるだけでそれぞれの章は短いです。
章の終わりにはシーンの保存(タイトル:Better Safe than Sorry)と次の章への誘導(タイトル:Congratulations)が、

2章以降の初めには保存したシーンの読み込み(タイトル:Open the Scene)がありますが、

そのままレッスンを続ける場合は「Continue」をクリックして次へ進んでしまって構いません。
※ただし、Elvish Fury Irayレッスンの3章の終わりは「Stop [Esc]」をクリックして抜け、Smart Contentペインの「Filter By Context」にチェックを入れ直さないと9章で不都合が起こります。
この他、指示通りに操作しても自動で次に進まない場合は「Continue」あるいは「Skip」をクリックして次に進んで下さい。
各レッスンの各章の内容は次の通りです。
・BareFoot Dancer Iray
I - Adding a Figure | フィギュアをシーンに配置する。 |
II - Dressing a Figure | フィギュアに服を着せ、服にマテリアルプリセットを適用する。フィギュアに髪を被せる。 |
III - Adding an Environment | 背景セットをシーンに配置する。 |
IV - Posing a Figure | フィギュアにポーズプリセットを適用する。 |
V - Shaping a Figure | フィギュアのシェイプを編集する。 |
VI - Translating a Figure | フィギュアの位置・向きを編集する。 |
VII - Lighting a Scene | Irayプレビューをして、EV(露出)を変更してみる。 |
VIII - Rendering a Scene | シーンをIrayレンダリングする。 |

・Elvish Fury Iray
I - Adding a Figure | フィギュアをシーンに配置する。 |
II - Dressing a Figure | フィギュアに服を着せ、服にマテリアルプリセットを適用する。フィギュアに髪を被せる。 |
III - Adding an HDR | 環境ライティングを設定する。 |
IV - Translating a Figure | フィギュアの位置を編集する。 |
V - Adding and Moving a Camera | ビューポート(カメラ)を操作し、新しいカメラを配置する。 |
VI - Posing a Figure | フィギュアにポーズプリセットを適用した後、腕の角度を調整する。 |
VII - Adding a Facial Expression | フィギュアの表情を編集する。 |
VIII - Adding Ear Morphs | フィギュアのモーフを編集する。 |
VIIII - Adding a Weapon | フィギュアに小道具を持たせた後、腕の角度を調整する。※ |
XI - Rendering a Scene | シーンをIrayレンダリングする。 |

■Iray HDR Outdoor Environmentsを活用する
今回インタラクティブ・チュートリアルが追加されたことで、DAZストアで販売されているいくつかの商品を無料でダウンロードすることができるようになりました。私が特に注目したのが『Iray HDR Outdoor Environments』です。
このアイテムは5枚のHDRイメージが含まれた「実写タイプ環境ライティング系ライトセット」で、屋外のHDR画像を使ったものになります。Scene Builderからも使えるようになっていますね。
以下はその内容です。
●環境ライティング設定
場所:Content LibraryペインのDAZ Studio Formats>>Light Presets>Iray HDR Outdoor Environments>Backgroundsフォルダ
Smart ContentペインのRender-Settings>Iray>DAZ Studio Iray HDR Outdoor Environmentsカテゴリ

砂浜、森林、廃墟などのHDR画像を使った環境ライティングのレンダリング設定プリセットです。
※シーンには何も配置されず、IrayプレビューやIrayレンダリング時に背景が見えるようになります。
●カメラセット
場所:Content LibraryペインのDAZ Studio Formats>>Light Presets>Iray HDR Outdoor Environments>Camerasフォルダ
Smart ContentペインのCamerasカテゴリ

各環境ライティングに合わせたカメラセットで、それぞれ5つのカメラがシーンに配置されます。
位置・角度はカメラセットによって少し変わりますが、その5つのカメラは原点位置に立ったフィギュアに対して次のような配置になります。
1 全身 正面
2 全身 背面または側面
3 バストアップ(DOFオン) 正面~側面
4 全身 側面~背面
5 クローズアップ(DOFオン) 正面~側面

座りポーズなどのときは、CamerasノードのY Translateを下げてやれば全てのカメラの高さが下がります。ただしカメラが地面に埋まらないよう注意が必要です。
Iray HDR Outdoor Environmentsフォルダ直下に環境ライティング設定とカメラセットとヘッドランプブロッカーの全てが含まれたアイテムがありますが、既存シーンに読み込む時は環境ライティング設定を再度読み込み直さないとダメのようです。
***
『Iray HDR Outdoor Environments』の「DTHDR-MauiA」を使って一枚レンダリングしてみました。

Character: | Minami HD and Minami Hair for Genesis 8 Female(s) |
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Hair: | Minami HD and Minami Hair for Genesis 8 Female(s) |
Costume: | Bardot Outfit (dForce Starter Essentials) |
IBL Source: | Iray HDR Outdoor Environments |
「実写タイプ環境ライティング系ライトセット」を使う時にいつも気になるのが、背景の明るさとそのライティングとしての光量とのマッチングなのですが、光量が足りないと感じたのでこのシーンではレタッチで人物を明るくしています。
今回の素材はこちら